しきたり(2010年01月24日)
少し前まではNY市場が下げると嫌な気持ちになりましたが、人間と言うのは不思議なものですね。最近、少し儲かる市場になり気分が随分と変化しています。まるっきり駄目な市場には戻らずに、何らかの物色の動きがあると言う読みが強いからですね。理由は何度もいいますが昨年末に読んだ外資系のレポートです。今頃、気付くのですから「あとの祭り」ですが、2006年にあれほど日銀がベースマネーを減らしたので、経済がデフレになり株価が下がるのが当然ですね。清貧思想が背景にあり日銀まで馬鹿な行動を採るのだから…この国には実力者が上に行くと言う仕組みが確立されてないのでしょう。古いしきたりで若者を縛るべきではありませんね。
「能ある鷹は爪を隠す」とか、「出る杭(釘)は打たれる」とか…。
本当に実力のある人に資金を回すべきでしょう。日本国債よりソフトバンクの社債の方がずっと安全だと思いますが、国家権力は総務省にあり利益配分は役人が決めますからね。国策逮捕で流れを決めて、ライブドアを葬る世間の風潮はいただけません。こんな国だから失われた時間を悪戯に長引かせるのです。日経新聞の報道姿勢などもおかしいといつも感じますし、NHKも含めマスコミ全体が世論を創りあげるわけで、その流れが不自然ですね。小沢氏の問題にしても仮に贈収賄ならば、その仕組みが問題で、小沢氏側は政治献金として受け取ったのでしょう。詳しく調べているわけじゃないから分かりませんが、公共事業を資金提供により受注できる仕組みをもっと叩くべきでしょう。小沢さんが悪いのかどうか…問題のすり替えのように感じます。少なくとも鳩山さんの贈与税の問題の方がずっとおかしいですね。
役人が恣意的な裁量権を行使するなら、自分達の責務を果たしてから使うべきです。国民を未曾有の不況下に落としいれ、国の借金だけを増やし、何が安全、安心の社会なのでしょう。犯罪の検挙率は下がるばかりだし、正直者だけが馬鹿を見る国ですから、真面目に働いて努力するのが馬鹿らしい限りです。でも日本は好きです。好きだから良くなって欲しい。足の引っ張り合いは止めて皆で良い国を創りたいものです。
昨日はわざわざ蕎麦を食べに根津まで行きました。「鷹匠」と言う蕎麦屋が美味しいと聞いたからです。車で家から30分くらいかかり、近くの駐車場に車を入れて、945円の細い「せいろ」と太い蕎麦を食べました。そばに山葵がついてない…。大根おろしなのです。そば焼酎を飲み盛り合わせのおつまみとおかわりせいろで…しめて4000円かな? わざわざ食べに行く必要もないでしょう。そんな印象です。帰りに根津神社に参拝し帰ってきました。帰りに多慶屋でロッテの「ラミー」と言うチョコレートを10個も買ってきました。好きなのです、このチョコが…。なんと160円なのです。安いね。同じ品物なのに…。
朝青龍が優勝し嬉しいです。
泥酔して知人に暴行を働いたとかで…また理事長から呼び出されるとか…。そろそろいい年だから自覚しないとならないと思いますが彼が好きです。北の湖の優勝回数24回を越え25回の優勝です。まぁ、貴乃花(22回優勝)の時のように、曙や武蔵丸が居ませんからね。でも把瑠都がいるか…。それにしても琴欧州との戦いの技は見事でした。独特の相撲勘と取り方が好きです。場所後に行われる理事選挙の波乱が面白いですね。古いしきたりを破る貴乃花。普段なら応援しますがお兄ちゃんと醜い相続争いをしたからバツです。人間的に嫌いなほうかな? でも彼は不運だったですね。ライブドアのように虐められました。なんだかんだとイチャモンを付けられて横綱になかなかなれませんでしたから、きっと心の中で色んな思いがあるのでしょう。
JALも含め、相撲界の理事選挙も…いろんな面で時代が大きく変化している様子を感じますね。経団連の会長に米倉さんが選ばれたとか…住友化学は大きくなるでしょうね。安値は買いでしょう。別に会長になるからじゃないですよ。好きな経営者の一つです。何しろボランティアで利益を社会貢献に使っています。アフリカで蚊帳を生産している事業は素晴らしいからね。