« 2012年06月 | メイン | 2012年08月 »

2012年07月28日

機は熟している

本来なら、正常な経済状態なら金利が低下すれば、その安い資金を使って仕事を拡大させ利益を積み増す事が出来ます。ROEとはそういう基準の指標です。仮にROEが10%なら5%の金利の状態下より、1%の安い金利のお金を使い事業を拡大させれば、更に4%の利益拡大に繋がります。本来なら金利低下はROEの高い企業にとって、事業を拡張させるチャンスですが…企業家が資金を調達しても先行きが不透明な為に、現状のROE10%を維持さることが困難と思っているのでしょう。故に企業は保守的に内部留保の積み増しに努めています。アップルは今回、配当に踏み切り自社株買いをしましたね。「流動性の罠」の現象の一つかも知れません。欧米の金融危機は景気拡大から縮小の局面が避けられないと、多くの経営者が考えているのでしょう。

国家の概念をユーロの仕組みを通じて多くの人が考えています。まだ明確な答えが出ていませんね。この流動性の罠、日本化現象は金利をいくら下げても景気を刺激できないと言う状況を示しています。希望、新技術などの技術革新がないと先進国の更なるインフラ整備が進まないのでしょう。震災の復興が引き金になり、戦後構築された社会基盤が耐久年数を超え更新需要期に差し掛かっています。スマートメーターなどの効率的なエネルギー配分は情報の利用がカギになっています。

日銀総裁の円高容認発言は円の独歩高を演出しました。新審議委員は円高を利用した外債投資を提案しています。資産価格の下落が背景にあり私はETFやリートを更に買うべきだと思っています。しかしある意味、日銀が円を売って調達したユーロでイタリア国債やスペイン国債を買うことも理解できます。

まだ見えていませんね。残念ながら、私の実力では明確なイメージが湧いて来ません。産業革命のような新技術の発展が、先進国の投資を刺激すると考えていましたが、再生医療など…いろんな芽はあるのですが、明確な発展が見えませんね。しかし確実に言えるのは金融機能が正常に機能しない限り景気の拡大はなく、名目GDPは増えません。効率化が合言葉の筈。無駄に使われたエネルギーを再生する。日本ケミコンのキャパシタなどは、ある意味で捨てられていたエネルギーを利用する効率化の技術ですね。この技術をマツダが採用します。

何か結びつきませんね。漠然としすぎています。日銀総裁の円高は内需を刺激し景気を支えていると言うコメントはヒントのような気もしますね。円高を利用し、外債を購入し、その外債を使ってアジアのインフラ整備から情報化投資を刺激させるのか?震災復興がある意味で神秘のタイミングの筈です。デフレ脱却のタイミングと一致しており、何か…やはり駄目ですね。もう少しこのイメージを膨らませ、発展させないと新しい成長過程の時代背景が見えませんね。何故、頭の中の構想を文章にしたかと言えば、自分の考え纏めるためですね。しかし今日は駄目でした。

ニュースはECBと欧州各国がスペインの国債を買うとか…。色んな話しが出ていますが、市場は利回りの低下がない限り納得しません。つまり行動がなければ、口先だけでは市場は動かないのですね。もう一つの話題はFRBのQE3の手段ですね。『核の選択肢』と言うレポートが出ているようです。大量の資金がだぶついており、期待インフレ率の上昇を確認させれば、お金が一気に動くかもしれません。でも私の頭の中は、FRBではなく日銀の筈です。何故なら、米国はまだタイミングではありません。GSEが片付いていませんからね。しかしFRBが先行すると日銀は真似をするかもしれません。大胆な行動を取れば一気に待機するマネーは動き始めるかもしれませんね。ETFを毎日100億円ずつ買うとか…。リートを配当利回りが2%以下になるまで買い続けるとか…、そうなればリートをどんどん発行し、実際の不動産投資が刺激されますね。機は熟しています。

まぁ、取りとめのないレポートでごめんなさい。
この秋は何か起こるのでしょう。

投稿者 kataru : 09:51 | コメント (0)

