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時間軸を変える(2009年10月17日)

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今日は人間の目の錯覚と言う話しを…
同じチャートでも縦と横の比率を変える受け取る感覚が変わります。逆に方向性が見えない時は時間軸を伸ばして見ると、また違った見え方がします。最近は目先のディーリングが盛んですが、理由は先行きが見えないからでしょう。新政権に変わり方向性が見えなく不安が付き纏います。故にその日限りの動きになるケースも多くみられます。既に失われた時代が20年も続いていますが、歴史的な改革とは世代交代と言う長い時間がかかるのでしょう。戦後、55年体制に支えられ日本は成長し、プラザ合意で日本の構造改革が迫られましたが、問題解決を先延ばしにした限界点が郵政民営化の小泉内閣ですが、これも失敗しました。(郵政民営化は財政投融資などの資金の使い道の問題です。)

今度は政権を変えて、鳩山内閣で同じ構造転換を図っています。
負の遺産を引きずっているのはJALばかりでなく日本国全体がそうなのでしょう。構造改革は痛みが伴いますが…これを乗り越えれば新しい時代が築けます。今度こそ薔薇色相場がやってくる。逃れられない壁は乗り越えるしか道はありません。予算執行のコンセプトである「コンクリートから人へ」ある意味で正しい選択なのでしょう。「FTA」や「EPA」の推進は少子高齢化を打ち破り、日本に成長の概念を与える大切な政策です。マスコミはグローバルの視点で報道しないとなりません。