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藤原正彦(2006年03月12日)
最近、藤原正彦と言うオヤジに興味が湧いてきたのです。先ほど、テレビに登場していました。
言っている事が滅茶苦茶なようで、論理が通っているようで…何故か、その馬鹿みたいな発言に惹かれる自分を感じるのです。私は、チャンバラものの小説が好きで、同世代としてはかなり読む方でしょうが…隣の浜ちゃんに比べると通勤時間がないので、読む量はかなり違いますね。しかし大御所さんは一週間に10冊以上は読んでいるでしょうし、隣の浜ちゃんも同じくらい読んでいるのでしょう。僕は今、難しい本を読んでいて、なかなか進みません。小説は面白いので2時間か3時間もあれば終りますが、堅い本はなかなか進まないのです。
証券マンは基本的に暇なのでしょうね。社員時代はかなり忙しい思いをして仕事をしていたような気もしますが、実際は、ノルマ達成は片手間で…、マージャンやパチンコの時間が多かったようにも思います。結局、一所懸命に生きてなかったのでしょう。最近は、このレポート書くために2時間ほど考える時間が増えました。そのせいか、相場の腕も多少上がったのかもしれません。どうも相場観を維持するためには、小説を読むより新聞や雑誌を読まないと駄目なのですね。昔は株式新聞などの専門誌を漁るように読んでいた時期がありましたが、最近は読まなくなりました。代わりに「選択」と言う雑誌や、訳の分からない会員レポートなどをぱらぱら見る程度です。時間があれば新聞を読むようにしています。
僕が毎日読んでいる新聞は日経新聞、金融新聞、産業新聞、流通新聞、日刊工業新聞、読売新聞などです。本当はフジサンケイ・ビジネスアイや日本工業新聞、産経新聞、朝日新聞、毎日新聞なども読めばいいのでしょうが、時間もないし…あの悪名高き日経ビジネスも仕方なく取っています。しかしあまり読まなくなりましたね。日経ビジネスは毎週号に変わり、読むところが少なく、広告ばかりなのです。よくあんな雑誌が世の中にあるものです。読むところより広告の方が多いのではないでしょうか? 本当は他のレポートも読みたいのですが、時間がないというのが実感かな?
私の銘柄選びはお客様の情報に支えられているのかもしれませんね。実はベンチャーリンクなどもお客様からの質問から始まっています。多くの銘柄に心は動かされないのですが…調べると、結構、面白いものを持っているのがあるのです。そういえば、ライブドア事件を考える上で、藤原先生が登場したのでしょう。そうそう、市場原理主義と官僚社会主義を考えていたら、この藤原先生が登場したのです。相手は有名な先生だし…僕はしがない歩合セールスです。でもいつか会って、質問をぶつけてみたいのです。どう反応するのか? 今からワクワクします。
今度、彼の本を数冊読んでみようと思います。早速、アマゾンから注文します。最近は簡単ですね。書店に本を買いに行かなくても、好きな本を数冊選び注文すれば届けてくれますから…
驚いた事に、彼は新田次郎の子供なのですね。僕はお父さんの書かれた小説をかなり読みましたね。そうか…あの思考パターンのオヤジに育てられた子供か…なるほど。ネットを色々見ていたら、奥さんの写真もありました。綺麗な奥さんですね。やはり良い思考パターンの男には良い女が付くのですね。あのオヤジには、もったいないな。
僕は藤原先生とは思考パターンが全然違うのです。武士道などの世界は好きですが、市場原理が世の中を良くすると思っています。…と言うより、それを利用しないと国際競争に勝てないかな? 日本のような官僚社会主義に汚れた国は、一度、市場原理に揺れ動く方向に行ったほうが良いと思っているのです。一度、そちらに政策を振り、向こうの矛盾点が見えてくるだろうから、再び、此方の世界に、揺り戻せば良いという考えでしょうか? 別に市場主義が良いと思っているわけでもありません。ただ日本は、この考え方が不足していると思っているのです。
兎も角、一度、彼の本を読んでみて、もう少し彼を知ってからの話しですね。早速、「国家の品格」など、数冊を注文します。皆さんも一緒にどうですか? 何か本屋さんみたいだな…