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小沢問題か…。(2010年01月17日)

民主党の小沢さんの土地取引の問題が話題になっています。
おそらく地検は収賄を狙っているのでしょうが、あれほど小沢氏が国家権力の乱用を言うからには、真実は政治資金記載法の記載漏れだけなのでしょう。日本の法律は非常に曖昧に作られています。理由は役人が法律だからです。故に日本が捻じ曲がったと考えるのが妥当だと思います。鈴木宗雄の事件辺りから、どうも常識の拡大解釈が横行しているように感じます。地検にも言い分はあるでしょう。おそらく水谷建設側は贈賄容疑を認めているのでしょう。公共事業の見返りにお金を渡したとの認識なのでしょう。しかし小沢さん側は単なる政治献金の一環と思ったのでしょうね。このお金がやましいから政治資金の記載を排除したというのが地検側の見方なのでしょう。

新聞をよく読んでいるわけじゃないから詳しく分かりませんが、コンプライアンス規制でいつも調べられる側の人間として様々な噂などを総合すると、今の検査体制を含め行き過ぎた法解釈が横行していると考えています。私は鳩山さんの贈与の問題の方が事件としては問題だと考えています。明らかに脱税ですから…。知らなかった…で、通る問題かどうか…。

まぁ、どっちにしてもいい加減にして欲しいのです。
政治の金の問題は口利きで公共事業の入札が出来る時代ではないし、むしろ本当に贈収賄が立証されるなら、そのシステムが問題でそちらが焦点になるべきです。自民党も程ほどの対応にして、むしろ政策論争に国民の目を向けるべきでしょう。その意味でマスコミの悪さが目立ちます。いつまでもこんな次元の報道しか出来ないから、日本が悪戯に「失われた時代」を過したのです。むしろ問題はデフレ状態でこの責任は何処にあるか?色んな意見討論を行い、新しい日本の成長戦略に国民の目を向けるべきですね。

いつも思うのですね。マスコミの考え方は貧困ですね。
競争原理が確りと働かないから、このような馬鹿げた報道が続くのでしょう。その意味でフジテレビとライブドア事件やTBSと楽天などの事件は時代に流れで、既得権勢力と新しい時代の戦いですね。報道姿勢を変える報道機関が欲しいな。NHKぐらい、もっと考える報道を増やすべきでしょう。金融政策は非常に大切なのですが、何故か、日本はお金の問題を軽視しています。日本はいつまでも三流ですね。残念です。