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浜離宮(2007年04月15日)
昨日は浜離宮へ行って来ました。桜といえばソメイヨシノですが、浜離宮は八重桜が有名なようです。残念ながら、今日までが最終日のライトアップ期間中です。夜の21:00までやっており、入場は20:30までだそうです。都会の高層ビル群と東京タワーに八重桜のコントラストはまさに神秘的な佇まいを見せており素晴らしいと思います。僕が行ったのは夕方です。時間は18:00頃から19:00頃の間で夕暮れ時です。
西に沈む太陽の明かりが、空をオレンジ色に染めており、青い空にだんだん変化して最後は黒い空に変わって生きます。一番星が深い青色に輝く姿と東京タワーのオレンジ色は絶妙な取り合わせですね。手前には八重桜が可憐な姿をみせています。入場料は300円でこのひと時を買えるとは…価値のある時間でした。良かったら、今日が最後ですが、天気がよければ行かれたらどうでしょうか?
調べてみると浜離宮は甲州藩の下屋敷跡だとか…昔の大名家と言うのはすごい力があったのですね。柳沢吉保の所領だったらしいですね。なるほど彼は自らの権力を誇示するために接待をしましたからね。賄賂政治が横行する元禄時代の大老だから納得します。賄賂などを嫌う公正な社会を実現したい僕ですが、バブルも賄賂も認めるのが人間らしくて良いのかもしれないですね。そのような馬鹿な人物が出てくるから豊かな文化が育つのでしょう。その為には賄賂に便宜をはからう汚職役人が必要になる。
役人は権力を使い自分達の存在感をアピールするわけです。その為に元税務署長は税理士になれて、豊かな老後を送れるわけです。その姿を見て安い給料で税務署員は働くわけだから…つまり天下りと言う制度を頭から否定すれば、この世の仕組みが壊れてしまう。公務員改革法が坂篤郎(さか あつお)氏の官房副長官補の活躍で骨抜きになったといわれていますが…政治家と役人の力比べでは、まだまだ役人の方が上なんでしょうね。
国内の馬鹿な争いをしているうちに、中国は日本との通信でのお株を奪おうとしています。守勢のNTTでは出来ないのですね。しかし勝者のKDDIもなかなか動きません。ジレンマを感じていたら中国網通の登場ですか…。インターネットの覇権はアジアで維持しなくてはなりません。迎賓館を造った孫氏にその野望はあるのかな? 憂いが広がる日々が続きます。