先週の人気株(2013年10月13日)
今日は間もなく出かけますので…簡単にします。先週の注目銘柄で7日、8日、の2日間だけ調べてみました。その中でカタルが買うとすれば、ユニオンツール6278と言う銘柄でしょう。他の多くの銘柄は、カタルの関心を生みませんでした。ビーイング4734やトーヨーアサノ5271などもリストアップされていますが…建設関連は好調のようですね。トーヨーアサノから日本ヒューム5262を連想して銘柄を見てみたら、いつの間にか、株価が高くなっているのですね。この親会社の太平洋セメントの株価が好調を続けるわけです。基本発想は、建設工事などより資材関連と言う連想が正しいのでしょう。ボルテージ3639など…相変わらずゲーム株の人気が高いですね。しかし一過性の利益なので評価は低いのでしょう。


ようやくOKI6703が復配体制なのですね。実はカタルが証券界に入社した頃の株価は富士通が500円台でNECが400円台、そうして沖電気は300円台でした。一番、落ちぶれたのはNECでしょう。しかしNECは衛星などを見ても分かるように、大変、技術力も高く潜在的な成長度と言うか、企業価値は高いのですが…、長年、経営陣の内部紛争などがあり企業価値が大きく下落した会社です。経営陣が確りしてないと、どんなに優秀な素材でも駄目になる事例でしょう。沖電気は日本村論理に染まっており長年苦しんでいましたが、ATMなど得意分野に特化し、ようやく浮上しましたね。通信会社はNTT依存が強く、なかなか村論理から脱出ができなかったのです。しかし30年以上も経過し株価は上がらない訳で…日本全体の成長力が如何に大切か分かると言うものです。
僅か2日間の人気株リストをざっと見ただけでも、今の日本経済の時代背景が感じられますね。特に注目して欲しいのはトーヨーアサノと言うコンクリートパイルから下水道のヒューム管までの社会資本整備に関する流れですね。太平洋セメントが重要な位置を占めている銘柄になっている流れも注目されます。リストに現れない時代の流れが、一つのリストから垣間見られるわけですね。皆さんは経験が乏しくこのような連想はなかなか出来ないでしょうが、長年、証券界に籍を置く人は直ぐにピンときます。この製品ならこの会社と言う具合に連想が働きます。先日もダイフクから様々な発展を展開しました。
日々のリストアップ銘柄を眺めているだけでも時代の背景が見えるようになるのでしょう。今日はもう出かけるので、9日以降の銘柄を見ていませんが…カタル君が証券マンか、もっと多額の運用資金があれば、色んな勉強もしますが、何しろ、現役も離れ、自分の資金も乏しいから、そう勉強をしても仕方がありませんからね。でも情報が限られるとアンテナを高くする必要性もありますから…今度、週末は、時間があれば新規の銘柄発掘のプロセスを披露しましょう。今回の検索などもその一つのツールですね。それではまた明日。