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日経平均株価を考える(2014年10月26日)
人間と言うのは不思議なものです。日本で活躍していた時代のロイヤルズの青木など、まったく興味もなく、知らなかったのですが…MLBを見るようになり、日本人選手が居るだけで、何故か、ロイヤルズを応援しています。昨日も熱戦でした。一方、日本ですが…どちらかと言えばカタルは巨人ファンなのですが…、今年は見事に連敗ですからね。昨日は阪神にやられました。カタルは孫さんの支持派なのでソフトバンクを応援しています。昨日はドミニカ出身のゴメスにやられ、メッセンジャーも好投していましたね。此方は一方的な展開でした。普段はヤンキースの試合を見るぐらいで、ほとんど野球など観ませんが…本田の活躍などをみると、サッカーも見たくなるから不思議ですね。先日は、錦織君が大活躍をして、スカパーは二人の日本人の活躍で、企業業績は上向きでしょうね。
株も同じですね。誰もが参加できる人気株が出てこないと駄目です。エボラ出血熱のような一時的な人気や、小型現物株などでは…所詮、限られた種族の参加に留まります。バブル相場の引き金を引いたとされるNTT株の上場、基本的に、次は日本郵政の出番でしょうが…邦銀株の低迷は何やら壮大な構想が裏にあると言う発想は考え過ぎでしょうか…。近年の安倍政権の政策運営を見ていると…アクセルの踏み方に不満はあるものの…比較的、良くやっています。失われた時代に於いての政策運営は不満が残りました。その為にカタルブログは、いつも官僚批判や政策非難ばかりでした。
まぁ、そろそろ日銀は次の手を打つべきですね。そうしないと…いくらカタル君は気が長いと言っても、そろそろ堪忍袋の緒が切れますからね。基本的に異次元緩和を実施しているだけで充分だとは思っています。しかし…そんなに時間があるのでしょうか? 日本は過去、安い労働力と物真似が優れていたので、加工貿易で外貨を稼いできましたが、長い構造改革により現地生産が増え、今では海外からの配当収入などが増えて、貿易赤字を補っています。でも基本的に経営者は、今でもシェア争いを重要視していますね。薄利多売なのです。ルネサスエレクを見ていると良く分かります。インテルなどのブランド力を重視した戦略と大きく違いますね。銀行もそうです。だからシティーバンクが個人部門から撤退したのでしょう。その為にデフレ後半は自己資本比率を引き上げる増資により需給バランスが崩れました。
本来は三菱UFJの株価は4ケタ水準が妥当株価でしょう。しかし内容面は4桁のですが実際の株価は600円をウロウロしています。この辺りが歪んでいますね。一方、日本株はそんなに割安感はないのですね。PER30倍を超える株も…日経平均株価採用銘柄のような大型資本でも多く散見されます。世界展開しているユニクロが、いくら将来性を買うからと言っても、現状の株価は高過ぎるように感じます。武田製薬や地所なども既に高評価されていますね。高いと感じる銘柄を見ると値嵩株も多く指数買いの影響でしょうか。一方、カタルはGPIFが狙う銘柄として…配当利回りなどを勘案した邦銀や商社は安く感じますね。優先株を発行している銘柄もある為に表面的な数字だけで、一概に判断は出来ませんが…。
なかなかカタルが新規銘柄を発掘できないのは…既に高評価の銘柄が多い為でしょうね。小野薬品も良い銘柄だけれど…既に、かなりの評価ですからね。今日は…今、テレビを覗いて来ました。ロイヤルズが4-1でリードしていますね。これはまたこんな事を書いている場合ではありません。今日はカタルが付けている独自のデータを掲載して自分でカタルが何を感じているか…察して下さいね。3つとも日経平均採用銘柄の平均株価です。「好転率」と言うのは25日乖離と26週乖離の差です。「陽線率」と言うのは寄り付きと引け値の幅を株価で割ったもの。「サイコロジカル」は説明が不要ですね。一定の期間の「高い、安い」の比率です。株価は採用銘柄の平均株価…日経平均株価はこれを元に除数や修正倍率で増えているのですね。まぁ、何処かに計算方法がネット上に載っています。
今回の下げは、かなり強烈でしたね。春と同様か…それ以上です。それではまた明日。