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利益の質(2014年04月19日)

今日は「利益の質」と言う話を、展開しようと考えています。
皆さんの多くは一株利益に対し、何倍まで株式が買われているか?と言うPERの指標が一般化され、それを目途に考えておられると思います。つまり企業の利益が変化せずに30年続けばPER30倍です。通常は10倍、10年がだいたいグローバル論理ですね。

例えば話題の日本通信は、今や花形銘柄に育ってきました。所謂、人気株でありスター株と言う評価になっています。カタルは1月27日の日経新聞報道から見て、1月29日に本文で取り上げています。そうして3月の相場状況を観て、あの環境下でミクシィと共に強かったので、株式教室に於いて、相場状況の弱い局面で、強い銘柄は、人気株に育つ可能性が高いと…レポートを書き、注目していました。カタルの経験則では、どの株も最大評価がPER100倍です。最近は、米国でもPER200倍水準まで買うケースがありますから…何とも言えませんが、既に人気化しており、あまり近づかない事です。カタルが取り上げていた1万円台(100円台)の株価の段階では…参加も良かったのですが、既に人気化していますからね。でも不思議ですね。通常は株式分割するのに、カタルはてっきり1000円台(1/10)と考えていました。1/20と言う選択肢もあったはずです。それが1/100ですからね。結局、今から思うと…何らかの思惑が働いていたのでしょう。こんな推測より、今日の話題は「利益の質」の観点ですね。

この人気株の切っ掛けは、総務省の裁量です。所詮、利益配分などは権力のさじ加減で、どうにでも転ぶのです。カタルがベンチャリの松本さんに面会した時に、彼は「政策の動向で利益が生まれる」と述べていました。おそらくは小林さんの受け売りでしょうが…。この話は重要で事実です。消えてなくなる前、上手くいっているカーブスから来店型の保険チェーンを手掛けていましたね。今では、この形態は大きく伸びており、時代性の先見性を感じさせる現象になっています。確かにベンチャリの投資では、大きな損失を受けましたが、彼との面会はカタルの知識となって生きていますね。日本通信の発想は、彼からの受け売りです。

みなさんも覚えておいてくださいね。政策支援は絶対の流れになるのです。カタルが現在007(ユビキタス)に熱を入れ推奨しているのも、経産省が組立ソフトの分野を伸ばそうと産業育成を謀っているからです。皆さんはあまり評価されないかもしれませんが…省庁が力を傾けている産業は間違いなく伸びます。007はHEMS関連で補助金を受けた実績もありますね。残念ながら、この大元の予算が、震災復興予算から計上されていた為に拡大解釈だと言う事で、途中で補助金が打ち切りになりました。しかし我が国の形態を考えると…この流れで経済発展してきたのです。

数年前、エコカー減税がピークを付けました。今でも補助金があるのかな? このおかげでわが国の原油高の影響が、軽減されています。本日の日経新聞のトップ記事は、中国政府がPM2.5対策に力を注ぎ、日本の形態を真似して時代を進めようとしていますね。流石、共産党幹部は優れています。昔はリッター10キロも走らなかったでしょう。しかし今では3倍の効率です。駆動するモーターは、おそらく日立製かな? 調べたことはありませんが…。この政策を観て、中国側の最近の態度軟化が窺えます。先日、米国が仲立ちし韓国との首脳会談が開かれました。そうして米国大統領が来日します。先日、ケリー国務長官が、来日していましたね。彼は中国にも行っており、釘を刺しています。安倍外交の成果でもあります。

中国は国内資本投資だけで、高成長を続けるのは無理があります。外需による成長も同じです。爆食する人口を支える成長を支えるユトリが、世界にないのは明らかです。だから当然7%台の成長率を維持するのも、やがて難しくなりますね。自由金利になれば資本論理が生まれ、世界競争が生まれますからね。東西冷戦下に於いて、漁夫の利を掠めた日本の鎖国制度のような状態を、続けることが出来ません。だから最近は中国発の自動車メーカーは廃れ、外資系だけが伸びていますね。プラザ合意からベルリンの壁崩壊は、自然の流れだったのですね。あらら…。利益の質の話を書いていたら…また話がドンドン飛んでしまいましたね。カタルの欠点でもありますし、見方を変えれば、評価と感じる人はいるでしょう。

もう少し脱線をすれば、カタルが大リーグを好むのは…、一流の戦いの緊迫感があるのですね。投手が投げる1球の価値を、彼らは良く知っています。その為に、たった一球に精魂を込めて投げます。ダルビッシュなど見ると…良く分かりますね。得点圏にランナーが出ると、彼の中のモードが変わるのです。まるっきり別人が投げているように思えることがあります。あの緊迫感が、良い刺激になります。今日は黒田君の登板です。前回は落第点でした。しかし勝ち星を貰いましたね。ヤンキースは戦力を大幅に補強しました。そのあおり…で、イチローはトレード要員になっていると言います。ヤンキースは2009年、MVPを獲得した松井と契約を更新しませんでした。日本では絶対にあり得ない現象です。市場原理と日本村論理を感じる点です。市場原理とは、厳しいものなのですね。

カタルの文章が飛ぶのは…ある意味で生きた経験をしているからでしょう。年収1億円は株式手数料1カ月平均で2000万円になります。1か月単独なら、何人かの証券マンは達成できるでしょう。野村証券なら組織の力がありますから、出来ますね。しかし組織のバックになく、自分の力だけで歩合セールスとなってやってみれば…このレベルに到達する人は、日本で数人、居るかどうか…。今は、皆無に近いでしょうね。相場が良い時でも10人も居ませんでした。でも所詮は…歩合セールスでは、その水準が物理的に限界なのです。やってみれば分かります。場が立っている最中に、電話をかけ注文を受けて伝票を書き約定する時間の限界点だからです。だから1日が終わると、非常に疲れます。ぐったりしますね。仕事の限界点が、物理的にその地点なのです。ましてや手数料が下がっています。昔と違いますね。

つまり更なる上に挑戦するためには、自分自身の力で、相場で稼ぐしかありません。辞めた理由の一つが、この選択肢しかなかったのです。今は失敗している人生ですが…絶対に成功させます。だから新しいテクニカル分析に挑戦しています。BT指数のデータを集めるのは、大変な作業です。しかも時間が掛かるのです。STAP細胞の研究が、どんなものか…部外者は分からないでしょうが、僕は彼女を信じますね。大リーグを好むのは、アラブの春により、本物しか残らないからですね。日本村が崩れているのは、論理が間違っているからです。だからカタルは、米国共和党のティーパーティーに近い考え方なのでしょう。民主党のような震災者保護にも、限界がある筈です。甘えるのもいい加減にしろ!と述べたいのです。3年は、充分な時間です。そんなカタル君も落伍者ですね。既に現役を離れ、3年が経過しました。トホホ…まだ完成されていませんからね。まぁ、完成すれば…黒田君の十数億円かな? それどころではなく…兆円単位ですからね。ハハハ…。

皆さんも大変だね。カタルのゴタクを、いちいち読むのは…今日の原稿は駄目ですね。こんな日もあるでしょう。今日のヒントは、補助金、政策の大切さ、日本通信は、まさに決められた路線の銘柄です。しかしカタルは、真の潜在成長力ではなく、日本通信の評価は今、一なのです。それは総務省の意向で、利益が左右されるからです。グーグルとは違いますね。だからPER100倍は、かなり良い評価の株価です。利益の質まで書けませんでしたが、あとは自分の力量で、カタルの話をヒントにして、文中に隠された意図を汲んでくださいね。それでは、また明日。さてテレビ観戦だね。