呆れる自民党(2012年01月22日)
米国では共和党選挙が行われ穏健派のロムニー氏が、保守派のキングリッチ氏に破れたと報道されているようです。何故か、パッとしない共和党候補のイメージを抱いておりオバマの清貧思想は嫌いだけれど…共和党も人が居ないような気がします。でもこのように全国の地域で選挙を行い、政治家も鍛えられ成長するのかもしれません。ロムニーは前回も大統領候補者で、討論会で失敗して敗北したのですよね。たしか…。民主主義の概念が正しいのはどうか…本当は優秀な独裁政治が正しいと思いますが…。
日本の首相も公選にすべきでしょう。国民投票にすればもっと力強い内閣になると思います。議員が選ぶから駆け引きの道具になり歪むのでしょう。それにしても民主党は、なかなかいい線を行っているように感じます。岡田さんが副総理になってからの対応と言うか…流れは嫌いじゃありません。野田政権に移行してから今の所は失敗の選択はないように思います。それに引き替え愛する自民党の凋落は哀しい現実です。党大会の席上で、「民主党は公約違反だから政権奪回」と述べた谷垣氏の発言に、日本国民の姿はないようです。
今日は自民党に意見メールを出しました。皆さんも是非参加してください。僕の書いたメールは下記のようなものです。意見メールはこちらから簡単にできます。是非参加して流れを変えましょう。
『私は本来、自民党の支持者です。友人も多く参加しています。しかし野党になってからの自民党の姿勢にはがっかりしています。自公民の政権時代の失政が、今日の日本の姿を作っている訳で、少なくとも自民党は、嘗て政権政党として消費税の引き上げを主張していたわけです。それを民主党の公約違反だから、国民の真意を問うために選挙に持ち込もうとする姿勢が、今までの野党時代の民主党と同じで、政争の具にしています。なんだか日本のことは別に次元にあり、政権を担う事だけが自民党の主眼に見えますね。本当に国民生活を思っているなら、話し合いに参加し責任ある態度を示し、自分たちは何時でも政権を奪回できる責任ある政党だと言う態度を示すべきでしょう。』
このような長い低迷時代が続けば、人間の心も歪むようです。その現象がこちらのグラフですね。本日の日経新聞に取り上げられていました。少し解説した方が素人の人には分かりやすいでしょうから…通常の経済状態や市場なら、こんな逆転現象は生まれませんね。何故なら、過去、最高利益を更新すると言うことは高いPERで買われるはずなのです。少なくとも平均値を上回る現象を示します。ところがアルゴリズムが主流になり、システム売買が主軸になっているから、相対論で株価を判断するわけですね。過去の株価や全体の株価の動きでプログラムが発動されます。ここには業績を考慮してないものが大半です。だからこのような異常な現象が生まれます。
だって、常識的に考えれば、過去の利益を更新し成長している会社が、市場から評価されるのが当たり前ですね。ところがこのデータはそれを否定しています。本来の姿は逆転し1以上になる姿が、市場原理が正常に働く姿の筈ですね。政治の低迷が社会の混乱を招き、歪む社会現象を生んでいる一例ですね。是非、みなさんも意見メールを出してください。