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秋の京都(2005年11月20日)

秋の京都へ行って来ました。新幹線を降りてバスに乗り(一人580円で1時間20分)、大原三千院へ、そして宝泉院、寂光院とまわり、夕暮れの6時ごろからライトアップされた永観堂を散策し(大原からタクシーで1時間4000円)、それから疲れたので宿に帰りました。上の写真はライトアップされた宝泉院のものです。(絵葉書から…)
本日は、紅葉の清水から正伝寺と大河内山荘を回り帰路に着いた次第です。(観光タクシーを利用し4時間で17920円)今日は4度目の訪問かな?初めて混んでいる時期に行ってきたのですが、道路が渋滞で今週より来週の方が混むだろうとのことです。と言うのも今年は紅葉が遅いのだそうです。運転手さんの提案で、2度目の大河内山荘の訪問です。紅葉は綺麗でしたね。西山の方が色好きは良かったのです。清水はまだまだの印象でした。あと2週間ぐらいかな?
宝泉院と正伝寺は血天井(伏見城の床板を用いたもの)のお寺だそうです。伏見城で割腹自殺をした武将の霊を慰めているとか言う話です。京都では6つのお寺が血天井を用いているとか…龍安寺の石庭は教科書に載るぐらいに有名ですが、正伝寺の石庭は今ひとつの人気なのですが、比叡山をバックにした素晴らしい眺めなのです。観光客もすくなく、この季節にしては落ち着いた京都を感じることが出来ました。涅槃図の線がお経で描かれており、ちょっと見ただけではわかりません。襖には狩野山楽の作品が無造作に置かれており、小さなお寺なのに。。。
京都の観光は何日も掛かりますね。この季節は人も多く、一度行けば充分かな? 昨日、行った永観堂の放生池周辺の夜の景観は見事なのですが、なにしろ人が多く、丁度、正月の初詣のイメージなのです。歩くのも難しくて…帰りの汽車の中で豪華弁当を食べ、ビールを飲みながら、お腹一杯になってぐっすり寝てきました。旅館はキャンセルのあった炭屋さんとか言う宿でした。俵屋さんに比べると部屋が悪かったせいか、どうも頂けないと感じていたのですが、料理はおいしかったのです。これで機嫌が直りました。係りの話だと本館(旧館?)の方が良いとか…でも、やはりホテルの方が良いかな?オークラよりブライトンの方が好きです。(長谷工の株主だと割引があるのです。)
京都のバスも老人は無料なのかな? ライトアップされた永観堂は拝観料を払うのも行列で20分待ちだったかな? あれだけお寺は儲けるのだから、何故、税金を払わなくて良いのだろう? 京都市民は観光客の訪問で不便を感じていないのだろうか? それなら住民税を下げ、拝観料から税金を取り京都のために役立てたら…清水寺や金閣寺なんか、すごい人気ですものね。以前、京都市はお寺に負けたけれど…税金を納めないのは、何故かおかしい気がした次第です。