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市場経済と生き方(2012年03月04日)
しかし市場経済と言うものは奇妙なものですね。きっと方向性は一つなのでしょう。人類が競争をして、より豊かな社会をつくろうとする考え方が基本で、社会主義や共産主義が生まれ宗教があるのでしょうが、イスラム原理主義は「ジハード」という言葉を拡大解釈してテロを起こすし、小さなところでは、創価学会は他の宗教の存在を否定し、邪宗として扱っています。
イランなどは米国を仮想敵国と位置付けることにより、自国の団結を強めることに成功しているようです。ロイター通信によると、保守派内でも最高指導者ハメネイ師に近い反アフマディネジャド大統領派が、これまでに確定した126議席中81議席を獲得、9議席にとどまっている大統領派を大きく引き離して圧勝することが確実となったそうです。改革派の惨敗ですね。まるで戦前の日本のような道を歩んでいるようにも見えます。
米国では『オバマ米大統領は雑誌とのインタビューで、イランの核兵器開発を容認しない姿勢を強調し、「脅しではない」と明言した。5日に予定されているイスラエルのネタニヤフ首相との会談を前に、イランへの強硬姿勢を崩さないイスラエルと足並みをそろえる姿勢を今一度鮮明にした。』と報道されています。
ここまでイランを追い込む米国の考え方も、理解しづらいものがあります。イランが本当に核を保有すると世界平和が脅かされるのでしょうか? リビアも結局はNATO軍の参加が大勢を変えました。ある意味でフェアではないですね。権力側の論理が正当化されている雰囲気です。噂では日本債券信用銀行だったかな? 倒産の際に、多額の政治家筋への不良債権を一掃したと言う噂がありましたね。どさくさに紛れ清算したと言います。あり得る話ですね。
株屋として長く生きてきて、失われた時代を考えると馬鹿らしくなり…人間らしい生き方とは何か?とか…色んなことを考えますね。昔は単純で良かったです。ただお金が欲しくてお金持ちになれば成功者になれると単純に考えていました。挫折したから、自分の生き方に疑問を感じ、戸惑っているのでしょうか? 価値観とはなんなのでしょう。
市場経済とは権力者が戦う場であり、新たなルールを模索する場なのでしょうか