石油化学(2007年07月22日)
素晴らしいね。やはりインターネットは…と実感できるのを見つけました。それと同時にかたるが批判している官僚の天下りの温床のこれは独立法人かな?…も効率性は問題でしょうが価値がある仕事もしているのでしょう。しかし一方で要らない社団法人がたくさんありますね。社団法人 日本芳香族工業会って何をやっているのか? 石油化学工業協会などと統合できないのでしょうか?
まぁ、兎も角、今日は私が苦手な化学工業を見てみました。実は最近の新聞報道を見ていると、鉄だけでなく化学品も伸びているというのです。本当かな? 疑い深いかたるは、インターネットで実際に調べてみました。一部の製品で輸出が伸びています。金額的に大きなものは二種類だけでした。バラキシレンとスチレンモノマーです。しかしこれは何に使われるのでしょう?

この基礎的な石油化学を勉強する為に石油化学工業協会によくできたホームページがありましたのでご紹介します。いや実に良くできていますね。勉強になります。株屋も大変だね。新聞記事の裏付けを求め、資料を探し検証し、株価の推移と業績をチェックする。それでも相場の読みがハズレ、株で損をするから尚大変。はぁ~。
さて、冒頭のバラキシレンとは…?
キシレン自体は塗料、印刷インキ、農薬等の溶剤に使用される液体なのだそうですが…
どうも頭にパラがつくと高純度テレフタル酸、DMT(テレフタル酸ジメチル)の原料となると解説されていました。高純度テレフタル酸はPTAとよばれ、ポリエステル繊維やペットボトルの原料なのだそうです。わが国のトップメーカーは三井化学、三菱化学です。
もう一つのスチレンモノマーは、合成樹脂(ポリスチレン、発泡ポリスチレン、ABS樹脂、不飽和ポリエステルなど)や塗料などの原料として広く使用されています。主要メーカーは旭化成ケミカルズ、出光興産などです。
これは勉強をさらに重ねる必要がありそうです。サッパリ分からない。なんと石油化学品の出荷額は24兆5千億円とか…鉄が騒がれていますが、14兆円の規模だそうですから…少し勉強しないといけませんね。石油化学は幅広くプラスチック製品、化学繊維、ゴム製品、その他関連製造業(塗料、石けん、洗剤、界面活性剤、接着剤)などから成り立っています。