2012年07月21日

デフレの脱出口

一国の財務大臣が「国庫には資金がない」なんて言うものでしょうか? 支援策への対応として厳しい緊縮策を課せられており異常な状態ですね。スペインの銀行問題だけなら他の銀行が買収すれば済むかもしれないと考えていましたが…根が深そうですね。どっちにしても時間がかかる問題で、日本は比較的、影響が少ないと踏んでいましたが決算数字が固まり、いよいよ舞台づくりが始まるのかな? …との印象もあります。

この舞台づくりとは、FRBがQE3を行うための準備と言うか、切っ掛けづくりの話です。今の状態はなんとか均等を保っています。米国は早くからファブレスの形態(生産設備を持たない企業形態)を整え、グローバル化を推進してきました。その影響で空洞化の影響が少ないのでしょう。一方、欧州はフランスの自動車事業も敗退しつつあるようです。ドイツはユーロ安を利用し堅調ですが、南欧は基本的に日本の金融危機と同じような状態ですね。不良債権処理をどうやって進めるか?仮にスペインの銀行に資本投下されても処理はこれからです。

緩やかに立ち直っている米国と日本、両国とも空洞化の影響を抑え内需が景気を支えているようです。中国は2度利下げを実施しており、通常はそろそろ何らかのアクションが出て来るころ。年内にもう一度テコ入れ策が発表されるかどうか…。まだ金融が完全に自由化されておらず手段は豊富なのでしょう。中国、ブラジル、インド、ロシア、それぞれ似たような状況なのでしょう。一番強い米国は世界景気を引っ張ることができるかどうか…。「財政の崖」の懸念は、これから訪れますが、欧州同様に引き締め機運が漂うのかどうか…。米国債は強く物価も安定しています。故に財政の崖の懸念材料である減税と財政支出の削減が、需要を減退させ消費を減らすとの懸念は、政策変更で乗り切れる可能性は高いですね。減税は延長し財政問題は先送りが可能なのでしょう。つまりQE3による更なる流動性の供給が可能と言うことです。

一番怖いのが日本化現象です。現在の米国の金利は充分に低いですが、なかなか資本投資も設備投資も活発化しているとは言い難いですね。先進国の需要を向上させる切っ掛けは産業革命を超える技術革新です。インターネットはその一つのツールで、アップルは膨大な雇用を確保しています。市場は大きくありませんが、先端医療は遺伝子の解明が進み様々な成果が生まれつつあります。臓器移植もiPs細胞の応用が進んでいる様子です。日本が最も入口に近い国だと思いますが、まだ従来型の公共事業投資の域を出ていませんね。ITSの活用など、同じ道路網の整備でも方向性を変えればいいのです。幸い震災の影響でエネルギーの新しい模索が始まり太陽光などへの投資が進んでいます。問題は効率的な投資を日本中でどうやって促進させるか?私は中央政権体制を壊し、地方政府に財源を移管させるべきかと考えています。その意味で消化が遅れている復興予算のあり方に注目していますね。わざわざ中央政府にお伺いをかけ、指示を待つやり方は旧態依然の方法です。

日銀の資産対策がようやく効果となって市場に現れている様子が今日の日経新聞に書かれています。加速させるべきですね。ETFを含め増額させる必要性があります。人間の心理などコロコロと変わるものです。日本は間もなくデフレのトンネルから脱出できそうなのです。既に空洞化に伴う資産整理なども終盤です。あのソニーやパナソニックがターゲットになっていますからね。もう残っていませんね。トヨタも口では雇用確保を優先している様な振舞いですが、実情は海外移管を強めています。ただ先日のルネサスのように大量の失業を受け皿が不足しており、介護程度じゃ力不足の様相です。もう少し構造転換に向けた成長戦略に力を入れないとなりませんね。太陽光発電などは大きな雇用は生めませんね。

r20120721a.gif

サービス産業の極め、オリエンタルランドは最高利益とか…。NECやソニー、パナソニック、シャープにどうしてもメディアの視点が向かいますが、先日、一例を掲げましたが、視点が間違っているのですね。「おもてなしの心」か…高島屋などの百貨店株は相場も落ち着いており何か出てこないものでしょうかね?例えば中高年向けのビジネスとして地理的に有利などで「習い事」などの向上心をくすぐる演出をITと組み合わせて百貨店の場所を使い利用する新しいビジネスですね。着想はこんなイメージです。誰か、起業しませんか?ターゲットは団塊の世代である中高年のシニア世代です。株式市場でもこの関連株はやはり注目でしょう。

