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コラム

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マーラー5番(2010年02月14日)

今日は久しぶりに映画に行って来ました。
「インビクタス/負けざる者たち」と言うクリント・イーストウッドの作品で彼の30作目だそうです。「グラン・トリノ」はなかなか味のある作品でしたが、この作品は普通でしょうか? でも新聞では評価が高かったのです。それで題材が南アフリカの大統領だったネルソン・マンデラと言うことで、彼はアパルトヘイトの闘士だったので面白いかな?と思った次第です。でも中身はラグビーの話しでした。1995年にワールドカップで優勝した話しなのです。彼らしい味のある作品ですが…やはり「グラン・トリノ」の方が良かったですね。

残念ながらライブで応援できませんでしたが、上村さんは4位だったようですね。残念です。オリンピックでメダルが獲得できると良いのですが…。最近はスポーツの強化プログラムにも、遺伝子工学の技術が取り入れられているようです。先日、テレビを見ていたら遺伝子を調べ、選手に合った遺伝子情報を活用した練習を組み立て、それによって成果を上げているとか言います。この分野で日本人は弱いですね。太平洋戦争と同じで玉砕を好み、常に精神論を強要する土壌があり科学的ではありません。日本の政策も、もう少し科学的に過去を検証し解明して取り組むべきかな?と考えます。日本を研究してバブルの崩壊も検証し、政策運営に利用する中国政府を見習うべきでしょう。

実はコンピュータが発達しており、驚異的な成績を収めている株式運用プログラムがあるとか…このプログラムはリーマンショックも乗り越えて好成績を収めていると、先日、友達から聞きました。最近、場を見ていると、どうも面白い注文が入るのです。気付いた人はいますか? 板状況を把握して売り物を買いに行くと、瞬時に追随して僅かな量ですが買うシステムが働くようなのです。きっと全体の売買高に対する一定量を越えた売り物が消化されると、同時にその売り買いを実施するプログラムが発生する仕組みなのでしょう。

このアイディアは分かる気がします。誰から「売り物の壁」を買うと、必ず、いくらか上の株価が付きます。つまりプログラム化された提灯買いの仕組みなのでしょうね。大概は少ない単位なので、誰かが実験をしているのでしょう。昔はディーラーがキーを叩くスピードを争ったものだそうですが、似ている仕組みなのでしょう。株式投資も考えてみるとテクニカルの動きで、売り買いする方法もあるわけです。多くのネット・トレイダーの人は此方の領域ですね。色んな投資方法があるわけです。

この「インビクタス/負けざる者たち」には、ホルストの惑星の「木星」がもとになって使われていましたが、惑星は好きな曲です。それにしても…クラッシックって色んな形でアレンジされて使われていますね。オリンピックのメダルが期待される浅田真央ちゃんの演技にもマーラーの5番の第4楽章のアダージェットが用いられていましたね。今回は使うのかな? 何年、経つのか分かりませんが、かみさんの付き合いだったクラシック鑑賞もたまに素敵だな。と思う曲があります。ホルストの惑星もマーラーの5番もその部類ですが…やはり僕はベートベンの7番が好きかな?