思わぬ相場の真実が発見できる

コラム

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軽井沢(2008年07月06日)

急遽、軽井沢に行く事になり、準備もそこそこに、兎に角、新幹線に乗りました。考えてみると友達の別荘に行くのは3年ぶりです。彼の別荘は軽井沢銀座から歩いて10分ほどです。旧軽井沢は地価も高いそうです。鹿島の森が一番高く、およそ坪80万~100万円もするのだそうです。鳩山一族からロッテの重光さん、東レなどの企業の保養所が数多くあります。雲場池のほとりを散策したり自然の空気を満喫してきました。

何故、この時期に急に行く事になったのかといえば、蛍です。軽井沢には蛍の里と言う場所があり、この時期に蛍が見られるのです。友達の話では来週ぐらいまでがピークだそうで…残念ながら来週は予定があり行けないのです。前から行きたかった軽井沢の蛍をみるチャンスがないのです。だから慌てて行く事になりました。

田んぼの近くを小川が流れているのでしょう。三日月の新月に近い上弦の月です。小高い山を背景に月が幻想的な色を漂わせ…せせらぎの音、遠くにカミナリがひかり…ピカピカと…蛍がひかりを消したり、つけたり…。田んぼの香りがします。とっても、のどかな場所で農道をブラブラと月明かりを頼りに歩くのです。

やはり、証券マンの性です。気になるのは軽井沢の別荘の価格です。彼は1億円ほどで、その別荘地を買ったそうですがピークから1/5になったので、そろそろ良いと思って買ったのだそうです。所がその後、価格は更に下落し半分になります。つまりピーク時から1/10になったのですね。そうして昨年、2億円で買い手があったのだそうですが売らなかったそうです。

景気が良い時は旧軽井沢では、土地を探すのは難しくなる場所です。勿論、軽井沢でも色々あり北や南ではもっと価格の安い物件がゴロゴロしています。しかし昔からの場所に限定すると、なかなか売り手がないのが現実です。しかし相続税も高く大変らしく最近では表札に二人の名前が出るケースも結構あります。兄弟の共有名義で所有するのでしょう。しかし問題は維持管理費です。定住すれば税金は安くなりますが、別荘地での使用は贅沢品の価格になり高くなるそうです。庭の手入れも大変です。

最近は混んでいる軽井沢。気温は21度くらいで…下界の30度を越える気温と10度近くも違うのです。やはり頑張って相場で儲けて、一流の別荘地がいいかな? 基本的に1000坪で100万と言うことは10億円ですね。トホホ…。株式相場が活況を呈せば何とかなりそうですが…12連敗ではどうもこうも…