取りとめのない話に見えるでしょが、なんとなく先ほどの日銀の資産対策から震災の予算執行から太陽光まで細い糸が繋がって見えますね。もう少しなのでしょうね。デフレからの脱却は日本が一番早い筈で、銀行は綺麗なのです。膨大な国債に眠る資金が民間の借り入れに変化し始め、緩やかなインフレへ向かうのでは…と考えていますね。今度こそ、本物の金融相場が始まる時期が近付いている。既に目先のあく抜け相場が始まっている様子です。ここはチャンスかな? 注意深く、下げ相場を観察し、折り返し視点を探る大事な時間を迎えているようです。

投稿者 kataru : 13:42 | コメント (0)

2012年07月14日

世界の日本化現象

何故、かたるが日本株が上昇する時期に来たかな?…と考えているかと言えば、日本化現象が世界に広がっているためですね。この日本化現象とは何か?

基本的に金融デリバティブの拡大や金融緩和などにより、資産価格が急上昇し、その価格が仮需中心の為に高値を維持できなくなり下落したために、金融機関に多額の損失が生まれ、その損失を補うために自己資本を増強しています。自己基本比率規制(BIS)などがあるから、金融機関は資産拡大が出来ない為に貸し出しが制限され、景気が悪化しています。これを補うために中央銀行は金融緩和処置を講じますが、それ以上に金融機能が低下している現象が日本化現象です。つまりデフレ状態になります。(清貧思想)

経済の基本は金融機能ですね。家を買うために現金を用意できる人は稀な存在です。多くの人が金融の仕組みを利用して借金をして家を買います。車もローンを利用しますね。要するに仮需によって需要は拡大され景気が維持されています。ところが日本はバブル崩壊からの資産デフレで…米国はサブプライムローン破綻からの金融デリバティブの崩壊により住宅価格が下落し、欧州も金融危機の損失により世界中の金融機関が多額の損失を抱え、金融規制強化の為に自己資本の増強を迫られています。

まだ大きな問題になっていませんが、新興国の代表格の中国も住宅価格の下落で金融機関は多額の損失を抱えていることでしょう。ただ中国はローンを利用する習慣があまりなく、頭金の割合が多いために資産デフレのマイナス効果は少ないと推察されます。まぁ、兎も角、いくら中央銀行が流動性を供給しても…つまりお金をジャンジャン刷っても、需要に繋がらない現象を「流動性の罠」と言います。資産デフレが続いているからです。日本の事例を見れば明らかで、毎年公示価格は下落しています。

欧米の金融機関が不良債権を抱え、格付けが引き下げられています。相対論で日本の銀行は浮上してきましたね。日本の銀行は2003年にバブルの処理を終えて綺麗になりました。まだバブルの処理中だったため、金融デリバティブの世界に入る余裕がなく大きな損失を免れました。ところが、あのJPモルガンは、またも多額の損失を抱えてしまいましたね。世界中でゆとりのある銀行は日本の銀行です。三菱UFJや三井住友、みずほは何れも海外戦略を模索する段階になっています。バーゼル3の自己資本比率に目途が付いたのです。

ようやく日本化現象を後追いし始めた欧米は、これからまだ数年は片肺飛行です。GSEの問題が解決されるのは早くて来年後半でしょう。通常は再来年辺りの筈。ここで困った欧米は中央銀行の量的緩和に頼っています。FRBからECBまでベースマネーを2倍、3倍に増やし始めています。しかしあふれ出たマネーは行き場を失いドイツ、米国、日本の国債に向かっていますが、更に溢れているお金は何処に向かうのでしょう? 早めに日本化現象から立ち上がる日本は、既に金融機関の問題は解決済みです。世界の中で一番健全ですね。日本の土地は収益還元法でも、充分に利回り採算が合う水準になっています。

