思わぬ相場の真実が発見できる

コラム

« 乃木大将 | 最新の記事 | 白書は面白い »

お風呂屋さん(2008年12月14日)

今日は近くの風呂屋に行って来ました。通常2300円の入浴料が1800円と言う広告に釣られて月島から4つ目の両国の駅まで出向きました。たぶん初めて広告を見たのでしょう。いつもは車でお台場の大江戸温泉まで行くのですが…この江戸遊とか言う風呂屋は子供の入場が規制されており大人だけの風呂屋です。なんと岩盤浴が入浴料に含まれておりなかなかでした。まず30分岩盤浴をして汗をかいて韓国式の垢すりをしてもらい、食堂でレモンサワーを飲んだあと東洋式マッサージを受けて帰ってきました。マンションの隣にジムがありサウナはいつも入れるのですが…岩盤浴はありません。あの仕組みはどうなっているのでしょう。ただヒーターで石を暖めているだけなのでしょうか? 

むかし埼玉のほうまで遠赤外線で体を温める風呂屋に行きました。あの仕組みは良かったのですが、何故か、潰れたのです。一時ブームになった温泉は経営が厳しいのでしょうか? そういえば西葛西でよく利用した風呂屋さんも売りに出され最終的にオリックス系の不動産会社が買ったそうです。まぁ、どの事業も3年程度赤字なら駄目なのでしょうね。私は以前、よく再生銘柄を手掛けました。赤字から黒字に復活するパターンですが上手く軌道に乗れば良いのですが、手掛けてみて分かるのは、なかなか経営者の思うように回復しないことですね。やはり経営者の計画より実際に数字が黒字になり営業キャッシュフローが増えてくるまで注意深く見守るほうが得のようです。

この観察期間はかなり長い時間が掛かります。2年や3年程度、景気循環から言っても仕方ないことなのでしょう。経営者により、折角、業績が良くなっても、その利益を再投資するケースが多く、ずっと思うように利益が上がらないこともあります。利益を出すかどうか経営者次第なのです。株もなかなか難しいものです。世間では不景気、不景気と言っていますが、どの程度の現象なのか? まぁ、私の場合は悲惨の極みと言うイメージです。しかしまた喰えるので何とか生きていますが、あと、どの程度持つかどうか…。今年の夏に用意したお金もまもなく底を付きますからね。株が上がらないと、どうにもなりません。でも世間の報道や世相を見る限り、ようやく出口が見えてきたようで少し安心しています。

ベストセラーなのですね。五木寛之の「人間の覚悟」と言う本は…。鬱の時代は覚悟が必要だと述べています。明らめる事が新しい時代の出発だとか…なるほど時代を上手く捉えているようで話題になったのでしょう。しかしマスコミの人達と付き合うと分かりますが彼らは時代を追うことには長けていますが、ブームは終わりを告げている事を知っているのでしょうか? 投資銀行業務のカラクリ本が人気になり、イギリスでも「シティーボーイ」と言う暴露本が売られていると言います。アメリカでは空前規模のねずみ講が発生したとか…世界中で同じような現象ですね。時代の性なのでしょう。東京は雨が上がり、月が出てきたようです。今日は寒い一日で風邪などひかれぬように、充分の睡眠と規則正しい食事が必要なのでしょう。ようやく寝不足が続く市場からも解放される日が近いように感じます。