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男子の本懐(2014年04月29日)
ほら…はじまった。「リートはPFIだ」と言う証明です。昨日、遂に発表されましたね。ケネディクスと長谷工、三菱UFJ信託、LIXIL、損保ジャパン、新生銀行が共同でヘルスケアリートを創設しました。報道によれば1000億円規模だとか…。現在の日本は団塊の世代の退職期を迎え特養などの設備が不足し、慢性的な待機状態にあります。その状態を資金面で助けるのが「介護リート」の存在です。何故、ケネディクスの株価にPER100倍から200倍の好評価が生まれるか? それは潜在的な成長力が非常に大きいからです。介護リートだけでも年率30%以上の伸びが期待されるでしょう。
未だに安倍政権は、決定的な第三の矢の成長路線を打ち出せませんが、実は簡単なことなのです。カタルには何故、野村証券の社員が安倍政権に提案しないのか、良く分かりません。昔の野村幹部は政権と密接なパイプが存在しました。昨日、NHKで中小企業の賃上げのドキメンタリー番組をやっていましたが…驚きました。設備投資でプラスティックの射出成型機だと思うのですが、新規投資をすると、その機械代金がおよそ6000万円なのだそうで、今、申請をすると、そのうち半分が補助されると言うのです。本当かいな…。先日の旅館の防災、耐震工事の補助金額にも驚きましたが…、今回の3000万円の補助金にも驚きますね。これじゃ国が疲弊します。官僚は馬鹿ですね。世の中を動かすのは簡単です。例えば、この介護リートの分配金に対し、20%の配当課税がされますが、公共性を帯びるリートは、10%課税に軽減すればいいのですね。そうすると5%の配当なら0.5%が利回りアップされますから、かなり資金が集まりやすくなります。つまりこの部分はエクイティーで、後はメザニンを組み合わせ、シニアローンを応用すれば、今回は1000億円だそうですが、およそ5倍の5000億円規模の事業になり、充分に機能する筈です。1件の案件が25億だとすると、200件の特養建設が可能で、従業員が100人規模とすれば2万人の雇用が生まれますね。これが乗数効果です。付加価値がどんどん膨らみますね。
更に介護だけではなく、地方財政も破たん状態なのです。此処に戦後構築された老朽化する社会基盤は、待ったなしにタイムリミットがやってきます。水道管の破裂も多くなるでしょう。その為に、このような水道事業は安定的な収益が見込めますから、やがて水道リートも誕生しますね。このように多くの公共事業は、リートで資金が賄えます。だから「リートはPFIだ」と言うのです。
何故、カタルが「電子マネーの普及を法令化で一気に移行しろ」と述べているかと言えば、
振り込め詐欺などの犯罪や、脱税がなくなり、フェアな世の中になります。スマフォにはGPS機能が、確か、法令で組み込まれており、移動するためにスマフォ決済すれば、犯人の追跡が簡単にできますね。スマートコミュニティーの実現の第一歩は、キャッシュレス社会の構築です。監視カメラと組み合わせれば、犯罪は皆無になります。
カタルが、何故、よく準天頂型衛星の早期の4機体制の実現を述べるかと言えば…ジオフェンスの利用から様々なサービスが生まれるからです。探している住所の的確な案内から、産業ロボットの活用まで…正確な位置情報は大きな価値があります。例えば、現在、日本橋の高架の高速道路には、地中化計画がありますが、財政難から実行が遅れています。リートを活用し利用者の高速道路の通行から、更には日本橋周辺のエリア消費税も考えられます。恩恵を受ける日本橋地区の売上全般に、薄く1%程度の消費税を追加徴収するわけです。いちいち手作業では、この業務は膨大になりますが、GPS機能があるキャッシュレス社会なら、日本橋地区で決済するたびに、1%の日本橋付加消費税を徴収できますね。これで建設費を賄えばいいのです。このようなケースなら時限型のリートも有効に活用できますね。税金などは必要ありません。様々なリートの存在が考えられます。
国には膨大な借金がありますが、バランスシート上は、同時に相手方に資産を保有しています。港湾設備や空港など…道路もそうだし…山林もあります。それら資産をリートに売却し使用料を払えば、あっという間に、国債は償還されます。そうしてPFI絡みのリートを通じて、国の借金の国債は、民間資金のリートに置き換わりますね。安定した収益が見込める事業は、全てリートに変化します。都心の図書館も利用者負担にすればいいのです。そうすれば図書館の空中権を、最寄りの民間会社に売却し僅かな利用料で自治体の借金は大幅に減りますね。官庁街の再開発も進みますね。資金は心配いりません。何しろ1600兆円もの個人金融資金が1%で眠っています。このような考え方を応用すると、ケネディクスの需要は無限に膨らみ、高収益会社に変貌しますね。だからPER100倍から200倍で評価できるのです。カタルが述べている「リートはPFIだ」と言う事はこういう事ですね。