震災の影響から多額の復興予算が組まれ、日本の内需はそんなに弱くはありません。団塊の世代はぞくぞく退職をし、シニア景気が期待できますね。ある意味で介護と医療に重点を置く経済政策も頷ける環境です。中国もそうですが、急速に高齢化社会に向かいますから、日本が先に経験を積むわけですね。全ての点で、日本が世界の中で先陣を切っていろんな経験をしています。空洞化もそうですね。ただ一気に状況が変わるわけではなく、ゆっくりと時間は流れると思われます。失われた時代の後遺症がある為でしょう。

もしこの仮説が正しいとすれば、日本株は、世界中の株は弱くても比較的強く動くのでしょう。カタルの仮説は欧米の日本化現象により、世界中の中央銀行が量的緩和(金融緩和)を実施しますから、溢れるマネーが比較論から既に立ち直っている日本株に流れると言うものです。その結果、欧米の株が下げても、日本の株は比較的、強い動きになるのでしょう。お金は常に稼げるところに集まる傾向があります。場合によれば、マイナス金利もあり得るかもしれませんが、既に限界点は近いのです。その時にお金は何処に向かいのでしょう?

まだ社会基盤整備を終えていない新興国を多く抱えるアジア、この消費地に地理的に近い先進国の日本は有利ですね。いろんな点で日本は有利なのですね。だから日本株は何れ独歩高の道を歩むかもしれません。経済の要は金融機能で銀行株は真っ先に買われる存在なのでしょう。

投稿者 kataru : 09:29 | コメント (0)

2012年07月07日

キャッチボール

一見すると景気は低迷を続け混乱を続けているようにも見えますが本当でしょうか?
条件が整っているドイツのBMWは6月の前年同月比4%増の17万25216台を世界で売ったと報告されました。アジアと北米が好調で記録更新しているそうです。ヨーロ安を背景にトヨタの円高とは環境は違いますが大きく伸びています。それでは何故、景気は低迷し混乱しているように見えるのでしょう。日本と同じ事が世界中で起こっているのでしょう。空洞化ですね。新興国が先進国の製造業の雇用を奪っています。

金融デリバティブの発展が新興国の経済を潤し、情報の進展はアラブの春を引き起こしグローバル化に拍車をかけています。これまで知らなかった内幕が伝わるようになっています。例えばギリシャの混乱は当たり前の現象ですね。税収もキチンと徴収しなかったのです。いい加減な国ですね。一方、月刊「選択」のレポートには、スペインの混乱の背景には宗教組織が関与していると伝えていますね。インドもそうですね。これまでは知らなかった経済の低迷の背景が分かるようになってきました。

日本は政策官僚のエゴですね。増え続ける国家予算を見ていると基本的に何処か狂っています。社会保障費をどうやって捻出するのか?いつまでも過去の蓄積に頼ることはできません。外国人の日本国債保有率は増え続けやがてコントロールが出来なくなるでしょう。その0.8%と言う利回りの国債を買い続ける日本の銀行は何処か狂っていますね。まぁ、何も銀行だけでなく機関投資家全てそうですが…最近、中国系のファンドが大株主に顔を出しています。世界中で投資を考えた場合、日本の銀行株が最も安全で最も投資に相応しい対象です。SSBT・OD05・オムニバスカウントトリーティの持ち株は大手都銀のいずれも第3位に顔を出しています。日銀はETFを通じて浮動株を吸い上げ続けていますし…持ち合い解消の株式は買い手が変わりましたね。

