自作自演の盗難事件(2006年10月24日)
週末はゴルフ。ここ最近は月に一度のゴルフさえ徐々に行きにくくなってきた。なんだかんだと子供関係の行事が多くて、10月もそれが目白押し。ゴルフに行ったのは土曜日やたんだが、怖いので聞かなかったんだが、やっぱなんかあったみたいやった。帰ってきたら嫁はん若干機嫌悪し。。。
でも一月ぶりのプレイである。このところ”練習もままならない状況 + 苦手なコース”ということでスコアよりもエンジョイを目指す。(やる前からスコアを放棄するとはなかなか私も開眼してきたなあ~いやあ~立派、立派 )
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で。。。。。ゴルフも無事終わり(もう終わったんかいな!プレイに関するな~んの記述もないまま。。)
風呂に入り、「さあ~帰るか!!」と言うときに予想もしなかった事件が起こったのである。
私はロッカーを出て風呂に行く時に、下段には”ゴルフシューズと帽子”そして上段には”携帯とカメラの入ったポーチと財布を貴重品ロッカーに入れた空の高級セカンドバッグ”を入れていた。のだが。。。。。。。。。。
風呂から帰ってロッカーを開けるとないのである。上段に入れていたセカンドバッグとポーチが。。。。。
靴と帽子は下段にきちんとあるのに、上段の金目のもんだけが見事に消滅している。
「あっちゃあ~やられた!!いかれてもうた!!」これが最初の第一声であった。
慌てた私は「もしかしたら勘違いで風呂にもって行ったか?」と思って何度も風呂と
ロッカーを行き来したものの、そんなことしてなくなった貴重品が出てくることもな
く、時間と伴にどんどん焦りだす。せっかくフロに入ったのに、この時点で全身悪い汗で汗だくに。。。。。。でもほんまえらいこっちゃあ~
そして、受け付けに行き「す、す、す、すんまへん、貴重品、ロッカー、いかれてもうたんですわ。」
と今から思えば日本語になっていないんだが、訴えたのである。
「ええ!!??」と聞き返す受け付けのおねえちゃんに
「ロッカーの中のポーチがいかれてもうたんです。」と再度言う。
で。。。そりゃあ~てえへんだってんで、何人かでロッカ-に行って現場検証したり、警察を読んでくれるようにお願いしたりと、そりゃあ~もう大騒ぎであった。(と言うか1人大騒ぎ)
「いやあ~まいったなあ~誰がとったんや。」と言うても後の祭。。。。。。しかし幸いなことに財布と自動車のキーとカード関係は貴重品ロッカーに入れていたので、盗難は避けられた。
で。。。同行者に「いやあ~まいりました。でも財布とかキーがあったんで、よかったですよ。ほらこのヤマダ電気のポイントカードだって32000ポイントもたまってんですよね。これもいかれなくて不幸中の幸いでしたよ。ヘ、ヘ、ヘ、ヘ、ヘ。。。。」と乾いた笑顔で同行者に言うというよりも自らを励ます。
まいったなあ~もう。。。。。こんあところで最後の最後に盗難に会うなんて。。。。。。
靴とか帽子とかが残っていて、金目のものだけがなくなっているなんてど~考えても盗難以外にありえない。
セカンドバッグが15万超でデジカメが6万くらいで、あとキーケースとかもろもろの小物で合計20数万円くらいかなあ~。中古としての価値はすでになくとも、買い換えたらやっぱそのくらいかかるべなあ~
まいった、ほんまにまいった。思わず「神様、お願い許して。」となにも悪いことなどしていないのに神様に許しを乞う。。。。。。。いったい何を許してもらおうと言うのだ。
40過ぎのおっさんが神様もなにもあったもんじゃないんだが、それくらいまいったということや。
で。。。。。ああだこうだと大騒ぎしていると、マネージャーが「ちょっといいですか?」とやってきた。
「え??はいはい大丈夫です。」と私。
「ちょっとそれらしきかばんが見つかったので、立会いのもと確認をお願いしたいのですが。」とのたまう。
「な、な、なにい~高級かばんがあったと?」
私は”喜び + 何故?+ どこに?”という気持ちでいっぱいになる。「さては盗賊、かばんにお金が入っていないことがわかり、かばんを捨てて逃げたか?」
というのが私の一番初めに思いついたことだ。で。。。現地に行ってみると支配人が待っていた。
「お客様のお探しになっているものが、もしかしたらあったかもしれません。大変恐縮なんですが
私どもの立会いのもとご確認いただけますでしょうか?」とのこと
「はい、お願いいたします。」と私。
では。。。と言うことで支配人おもむろに私のロッカー(336番)横の337番をマスターキーで開ける。
「な、な、何故337番??」
するとど~であろうか。。。。そこの上段には私の探していたバッグとポーチが鎮座している。
「なんでこんなところに。。。。。。。」と私しゃあ~言葉がでない。
おそらく盗賊が中味に財布がはいってないことから横のロッカーに入れて逃げたか???
すると支配人「いかがでしょうか?お客様のものに間違いはございませんでしょうか?」と聞く。
「はい、私のものです。」と私。
「いえよくあるんですよ、こういったお客様が。」
「え???なにがですか???」とやや怯える私。
「ご自分のロッカーと横のロッカーをお間違えになるお客様がときたまいらっしゃいますので。。。」
「?????????????????」。。。。と完全に怯える私。そうやったんかああ~かばんをロッカーにしまった時のことを思い出す。私しゃあ~始めに靴を帽子を下段に入れて、一度ロッカーを閉めようとしたんだが、風呂に貴重品を持っていくのは嫌やなあ~ってことで閉めようととしたロッカーを開けて上段にかばんを入れ、そしてロッカーを閉めたのであった。
そのときに靴は336番(ロッカーは閉めなかった)、貴重品は337番(ロッカー閉まっていた。)に入れて
しまったのである。だから336番のロッカーは鍵が開いていて、337番のロッカーは鍵が閉まってい
たのだ。337番は前に使った人の暗証番号の記録が残っていたので、そのまま閉まり、そし
て私の暗証番号では開かなくなっただけ。。。。。。。ってこったあ~バッグ盗難事件は単なる私のミスってことに。。。。。。
一旦引いた悪い汗が再び全身から噴出す。えらい大騒ぎしてえらい皆に迷惑かけてもうたがな。。。。。。。。。やってもうた。
そして私は支配人とマネージャーに誤り、受け付けのおねえさまに誤り、同行した先輩と友人にあやまり、そそくさと逃げるようにしてゴルフ場を後にしたのであった。まさに自作自演の盗難事件を演出してしまった。まいったなあ。。。。。。あ~恥ずかしかった。
40を超え徐々に痴呆化が進んでいる。。。。こりゃあ~気つけなアカン!!