色んな考え方(2010年06月01日)
今日は「グリーン・ゾーン」と言うイラク戦争をテーマにした映画を観てきました。
マット・デイモンが主役でラジブ・チャンドラセカランと言う人の著書を映画化したもので、占領下のイラクの統治をめぐり意見が分かれる戦争映画でした。考えてみると日本の米軍基地の普天間問題は、結局、自民党案の辺野古に落ち着いたようですが、日本にも様々な意見があるわけです。社民党が反対するなら日本の防衛問題はどうなるのでしょう? まさかとは思いますが軍隊は要らないというのでしょうか? 北朝鮮の脅威や中国の軍事圧力など…多くの難題があります。残念ながら、自衛権の話から日米同盟の問題に発展し、日本の国は自分達の手で守ると言う徴兵制度まで議論が発展することを望みましたが、テレビや新聞はそこまで問題を発展させず、鳩山首相の公約違反と社民党の連立離脱問題だけに終始しているようです。
色んな意見があるのは当然のことで、米軍基地が要らないというなら、日米同盟から徴兵制度まで議論を発展させるべきでしょう。
株式の展開を考える場合は、あらゆるケースを考え想像します。でもこれまでの私の少ない人生経験の中では、思ったほど、悪くもならないし良くもならない。と考えています。分からないものは仕方ありません。なすがまま…ケース・バイ・ケースで新たな事態に発展した時に対処を考えれば良いのです。悪戯に動揺すべきではありません。世の中、何とかなるものでしょう。株の予想は上がるか下がるかの二つだけですが、それでもいろんな事を発展させて考えているわけで、国家運営ともなれば大変でしょうね。しかし政権担当者の度量が最近は感じられません。それにひきかえ、万里の長城など歴史的な遺物のスケールはなんと大きいことか…。
一度、そのような観点から問題を見たほうが良いですね。敗戦後、日米同盟からの時間的な経過を考えれば真剣に様々な論議に発展しても良かったように感じます。
人生は面白いですね。
最近、凝っている作家は「白川道」です。
「天国の階段」は代表作ですが「最も遠い銀河」も引き込まれた作品でした。私より10歳ほど年上ですが、面白人ですね。印税を競輪にぶち込んで…なんとも魅力を感じる作家です。数千万もつぎ込むそうですから…一ツ橋を卒業したのに、結婚に失敗し自分自身の人生も波乱万丈のようです。作品も味がある話で…僕の好きなタイプの作家です。今、彼の本を次々に読み始めたところです。株もお好きなようで…。作家も奥が深いですね。
株式相場は急落相場が落ちつくところなのでしょう。ここ20年間、低迷する日本経済ですが、そろそろ時間的に復活の逆転パターンが起きても良いのじゃないでしょうか?
人生は山あり谷ありでしょう。