思わぬ相場の真実が発見できる

コラム

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モラルの低下(2008年08月24日)

最近、色んな資料を見るたびに考えさせられるのが日本国民のモラルの欠如と言う問題です。私も政策批判をしておりますが義務と主張は違う次元の話です。私は相場観の読み違いで所得が大幅に減り納税に苦しんでいます。私のような個人事業主は翌年に前年度分の納税義務があるのです。だから相場の読みを間違えて、お客様に迷惑をかければ制裁として所得が減ります。当たり前ですね。分納を実施しても細々と払っているわけです。

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国民年金がもらえないかも知れないから払わないとか、社会保険庁が怠慢だから払わないとか…いう話はおかしいのでしょう。義務は義務です。自分に科せられた義務を実行してはじめて権利が主張できるのでしょう。国民年金も払わないなんて日本国民として日本に生きているのが恥ずかしいと感じるのが普通でしょう。このような発表資料を見ると悲しいですね。最近ネットが普及して駐車違反を払わない人があんなに大勢いるなんて驚きでした。既に法令が改正されましたが、あのデータを見てビックリしました。NHKの受信料も同じです。

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いつから、日本人はこんなレベルの民族に成り下がったのでしょうか?
1985年辺りに始まった失政が長く続き、役人が自分達の責任を取らなくなったのが切っ掛けかな?とも考えます。未だに1989年からのバブル崩壊の後遺症を引きずっている処置の仕方は、やはり失政以外、何ものでもありません。実にまもなく20年です。景気の低迷が20年も続けば荒廃するのは避けられないのでしょうね。最近、犯罪も増え検挙率が落ちているにもその表れでしょう。景気が良くなれば犯罪は減るし検挙率も上がります。やはり豊かにならないと駄目ですね。