思わぬ相場の真実が発見できる

コラム

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変革(2010年01月31日)

しかし…日本と言う国は人を叩く国ですね。
鳩山さんに、小沢さん、朝青龍に貴乃花と、世論と言うよりマスコミが面白おかしく採り上げるのですね。視聴率と言う馬鹿な基準の為に、日本の方向性まで犠牲にしています。テレビなどNHKだけで充分のようなに感じますが…報道の自由だとか…国民が知る自由だとか…。
この問題に限らず、節度が欠けているといつも感じます。

日本の教育方針が画一化教育で数学の問題などは別の方法で解を見つけると認められず、与えられた方法で問題を解かせられます。しかし人生の中では多様的な選択肢がいくつもあり、どれを選択するもの自由ですね。故に一度、選択肢から外れると社会から落ちこぼれ、ぼろ糞の人生を歩むしかないと失望するようです。でも「捨てる神あれば拾う神あり」病気や事故でアウトにならない限り、自分の気持ち次第で楽しい人生を送れるのでしょう。

お金持ちになるレースから外れても楽しいでしょうね。
僕なんか必死になってない能力を振り絞って相場に挑んでいますが、なかなか、この世界は甘いものではありません。好きだから何とか気持ちが維持されていますが、毎日、毎日、すごい量の新聞や雑誌に目を通し、レポートを書いて考えをまとめ、試行錯誤しながら相場に挑み、それでもこの程度ですからね。トホホ…。

結局、僕の今の技量では全体の相場がある程度動かないと、全く手も足も出ません。僅かな値幅では、手数料争いは明らかにハンディがあります。証券マンの場合、手数料プラス連絡しなくてはなりませんし相手の意志が働きます。当然、相手の意思が働くことで、良かったケースもあれば、悪かったケースもあります。時間的なタイミングのズレで相場観が修正されることもあるし…実に微妙な心理の中で揺れ動くのです。

朝青龍が好きな力士なので、この度の不祥事にどのような判断が下されるのか…非常に興味があります。捨石として相撲界を改善するのかどうか。僕は仲間内の争いが、どうしてこんな大問題になるのかな?と思います。誰だって仲間の頭の一つぐらい殴ったことはありますね。相手だってふざけているかも知れないし…。知人がどのような過程で殴られたのか分かりませんが、第三者がガタガタ口を出すのはどうかな? 当事者が納得していれば、それで良いのではないかと甘い考えをしています。

背景に妬みのような「いやらしさ」も感じるのです。相撲界のしきたりを押し付ける事によって利益を受ける人間が居るような。可哀想に…貴乃花にしても、ずいぶん虐められました。でも貴乃花は好きではありません。

この「ねたみ」と言う感情は分からないではありません。画一化教育が徹底され、国民全員がロボット教育をされているので抜け出す人間を排除したくなりますね。でもグループから抜け出す人間が、新しい時代の作るのでしょう。検察庁が国家判断で無理やり決め付ける権限があるのでしょうか? この方向性が間違っていたから、長い「失われた時代」が生まれたのじゃないでしょうか? 最高裁の判断は絶対だと誰が決めたのでしょう。私の考え方はおかしいかな?

基本的に行動は自由であるべきです。当事者の問題なのです。第三者がおかしいとゴタゴタ口を挟むべきじゃないと思います。しかし犯罪になれば別です。第三者に迷惑をかけ、社会の秩序を著しく歪めるなら、当然、処罰されるべきでしょうね。
マスコミの行き過ぎた対応は昔から非難の的ですが、なかなか改善されませんね。

今の時代は、やはり変革期なのでしょうね。世代交代が新しい概念を創りあげるのでしょうが、日本が良い方向性になるような、革新的なメディアが誕生しないかな?
双方向性の時代になり、革新的な視聴者参加型のメディア革命が起こらないかな?ネットとテレビが融合するので双方向性を利用するメディアを創りあげて、世界を相手にすれば面白いのに…NHKの「クールジャパン」では、世界の様々な人種の意見が聞けて面白いですね。あんな番組がもっと進化すれば日本人も変われるかも知れないのに…。