名目GDPはここ十数年、横ばいです。カタルの仮説に従えば、消費税の法案が通る2014年から実質の世界から名目の世界に変化します。生レバーの提供禁止などの選択の自由を奪う規制は基本的に経済を縮小させます。安心・安全を求め続けても何処かの時点でつり合いが変化するのです。悪戯に小さな事件を大きく扱うより、何故、そのような現象が生まれたのか?背景を考えることが重要でしょう。自殺の練習を強要されついに本当に亡くなった中学生の心情はどんな毎日だったのでしょう。可哀そうに…どんどん社会にユトリが消えていくと追い込まれるのですね。貧乏人は毎日くたくたになるまで働かされ、生活に手いっぱいになれば子供の変化にも気づかないのでしょう。学校教育のマニュアル教育は正しいのでしょうか?文部省は変化すべきでしょうね。基本的な生活習慣が身についてないように感じます。戦前、修身と言う科目があり道徳概念を教えていたと言いますが…モラルを叩き込む方が知識より優先され大切なのでしょう。まやかしの実質成長率と言う言葉がメディアから消える社会になれば、社会にユトリが戻ってきますね。社会にユトリがないから日本人の心がドンドン貧困になるのです。従って一億総クレイマーなどと文句ばかり言うようになるのでしょう。震災の影響が人災と判断され強調されましたが、誰かに責任を転嫁させたいとの心情は委員会のメンバーになかったのでしょうか?

先日あるテレビの番組で「あきらめ」の大切さを説いていましたね。経験は失敗の蓄積だとか…長いデフレは根底にある日本人の考え方に変化を与えているようです。話がそれてきましたね。0.8%の国債を買うか?4.5%の配当利回りになるみずほ株を買うか?まぁ、実際は20%の税金がかかるので3.6%ですが〈現在は10%かな?〉誰が考えても日本の銀行は綺麗なものです。不良債権は亀井静香が主導した「中小企業金融円滑化法」ぐらいのものでしょう。日本の銀行は長いデフレの為に膨大な含み利益を抱える国債投資を継続してきました。まもなく、あの「りそな」もバブルの後遺症から脱却する時期が来るでしょう。

株価は純資産価格を下回り、高い配当利回りを誇り、不良債権もなく、膨大な含み利益を抱え、グローバル展開でも競争相手の欧米の銀行は不良債権処理の為に自己資本を積み上げねばなりません。数年前の日本の状況ですね。既に日本の銀行はその時点を通過しました。今は欧米の銀行から優良な買い出し債権を買い取るユトリがあります。先日、みずほはドイツのウェストエルビー銀行からブラジルの銀行を買収し三井住友は英RBSから航空機リース部門を買収しましたね。中国のファンドが世界中から選択し日本の銀行株を買うのは当然ですね。グローバル投資の中で資産配分は決まっており、金融セクターを世界中から選ぶ場合、問題を抱える欧米の銀行株を増やすわけに行きません。増やすのは日本の金融株でしょうね。格下げされる株より格上げされる株です。個人投資家は0.8%の国債を買うより3%以上になる日本の銀行株を買いますね。当たり前でしょう。

目先、スペインの国債が再び売られ、先日の合意が本物か確かめています。市場原理からすれば当然の帰結。フィンランドは反対しており、EUの発表を確認しているわけです。しかし7%台に乗ったと言うことは「まやかしの合意」の可能性がありますね。市場はボールを政策当局に投げ返したのです。今度はそのボールを政策当局は返さねばなりませんね。7%を阻止に動くか? あるいは、新たな会合を持って新しい共同ユーロ債などの発行を決めるかどうか…。市場経済は常に市場と実体経済との間でキャッチボールを続けているのです。

一方、日本の株式市場も、一見すると本物に見える金融相場の開始時期を判断する環境になっています。もし銀行株がこのようなスペイン国債の混乱を受け市場は下がるでしょうから、この試練でも下値を固めれば時機が到来したと言えますね。来週の相場はここが見所、果たして日銀のETF買いや中国系のファンドの行動に見られるように、浮動株が吸い上がっており需給バランスが改善されているかどうかを見極める絶好の機会になります。分かりますかね?市場は常に現実の世界と市場の間でキャッチボールを繰り返しているのです。雇用統計の数字が悪化すると言うことはFRBの政策を引き出すかどうか…とか、いろんな焦点がある訳です。相場の見所とは…そのキャッチボールの中身を知ることなのです。

投稿者 kataru : 14:16 | コメント (0)