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コラム

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別荘地(2010年09月19日)

まず、お願いです。
かたる君、自分が引退した後に住もうと考えていた別荘地を売りたいと思っておりますが、なかなか売れません。どなたか買ってくれませんか? 那須の別荘地で1000坪あります。かたる君は2005年に2500万円で購入しましたが、1800万円で売りたいと考えています。丁度、天皇陛下が行かれる那須の御用邸の近くにあります。管理会社は藤和那須ハイランドと言う会社です。詳しくは此方のページです。

会社の保養所、引退され田舎暮らしを希望される方には良いところだと思っています。何しろかたる君自身が住もうと考えていました。管理会社が新幹線の駅と別荘地を結ぶ巡回バスを運行しています。管理費は年間10万円ほどです。インフラは整備されており温泉も引けます。お知り合いで希望される方が居られましたら、是非、紹介してください。

売買契約が成立すれば、紹介料として御礼に売買代金のなかから100万円を差し上げます。勿論、ご自信で購入されるなら1800万円から100万円を引きます。儲かっている会社なら税金に取られますから、是非、社員厚生のために考えられたらどうでしょう。周辺にはペンションや会社の保養所などがあります。この別荘地は広く、かたる君の買った場所は遅山平の左上ですね。那須ハイランドの遊園地から車で5分程度かな?

購読者の中でお知り合いに声を掛けていただき、是非、紹介してください。
100万円は少ないかな? お願いします。

まぁ、残念ながら株屋も不況で…、ベンチャリで失敗したかたる君も苦労しています。何故、政策批判を繰り返すかといえば、この国は狂っているように感じます。実例を…示しましょう。ある地方銀行の東京支店での話です。女子行員に対し中学生じゃあるまいし…服装チェックがあります。勿論、銀行ですから制服に着替えるのですが、通勤に際し周辺から文句が出ないように、ジーパンの出勤は駄目、髪の毛も染めては駄目、色のカラーの規定まで厳しくチャックされ、ある日は男性行員が入り口で服装チェックをするとの事です。この話しを聴いてビックリしました。まるで中学生ですね。

この話しの背景には二つの事が考えられます。
一般常識と思われる考え方が銀行に入社するような人間に備わっていない。と言う現実です。つまり日本人の資質が非常に悪くなっている。もう一つは銀行と言う世の中の基幹的な役割を演じる企業は、金融庁の指導が厳しくロボット教育が染み付いている現実です。画一化もここまで進展してきた表れですね。株価が低迷するわけです。1年前に比べ株価は変わりませんがPBR1倍以下の割合も70%と変わりませんが、黒字で有配の企業は増え32%から40%に増えています。企業価値は上がっていますが株価は上がりません。

更に最近、上昇している大型資本株の背景に、例えばNTTやソフトバンクなどもそうですが、中国資本と思われるファンドの買いがあるようですね。別に中国が買っても良いのですよ。いくらでも買えば良いのです。要するに日本人の常識が疑われているという現実です。利回り1%の国債を買ったり、今度は無利子国債だそうですね。どういう特権が付加されるのか分かりませんが、常識的には配当利回りで採算に合う企業が、市場にゴロゴロしていますから、他の資産を削っても年金基金は日本株を買うべきなんです。

それを…証券会社は自分の国の日本を見捨てて、海外株式をセールスしたり、レアル債などの他国の債券を販売する。今回は円売り介入しましたが、このドル資金で米国債かファニーメイかフレディマックが発行する買い手のない住宅債券を日本政府は購入するのでしょう。両社は米国政府が支援していますが、完全に倒産会社の実情です。官僚主導のロボット内閣は米国政府の言いなりです。中国はこれらの住宅債券を売り、更に米国債まで売り資産をグローバルに、再配分しています。日本もソブリン・ファンドを創設して、海外の資源会社や穀物会社に、直接、投資すべきでしょう。既に国家に投資する時代は終ったのでしょう。国際会計基準の整備は国境を越えたグローバル企業に投資したほうが安全だという事でしょうね。

また政策批判ですが…那須の別荘地を販売して100万円をゲットしてください。よろしくお願いします。
ご連絡は此方のメールで…kataru@irnet.co.jp

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