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あぁ税金、どうなるかな?(2007年04月08日)
今月は所得税の不足分が400万円、消費税が400万円合計800万円の税金を払わねばなりません。確かに、私の所得は過去3年間の平均が1億円近くになり、一般的に見ればお金があると思われているようです。必要経費が年間2000万円として8000万円が課税対象で、4000万円が税金で生活費が1000万円だとすれば、毎年、3000万円ずつお金がたまる計算です。その為に今月、初めての税務調査を受ける事になりました。どうなりますか…
しかし仮に追徴課税をされても実際は払うお金がありません。何故なのでしょうか? まぁ、丼勘定のかたる君のことですから理由を考えることもしないでしょうが…。確かに面白いもので車を買ったのは2004年かな? それまで12年ほど乗っていたボロ車を世間一般で言う高級車(800万ほど)に変えました。そうして家を作ろうと思い、2005年だと思いますが土地(2500万円の内1250万円は借金)も購入しました。
この頃は豊だったですね。お金がドンドン入ってきて、友達に今までの借りを返すことが出来ました。身内の最終的な借金の清算がついたのが2006年の1月です。この年にかみさんのおふくろさんへ300万円の借金を返したのが最後になります。正直に言えば死んだおふくろには借金の返済をしていません。当事者が死んでしまったし、回りは借金の事実を分かりませんからね。
お袋名義の田舎の土地を売り、なけなしの老後の資金をすべて使いきり、晩年のお袋は惨めな老後を強いられていたわけです。なけなしのお金を全て馬鹿息子のために使ったのですから…挙句の果て、最後に残った自宅をサラ金の担保に入れられ、尚、借金を重ねる馬鹿息子を彼女はどう想っていたのでしょうか? 生活がよくなったのは2003年の話しです。この年の収入が4607万円、前年度が662万円ですから天と地の差です。
2003年はみずほ銀行が底入れした年です。生活が安定した僕は毎年末に寄付をしています。多いときが50万円少ないときも10万円です。本当は1%なので100万円ほどすべきなのですが…トホホ…。何故か年末はお金がないのです。毎年、寄付先を考える時に思うことがあります。財務省が認める法人でないと寄付の税制優遇処置が受けられないのです。特定公益増進法人と言う認定を財務省がして、その団体は税金を免除される寄付を受けることが出来ます。
そのリストは此方です。
どうでしょう。各省庁の天下り先がずらりと並んでいますね。つまり国民は自分でお金の使い方を決めちゃいけない。…と言うことなのですね。
日本では、何故、間接金融が中心で、株式市場などの直接金融市場が栄えなかったか? 間接金融なら許認可権でお金の流れをコントロールできるからですね。直接金融で企業に直接お金が流れると、企業のお金をコントロールできないからです。千葉商科大学の吉田先生の講演を先日聴いて、なるほど…そう言うことなのだな。と感じた次第です。民衆の「民」と言う字は目を刺すという語源で、めくらにさせることを、役人は狙っているのだなと感じました。情報を与えない。そうすれば真実が分かりませんから…。報道機関は役人と同じ仲間なのです。
このことを知っているアメリカは、盛んに新興企業にお金を回し、既得権のある放送会社を買収しようとしています。しかしいつも日本の役人の壁に敗退していますね。ソフトバンクによる朝日放送、ライブドアのよるフジテレビ、そうして今起こっているのが楽天によるTBS問題です。小泉政権はある意味で画期的な歴史を進めました。2003年はやり過ぎとも思える構造改革が進みました。その背景には小泉首相とブッシュ大統領の2001年6月の首脳会談での「日米投資イニシアティブ」の合意が背景にあります。この流れが現在も続いています。
詳しくは此方…
5月に始まる三角合併もその一環で、安倍政権はこの路線を継続しています。相場の焦点はここにあるのでしょうね。詳しくはビスタニュースで考えてみようと思います。それにしても、日本と言う国は頑張る人を苛める国ですね。「出る杭が打たれる」なんて、政策や社会風土は変えねばなりませんね。