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NHK深夜便(2011年09月24日)

今年を振り返ると、1月は驚くほどの強い相場が続きましたが、実際は既に1-3月はあまり儲かりませんでした。震災後も回復に向かい良かった…と思ったのも、つかの間の現象で、7月がラストタイミングでしたが…日立の動きで感じ取るべきだったのでしょう。おかしいな…と気づくべきだったのです。あのタイミングできれいに上がらないと言うことは、買いでは儲からずにカラ売りに転向すべきだったのでしょうね。震災を機に「WAKE UP JAPAN」を展開しました。多くの証券マンは長いデフレでうんざりしています。

やはり歴史的な認識がないと駄目なのですね。間もなく世代交代が実現します。小さな草の根運動が広がり、確実に新しい胎動が僕には感じられます。おそらく日本は数年後には変わるのでしょう。ようやくここまで来ましたね。既にIRNETは13年になります。食えない証券マンが株式市場を通じて、日本を考えてほしいと言う願いで、書き綴ってきました。自分自身も何度かチャレンジはしましたが、全て押し流されてしまいました。でも僕は最後まで諦めません。人間の思いは、必ず達成されると思っています。皆が前向きな世の中に変わると思いますね。そのような小さな流れを、何故感じているか?

NHKの「ラジオ深夜便」と言うラジオ番組があります。
その中で「地球のステージ代表」の桑山紀彦さんが9月13日と14日に放送されました。今でも聴けますから…関心のあるからは1時間20分ほどですから、その模様を聴いてください。

サイトは此方です。

小さな行動が全国で広がり、やがて大きなうねりになり、潮流に変化するときがやってきます。既にうねりになりつつある時代的な感覚です。相場で負けても、挫折しても志さえ高く持って、頑張れることを、先ずは自分のできる範ちゅうで行動すればいいのです。最初はかたるも官僚批判を繰り返してきました。そうして政策批判を繰り返してきましたが、今では提言と言う形に変化しています。IRNETを毎日読んでいただければ、世界全体の流れが理解され、お金の流れが分かると思います。その内にチャンスは来ます。でも努力をしなくてはなりませんね。諦めちゃ…何も生まれません。

挫折のドン底まで叩き落されましたが、僕は諦めない。必ず復活すると思っています。何度か、他の国に行けば分かります。食事は基本ですから一つの文化ですね。京都は素晴らしいですね。東京にも老舗の店が出店していますが別格です。このような美を提供できる民族が世界競争で負け続けるわけがありません。一度だけですが、吉兆で食事したあの時間は素晴らしい体験でした。演出が素晴らしい。

中国なんかに負ける道理がありませんね。失った地域の交流が再び根付き始め、地方から改革が始まるのではないでしょうか? 豊かさとは何か? 最近よく考えます。おそらく「安らぐ時間」なんじゃないかな? 一所懸命に努力しても変わらない現実があります。こうすれば株は上がるのに…と、よく考えますね。例えば…原子力の東電の処理ですね。

枝野さんは厳格に貸し手責任や株主責任を求めていますね。国家が補償するには相応の負担をすべきと言う責任論を問うています。一理あります。もしフェアな処分なら文句は言いませんよ。しかし費用対効果の市場原理からして津波による対策が指摘されていても、果たして人災と言えるのでしょうか? 仮に人災なら、何故、認可した関係者が処分されないのでしょうか? どう考えてもおかしい。貸し手責任や株主責任を求める枝野さんの考え方は政治家らしくないですね。

むしろすべて天災なのだから、国家責任にして明日への復興に邁進しようと時間を進めるのが政治家でしょう。ここで責任論を問えば、誰もがゴネて、処理が遅れますね。そのような検証は5年後でも10年後でも良いでしょう。起こったことより、先ずは復興の筈です。被災者も戻れるか…戻れないか分からない宙ぶらりんの扱いは、一番悪い選択ですね。先ずは国家が全ての土地を買い上げ被災者に諦めさせる。その代りに復興が出来たら最優先で戻る権利を与えればいいのです。そうすれば被災者の気持ちも前向きな行動に移れ、お金も入り新しい人生を歩めます。

この際だから、福島をキャッシュレスの未来都市にして、廃炉する原発をウリにして、観光都市にして、ギャンブルを認めラスベガスのような都市にしても良いですね。色んな復興プランがあります。でも後ろを向いた処理の考え方は、デフレの悪い考え方です。

同じことが世界で起こっています。既に世界のパワーバランスが崩れ、先進国と新興国の富の配分が変わっているのです。だからスケールアップしか…新たな成長は訪れないのです。昔ならパレスチナの国連加盟問題や、ギリシャ危機などはこれほど大きな問題にならなかったでしょう。ジャスミン革命は、何も自由を求める民主化運動ではなく、情報革命なのですね。ウッキリークスの暴露は情報の公正化を進展させています。そうして影響は市場に瞬時に波及しますね。どうも増幅されて動いているようです。つまりスピードが大切になっているように感じます。時代の変化に対するスピードが大切なのでしょう。

金融危機の責任論を追及するオバマ大統領は、後ろ向きの発想ですね。枝野さんと同じです。失敗を糧に前進しなくてはなりませんが、その責めが大きすぎるから、経済が低迷しているのです。もともと、そこまで大きく野放しにしてきたのは政策を担当する政府の責任です。それを金融界だけに押し付けるやり方がおかしいと…市場は反応しているのでしょう。G20も宣言だけ…誰も泥を被ろうとしません。だって輸出依存度を見れば、責任能力のあるドイツは混乱が続けば有利なのです。ユーロの値下がり分を、ドイツに課税し、その税金で、統合が不利になって困っているギリシャを補うのが筋ですね。何故、そのような声が出ないのでしょう。ユーロ共同債を発行し、ギリシャ国債を半分保有させ、半分はユーロ共同債に転換するとか…いろんな策はありますね。

基本は、時代の後ろ向きな処理をスピーディーにして、前向きな課題に時間をかければデフレからインフレに変化し成長に向かうのです。だから枝野さんの発想は間違っている正義感ですね。オバマ大統領と同じ発想です。僕のページで官僚批判を度々してきました。これは過去の失敗を問うていたのです。テレビのみのもんたさんがやっていることもそうですね。過去の検証は必要です。その失敗を糧に前進して同じ轍を踏まないことは大切ですが、前を向いた行動が、事態を進展させるのでしょう。後ろ向きの事に時間を割くべきではありません。

何も経済だけじゃないですね。人間の気持ちも一緒です。失恋などもその一つですね。新しい恋を求めればいいのです。過去の失敗をくよくよ悩んでいても仕方ありません。損切りすればいいのです。一旦、損を確定させれば気持ちが楽になります。その中で新たに考えるのです。

株式教室なので、精神的な見方、考え方は相応しい話題ではありませんが、基本的な発想が大切なのですね。是非、一度、心を感じてください。NHK深夜便の桑山さんの話は、今の自分に刺激を与えてくれるでしょう。損切りは怖くない。それよりも自分の気持ちが萎えるのが一番恐いのです。いつも新鮮にチャレンジすればいい。