安倍政権は、このような信用創造を実現しお金を動かせば、財政負担が減り発行国債を減らす事が出来ます。やがてグローバル基準に見合う水準まで、資金を政府資金から民間に移転させる事ができるのです。資金移動は、先ほど述べた公共性を帯びるリートの軽減税制で、いくらでも資金は集まりますね。スマートコミュニティーに簡単に移行できますね。
先ほどの日本橋周辺の高速道路の地中化でも、箱崎周辺はいつも渋滞の温床になっていますから、IVIを使った自動運転に切り替えれば良いですね。その移行期として、最初は音声ナビガイドを当面は活用します。WiFi通信は必要になり、007は活躍できますね。高速道路の建設にあたり、日本橋周辺の駐車場も整備し自動案内すれば、効率化でき街も活性化します。ジオフェンス機能を使いスマフォは、様々な案内機能を発揮しますね。準天頂型衛星の完備が、様々なサービスを生み、広告収入などの収益化が考えられます。便利ですね。スマフォに音声で希望を伝えると、スマフォが最適化の店に案内したり、病院なら予約までしてくれる社会です。
今日は昨日発表された、ケネディクスの介護リートから、カタルが、ただの眉唾でケネディクスの4000円から1万円相場を目指している訳ではないと言う背景に、少し触れました。僕が野村証券の常務なら、安倍政権を動かし、公共性を帯びるリートの軽減税率を働きかけ、国の資産の証券化を実現しますね。国の1000兆円の借金は、民間資金に置き換わります。国債からリートへの資金移動が起こります。補助金行政しか考えられない官僚の能力を疑う次第です。
国はカーボンナノチューブを利用した宇宙エレベーターの開発など…あるいは量子コンピュータの開発とか…。目先、収益化が見込めない事業だけに、関与を絞るべきですね。現在、行っている多くの事業は、民間の活力に任せるべきなのです。革新機構や金融庁を使い、民間の金融力を劣化させるより、民営の力を引き出すべきですね。それこそ金融庁の国家権力を使い公共リート(PFIリート)を購入させればいいのです。
色んなケースが生まれますよ。国会図書館には膨大な情報が眠っており、活用されていませんね。既に電子化が進んでおり、全ての日本国民が利用できるようにすべきです。そうして利用料を安く、1件当たり100円とか、1日100円とかで、サービス提供すれば一気に普及しますね。そうすれば収益化も図れます。国会図書館の民営化などは、高額リートに変貌します。おそらく1000億円でも買い手は居るでしょう。版権があるなら、もっと高額になりますね。部分売却でも良いのです。JRやJTのように…。最初は国が半分持ち、市場原理で売り出すとか…。いくらでも考えられますね。
安倍政権の第三の矢は簡単に実現でき、この現象は世界が認めますから、やがて日本株は現在の10倍以上に評価されますね。その第一歩がケネディクスの1万円、その為に野村証券は大口顧客に現物を沈め、全ての投信に保有させ、ケネディクスに働きかけ、今度は地方財政とのパイプの橋渡しをします。地方の財政は破たんしており、その地方債をリートに置き換えるだけで、膨大な手数料収入が得られ、尚且つ、社会から感謝されますね。
サービスは官から民に移り、利用者も質の向上から満足感が増します。このような事を繰り返す事で、公共事業には採算が重視され、効率が求められ優先順位が決まっていく、市場経済化に沿った社会構成に変化します。そうすると市場原理で、全てが決まり効率化されスピードアップが実現します。だから日本株は遅れていた分を、一気に取り戻し、日経平均株価は10万円を目指しますね。ほら夢ではないですね。カタルの構想を野村の社員は…首相官邸のスタッフは…安倍さんの後援会の人は…それぞれ働きかけてください。
金融はアイディア次第で、無限の収益を生むのです。さて近未来社会の展望の夢を語りましたから…これからダルビッシュですね。昨日のマー君は、良い内容でした。ただ5四死球は頂けません。でもやはり彼は「ツキ」がありますね。何しろ、あの決勝点は、パスボールにワイルドピッチが、連続で続くなんて…。神様の裁量は面白いものですね。果たしてケネディクスの相場に、そのような神様の裁量が働くかどうか…。資質はあるのですが…実際に実現するかどうかは、仕掛け人の存在も重要ですからね。カタルなら、とっくに仕手戦に持ち込んでいますが…。先が見え過ぎるのも…罪なことです。
日経新聞はこのようなカタルの構想を報道することにより、社会が変化するのですね。日経の編集長は国家論の意識を持ちながら記事を編集しなくてはなりません。スクープなどの次元の低い意識では国は疲弊するばかり。自分の立場を最大限に利用してこそ、男子の本懐です。