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そろそろ…(2006年02月19日)
株の上げ下げは当然のことですね。年末から今回の下げを警戒し予想通り下げたのですが、実際の運用は、気持ちに負け高値でかなりの株を買ったために、追証と言う嫌な言葉を心配する事態になってきました。しかしこの下落により、再びチャンスが広がっている銘柄を発見でき、まぁ、この下げの損失を埋められるだろうと、反面、ほくそ笑んでいます。
市場動向を見ると、トヨタなどに投資信託の買いと思われる流れが続いています。新興銘柄の下げを見ると、この世の終わりのように感じますが、市場の動きは単なる乖離調整だと感じますね。心配なのが個人投資家の影響です。値動きが身上のような、内容のない株を買っているために、同じような考え方をする投資家の懐は浅く、みんなが同じような投資行動を取るのでしょう。その為に売られすぎている銘柄が散見されます。下落率の大きな株を買うチャンスがやってきました。下の表は時価総額が300億円以上の下落率の大きなものを選んだものです。数銘柄、選び投資すれば、かなりの効果を挙げられるでしょう。一例を挙げれば、サイバードは気に入りそうな銘柄です。金曜日の日経流通新聞によると、電子マネー「エディ」を使って販促実験を琉球大学と共同でしている報道がありました。流石、リクルートが選んだ企業です。楽しみになってきました。

どうですか?自分の持っている株が並んでいませんか? そのような人は如何に変動率の激しい銘柄を買っていたか反省すべきですね。これでも時価総額を300億円以上に限定していますから、もっと激しい値動きの株を買っていた人も居るのでしょう。ITバブル時のショックと違い、一部の過小資本銘柄が下がっただけですから、市場への影響は限られ、まもなく、調整を脱するのでしょう。所詮、一部の個人投資家が、今回のライブドアショックの対象になったに過ぎません。故に、深刻に調整動向を考える必要もないでしょう。過剰に信用取引を利用していた人が、投げさせられるだけなのです。だから、投げる人が投げれば調整は終わりだと思います。
かたるが心配している官僚社会主義の逆襲も彼らは大人ですから、自滅行為はせずに程ほどの段階で手打ちになるのでしょう。一部で噂される外資系の買いが入っているというライブドアの行方は、その点でもある意味で注目されます。ピンチはチャンスという言葉がありますが、まさに、そんな段階かな?と気軽に考えている所です。
しかし予断を許さない現象も幾つかあります。イランの行方やイスラエルの問題など中東情勢は不穏な動きですね。勿論、テロも含め、ブッシュ政権は人気がないですからね。日本では武部問題から内閣が飛ぶという物騒な話しまで、株価心理を煽っているようですが、私は気にしていません。どっちにしても今週は形が見えるのでしょう。不安になってオロオロする人は株に向いてないかな? この程度の調整は単なるアヤに過ぎません。不安になるということは、自分自身の投資スタイルに問題があるのですね。この程度の調整をいつも頭に入れ、はやく、チャンスだと考えられるようになってくださいね。兎も角、今週は共に頑張ろうね。