ピンチはチャンス(2009年02月15日)
橋下と書いて(はしもと)と読むのだそうで、知りませんでした。最初は橋本だと思っていたのです。大阪府を立て直すのは次第に難しくなります。最初は無駄が多いので簡単ですが…。彼は頑張っているようで、先ほどテレビで官僚批判をしていたとか…。
やられても、やられても次々にこの手の人間は現れます。オリックスの問題も郵政民営化に反対する官僚の巻き返しなのでしょうが、何故か本質を突いていない報道がされているようです。郵政民営化の意義はお金の流れなのです。郵貯や簡保のお金が、財政投融資と言う形になって、官僚の支配下に置かれていました。ところが民営化になると、その支配権が変わるので困るのでしょう。
権力とは予算の配分権の問題です。
ライブドアはフジテレビの官製報道権の問題です。作られた報道により国民をマインドコントロールするのです。サラ金法は妬みかな? 武富士に天下った大蔵官僚の扱いがひどかったという仕返し論があります。グッドウィルは官僚の面子を汚した見せしめ。世に出る人は問題点が見えていますから、矛盾を突くのですね。公共事業投資の地元負担が話題になり、昔は知らなかった問題です。世の中が成長していれば文句など出ないのです。農業の補助金政策も公共事業投資も皆が食えるようにと、繰り返した彌縫策(びほう)で、その仕組みの制度疲労が原因です。社会保険庁のようなものでしょう。
きっと彼らには、僕のような人間の考え方は分からないでしょう。まもなく時間切れです。2006年からの方針転換は無駄な抵抗だと思うのです。消費税の値上げまでの辛抱だと思っているのかどうか…。道州制もどうなっているのかどうか…。市町村の合併により要らない人員が排除され、結局、派遣社員問題も社内失業者の延命だったのでしょうね。
どの会社も本当に働く人は僅かです。真剣になって頑張ると、日本の矛盾に邪魔をさせれます。最大の社内失業者は役人だからです。国会議員の削減を打ち出せば自民党は選挙で、いい勝負になるでしょう。自ら痛みを越えないとなりません。
株屋が日本を考えているのに…何しろ、今の流れでは日本株の価値が下がりますからね。チャンスですね。ロシアが資源安から混迷し日本に活躍の舞台が来ています。いろんな意味で日本株は上がる素質があります。ベトナムへの投資もアジアの覇権を握る為の礎になるでしょう。いつまでも清貧思想などやってないで、早くチャンスを生かすべきですね。どうしてみんな国内ばかり向くのでしょう。日本の舞台をアジアに広げるチャンスなのですね。ジャンジャンお金を使えばいいのに…。僕が嫌いだった新日鐵はブラジルとベトナムに投資をしましたね。国内ではなく舞台をアジアの覇権に広げるチャンスです。