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夢を語りたい(2009年09月13日)

日本航空がデルタとか、エールフランスから資本提携と言う話しが出ています。国土交通省の天下り役人から脱却できない民間企業と言うイメージです。既にJRもJTもNTTも民営化され上手く行っているのに…。残念ですが市場原理の洗礼を受けるいい実例でしょう。多額の年金を支える古きよき時代を維持できない日本を象徴しているような出来事です。私がJAL、IHIをそしてブルドック問題を批判しているのは理由があります。何れも市場原理を歪めているからです。フジテレビもTBSも同列ですし、北越製紙も東洋電機も同じ土壌にあります。東洋電機などはいい刺激になったようで、最近、頑張っていますね。

日本はガラパゴスのような存在です。
よく言われますね。携帯電話の技術でよく揶揄されて使われます。3Gの通信技術は世界一と言われますが、日本の携帯電話は世界に普及しませんでした。パソコンもアメリカにやられました。NECの技術は素晴らしいと評価されましたが、世界標準に出来ませんでしたね。三菱重工や日立製作所が高収益を謳歌して、世界の値嵩株になるのが当然の経済環境なのですが、内向き思考の仲間争いをしてるのが、日本企業なのでしょう。ここでも村論理が日本人の意識障害になっていますね。

損をして得を取れ!
目先的な利益より普及を念頭に行動するのが、デファクトスタンダードを獲得できる理念なのでしょう。何か日本人は考え方が小さいですね。政治にしても全てが足のひっぱり合いです。ホリエモンを擁護するわけじゃないですが、世界で時価総額一番と騒いでいたあの姿勢がないのが嫌いです。なんでも規則、規則。今は資格、資格…。肩書きばかり気にして、誰かが罪を犯すと○○の社員とか…。飲酒運転だと役所だとか警察官だとか…。モラルを問う声を盛んに聞きます。しかし会社は関係ないですね。NHKの社員も、教員も人間ですから罪を犯す人がいるのは仕方がないと思います。会社の姿勢が問題にされているとは思いません。昔は○○村の出身とか言われたのでしょうか?

兎に角、閉塞感に満ちた社会構造は、足の引っ張りあいを生む構造に変化しています。
一番大切なのは、のびのびと一所懸命に生きれる社会の構築ですね。法律よりも人間が生きているのであって、生きる為の法律です。法律を守る為に生きているのではありません。間違っている法律は改正するべきでしょう。何故、細かいことまで規制される印象を受けるのでしょう。要するに取り締まる側の人間が増えすぎたのでしょう。民主党は2割の公務員の経費カットを公約にしていましたが、先ずは実践して欲しいですね。早く新規採用を減らせば、団塊の世代の大量退職がありますから容易にバランスが取れるでしょう。

はやく夢を語れるインフレ社会への転換を望む次第です。