豊かな生活を生む投資(2006年03月19日)
新潟は雪がちらつき、東京は晴れていましたが、風が強かったですね。ようやく、最近は昼が少しずつ長くなっていることを実感できるようになって来ました。季節は確実に変化し、時間が経過している様子が窺えます。東京株式市場も、かなり、暖まってきた様子が窺えます。ソフトバンクによるボーダフォンの買収が決まり、これからの孫氏の手腕は見物ですね。本来なら、断トツ有利のNTTグループは、いずれ日本航空のような存在に変るのでしょう。そうして民間活力が溢れた社会が出来上がるのです。総務省の竹中大臣は頑張っている様子です。(僕は個人的にはあまり好きではありません。)
中川政調会長は、なかなかの人物のようです。顔はやくざ的な雰囲気を醸し出していますが、100兆円単位の資産売却が実行できれば、たいしたものです。有言実行をモットーとしているかたるは、実行することは難しいと実感しています。頭の中のアイディアを、現実に移し変える作業は、並大抵の努力で出来るものではありません。不撓不屈の精神力が必要です。さて、中川氏は果たして、本当にやれるのかな?もし実行できるなら総理大臣候補になるでしょうね。政治家は理想を実現させてなんぼの世界です。株屋はお客様を儲けさせてなんぼの世界、一番大切なエキスを出す為に、様々な努力しなくてはなりません。
株式市場を考えた場合、ようやく、調整の脱出が始まったように感じます。今日の日経新聞の週間展望かな? 金利上昇懸念が載っていましたね。馬鹿な話しです。基本的に適正な経済運営が行われれば、株式相場は適度の上昇を続けるのです。三重野元日銀総裁のような無知な総裁が、日本経済を奈落の底に落とし入れたのです。彼はA級戦犯の犯罪者なのです。しかし福井さんは、おそらく、まともな方だろうと考えております。心配ないでしょう。株式は調整を欲している時は、過度に悪材料に反応し、上昇局面のときは悪材料も材料出尽くしになり、好材料に変化するのです。既に市場は上昇局面に入っているのでしょう。強気で対処すれば良いのです。
新高値は切れませんが、おそらく、人気株のソフトバンクも上昇波動に転換するでしょう。既に市場は、調整は脱しているのです。これからボーナス・シーズンの6月まで上昇波動が続くのだろうと考えています。今年から数年は投資信託が一大ブームになることでしょう。数年前、野村證券が野村戦略ファンドを構築しました。例の悪名高き1兆円ファンドです。光通信やソフトバンクを煽り、ITブームを構築した立役者でした。しかし…勇気が必要ですね。注文を断る勇気が…市場に流通する株式は限られたものです。プロならプロらしく…市場を愛さねばなりません。限度があることを自覚しなくてはならないのです。野村にプロの資格があるのかどうか…護送船団方式に護られた日本産業界は、本当の市場経済に移行しなくては…
画一化教育に慣れ親しんだ多くの読者の方に、どの程度、僕の心が伝わるか? 日本は本当に可愛そうな国です。新聞屋が自分達の論理で自分達の利権を守ろうとしています。しかしどうでしょう? 日本のマスコミの姿は、これで本当にいいのでしょうか? 米軍基地移転問題で揺れる構図、一つ取ってみても、おかしな姿が見え隠れしますね。何故、日米安保条約があるのか? 何故、徴兵制度が日本にないのか? 難しい問題に逃げずに、考えねばなりません。仕手グループの煽りに溺れる投資家の姿を見ると、悲しくなりますね。日本人は本当に馬鹿じゃないのだろうか?
しかし料理をみると、やはり日本は一番だと感じます。食に長けている民族は優秀ですね。だから、僕は方向性さえ確り与えてあげれば、必ず、投資の世界でも優秀な市場が構築されると思います。グリーンピア事業などみると、悲しい予算の使い方がされています。市場が予算権を獲得すべきですね。だから郵便預金が投資信託に流れることは非常に素晴らしいことなのです。郵政民営化の意味を考えれば、日本株式市場は薔薇色なのです。良く考えて下さいね。自分なりに投資の流れを考えれば、簡単に市場展開が読めるようになります。そうすれば300万円の年収の人も、1000万円の年収の人以上の暮らしが出来るのです。考え、投資をすれば良いのです。
自分で切り拓くのはなかなか大変です。かたるは自分だけで道を彷徨い、ようやく、少しずつ本物に成りつつあります。しかしここまで到達する為に、色んな紆余曲折のいばらの道を歩まねばならなかったのです。毎日、読んでいただければ、少しでも時間を補えると考えています。頑張って下さいね。