思わぬ相場の真実が発見できる

コラム

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不満大会(2008年05月11日)

日本の国を考えると、ずいぶん変わった国だな。…と最近思っています。昔はそんなことを考えなかったのです。しかし株価を考え、自分の行動を考えてみると自分の考え方はおかしいのかな?…と、他人と違うのかな?…と、思うことが良くあるのですね。昔は気づかなかったのです。駐車違反の罰金を払わない奴が多くいる為に法律が改正になったり…NHKの受信料もそうだし、年金も健康保険も…日本と言う国は知らなかっただけで、いい加減な国なのですね。インターネットの普及で色んな資料を見る機会が増えて、真実を知ったことがたくさんあります。孫さんのおかげですね。NTTでは情報が管理され、これほど発展しなかった。

今度は携帯電話です。実は日本はモバイル・コンテンツの先進国なのですね。ビスタニュースの原稿を書き上げて、今日のテーマは「売買手法とモバイルの話し」を書きました。原稿を書くのは大変です。資料をグラフ化するために、なれないエクセルを駆使して、試行錯誤の有様です。思ったような資料を探す為に、あっちに行ったりこっちに行ったり…この無駄な時間がもったいない。優秀な人ならば記憶力が良いし、一度、検索したら覚えているのでしょうが、普通以下の僕には、なかなか…。大蔵省に行った友達が良く話していました。キャリアの1時間の仕事量は、僕がやると3倍掛かると…分かりますね。その意味が。やはりキャリアは優秀です。同時に馬鹿ですが…。僕のような馬鹿は別の感覚が発達しているようです。やはり人間と言うのは色んな能力があるのでしょう。適材適所は重要な事でしょう。

話は変わりますが…日経ビジネスに「こんな行政はいらない」との特集が載っているようです。まだ読んでいませんが…たぶん僕と同じような考えなのでしょう。消費庁発言を聞いた時に、またか…とあきれたのを覚えています。今度は移民庁?
それならば、経済産業省や厚生労働省を潰せばいい。ついでに農林水産省も…今は名称が変わっているかな?あきれる感覚です。

だいたいマスコミが騒ぎからおかしくなるのです。
「みのもんた」の「ほっとけない!」などみると、呆れますね。どんどん馬鹿な国民を教育しています。一見すると、まともなように聞こえますが…あの報道が悪法を作っています。例えばサラ金地獄です。その為に改正貸金業法が改正されました。私は歩合給なので日本の国の例外中の例外なのでしょう。国民金融公庫の教育資金の融資が受けられないのです。あれは年収の上限既定があるのですね。収入が多いと貸してもらえないのです。おかしいでしょう。ビックリです。実は税金を払うために、学費が払えなくて昨年借りに行ったら、確か年収上限制限が1000万だったかな? 僕の前年度は1億を越えていましたからね。税金は翌年に徴収されるのです。相場で失敗し追徴もされ税金を払えなくて…トホホ。全ての日本の仕組みが平均的なサラリーマンを基準に作られているのですね。個人事業主など対象にしてないのです。サラ金を利用するのは個人事業主でしょうが、個人事業主はお金がなければ自分の給料を下げて対応しますね。ところが年収規制があるために、多くの個人事業主は短期の困難を乗り越えられなくなる。故に倒産が増えているのです。僕もその対象になります。

サラ金問題を考えると、この国はやはりおかしいと思うのです。サラ金業界の低迷は二つあります。一つは年収規制、もう一つは過払い請求への対応です。この法律は常識でおかしいですね。過去に払った利息を法律が変わったので、以前に遡って過去の分を払いなさい。と言うのです。こんな馬鹿な…。考えて下さい。新製品のパソコンを30万円で買いました。ところが半導体などが安くなり、2年後には同じ製品が20万円になりました。サラ金法の改正や最高裁の判例は、この差額10万円を、パソコンを買ったユーザーに対し、メーカーが払いなさいと言うものです。同じような理屈ですね。過払い請求権と言うのは…、僕には理解できません。故に僕は過去に多額の利息をサラ金に払いましたが、請求の裁判を起こしていません。法律より自分の生き方が大切だと思っているからです。

そりゃ、僕は馬鹿じゃないから思いましたよ。世の中の金利が1%や2%程度なのに、サラ金が暴利を貪って28.9%かな?も利息を取っているなんて、おかしいと…。案の定、サラ金法が改正になりました。今度は18%かな?この上限金利はケース・バイ・ケースで変えるべきでしょうが、役人が決めることではないですね。正常な市場経済が発展していれば、利息が下がるのが普通なのです。役人が決めることではありません。でもおかしいことは過去の利息の返還を認めることですね。異常ですよ。法律が遡って効果を発揮するとは…。例えば、ふだん時速60キロで走っている道路の速度が、今度、法律で40キロになりました。速度感知器が設置されている路線で、可能な限り新しい法律の速度40キロを基準に、過去の速度違反を取り締まっているようなものです。明らかに法律が異常ですね。最高裁の過払い請求の判例はそんなようなものです。

年収制限も、過払い請求も、おかしいからサラ金株が買えるかな?と考えてもいるのです。でも株価は上がっていませんが…日本の国は後になって、前の行動を取り締まるのですね。忘れた頃に税務署がやってきて過去3年分の資料を…さらに5年分の資料を…とやるわけです。なるほど…今回の追徴は良い勉強になりました。これが世の中なのですね。農林水産省は農家を保護する為に、逆に農家を衰退させました。市場原理を取り入れずに新規の参入を認めない。…と言う発想がおかしいですね。農地は一般の人が買えないのです。この矛盾を突いて金儲けを企む奴がウジャウジャいます。農地を買って種目を宅地に変換させ高値で売却する。政治家と行政側の裁量で「線引き」が実施されます。世の中おかしいですね。例の毒ガス事件も…税金が無駄に使われて賄賂に消える。兎に角、僕の目から見ると日本の国はおかしいのです。

ようやく、パチンコ屋の換金の金価格が変わりましたね。パチンコ屋で玉を、金がケースに入った景品に変えるのです。その金が1gこれまでは2500円だったのです。ところが金の相場が上がって景品を換金せずに、他で売る連中が増えたのです。等価の換金システムの店では、パチンコ玉を100万円分買ってそっくり100万円分の景品に買え、その金を他で転売すれば、およそ3100円ぐらいだから2割以上儲かりますね。このような連中が増え景品が不足してきたのでしょう。慌てて今度、その景品を3500円にしましたね。こんな換金制度も矛盾していますね。パチンコ屋で現金に換えさせればいいのに…間に人を入れて…馬鹿なことです。

このような制度を見ると、日本と言う国は「本音と建前」があり、矛盾した非効率な仕組みの国だと分かりますね。国鉄が赤字で苦しんで民間になると好業績企業に変化する。行政など必要なのでしょうか。県や市町村を合併させて道州制にすべきなのです。農業も何故、商社が海外に行くのでしょうか? 日本で何故、農業が出来ないのでしょうか? 兎に角、矛盾だらけです。今日は不満大会ですね。ハハハ…株が下がってきたからね。