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コラム

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土俵は一緒(2008年11月16日)

今週はレッドクリフを観てきました。
三国志は吉川英治の作品を中学生の時に読みました。劉備玄徳がお母さんの為に、お茶を求めに行く所から物語りはスタートして、張飛と関羽に出会い諸葛亮孔明を三顧の礼で迎え入れるプロセスは非常に感銘深いものでした。しかしレッドクリフは既に国が作られた後の話で曹操と戦う物語でした。戦闘シーンが多く進行テンポが遅い印象を持ちましたが壮大なスケールで面白かったです。シナリオにもう少し工夫があっても良いと思いますが…劇場の入りは良かったですね。流石に宣伝費をかなり使っているのでしょう。第二部は来年の上映だそうです。これだけの人を使うので制作費も莫大なのでしょう。

今度、暇になったらテレビゲームの三国志もやってみたいものです。ゼルダの伝説やファイナルファンタジーはやったのですが…。コーエー絡みの作品はやったことがありません。
最近はまっているのが、サミーのネットパチンコやパチスロです。有料ソフトですが、なかなか面白いのです。昔のパチンコ台があります。平和の相撲とか…三共のパワフルとか…

最近は本を読む時間が増え、2日で1冊程度、読んでいるのでしょうか?
くだらない小説が中心ですが…この年になって、いろいろ考えさせられるのですね。
人生の悪戯というか…やはり運と言うのはあるのでしょうね。楽天の三木谷さんとライブドアの堀江さんと、一体、何が違うのでしょう。やはり運なのでしょうね。やっていることは大きな違いがあるとは思えません。それとも人間的に違うものがあるのでしょうか?

僕は少ない金額ですが自由になる時期がありました。銀座のクラブで一晩に百万円単位で使う人間も居れば、数万円を使う僕も同じ空間なのです。株式相場でも10万円の損金も数億単位の損金も同じなのです。人間の環境において、自分の度量が最後の価値観を決めるのでしょう。度量のない奴が、気取って数億円の大金を失って平然としていても…最後の数万円で勝負が決まります。追い込まれれば人間、お金のタガではありません。
僅か弐千円、参千円の世界でも、数億の世界でも同じなのです。立場が変われば同じ感情の争いなのですね。

証券マンを何年も真剣にやっていれば、お客様の度量に触れる事があります。
こんな経験はしたくはありませんが、追い込まれれば追い込まれるほど、人間性がむき出しになります。最後の一線は越えてはなりません。男がギリギリ耐えられる線で踏みとどまる。最後は人間の誇りも捨てねばなりません。最後の一線を守れるか切れるかどうか。そこで男の価値が決まるのでしょう。今日の前半はしらふ…後半は少し酔っています。
偉そうに…すみません。