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株式教室

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最適な仕掛け(2014年05月03日)

今日から4日間は世間ではゴールデンウィークで休みですね。カタルも連休は世間並みに海外旅行に行った時期もありましたね。でも今は、貧乏人のカタル君はこの間、原稿を書く事でテクニカル分析の勉強かな? 流石に年初からの下げで、売り飽き気分は広がっているようです。ただ一般株、日経225採用のような株で好業績銘柄は、まったく株価は下げていませんね。だから見方を変えると…良い相場展開とも言えます。やはり黒田異次元緩和は効いていますね。駄目株の三菱UFJは上げていませんが、ケネディクスのように下げていませんね。(ヒントですよ…)昔の駄目相場なら、また三菱UFJも300円台に逆戻りです。この点からも、異次元緩和効果は確実に効いていますね。今は、時代の転換期で、非常に大きなエネルギーが必要なのです。

株価は自然現象の表れです。経済面の自然現象ですね。米国は市場原理主義で市場が政策を決めますが、日本は違いますね。権力者の意向で政策が決定されます。黒田さんが正しいと言えば、市場が間違っていると言っても正しいのです。2006年、福井さんは小心者の為に、不動産価格が上がり始めると…途端にバブル再来を恐れ、マネタリーベースを絞りました。この影響が大きく…、更に、ここに米国金融危機が重なり、折角の上昇ムードが「オジャン」と相成りました。3流の政策運営者ばかりしか育たない日本村論理下で国民は不幸に晒されています。麻生さんと違い、安倍さんは同じ親頼みの政治家ですが…、今の所は不満もありますが、なんとか及第点です。ロンドンで日本への投資を薦める講演を実施するあたりは歴代総理と違います。ただヘッジファンドも、これまでに馬鹿な政策担当者に何度も騙され、辛酸を舐めさせられているので、やはり行動は慎重ですね。アルゴリズム取引に、日本市場が振り回されるのは、自然の理で仕方がありません。

日本の機関投資家は、株での運用を完全に度外視しています。買うのは日銀だけです。しかもチビチビと…。でも、いくら少なくても「継続は力なり」。本当は、もっと買えばいいのですが…。問題を抱えるのは、やはり金融庁様ですね。ここまで日本の金融力を削ぎ、国賊と成り下がっていますが、彼らを責めても仕方がありません。カタルのように苦労していませんからね。下がり行く株を、毎日、毎日、買い続け、お客様と共に追証の苦楽を共にし、とうとう投げ出したようなものですからね。みんなは、とっくに投げ出しています。やはり、25年の期間は長いですね。まだ高値を取れないのですよ。まぁ、ナスダックも2000年のITバブル期の高値を取っていませんが…。あのITバブルは、インターネットを産業革命に置き換えたものです。

人類は新しい時代の入り口に来ましたね。クラウド環境の利用により世界が広がり、一流の教育が無料で、インターネットを通じて受けられる時代になっています。やる気さえあれば、どんな困難も切り拓ける時代になりました。先ずは公用語の英語を…そうしてプログラミングを学び、自分の努力次第で、いくらでも世界は広がります。時代の責任に…責任転嫁を出来ない時代になりましたね。嫌なら移住すれば良いのです。世界の多くのやる気のある人間は、そうやって逞しく生きています。娘の旦那はイタリア人ですが、ロンドンに住み働いていますね。嘗て米国でも仕事をしていたようです。ロンドンの地価が高いのは世界の優秀な移民が成功しているためですね。おそらくロンドンが、やはり一番、国際都市なのではないかな? 僕はNYに行ったことはありませんが…。アフリカ系の移民や中東もアジア人も多く住んでいますね。

東京が、これからどんな変化を遂げるか分かりませんが…。東京の百貨店の売り上げは落ちていないと言う話がありましたね。理由は旅行客が需要を支えているとか…。そう言えば花粉症の季節も終わり、昨日、かみさんとユニクロの銀座グローバル旗艦店に行ってみました。久しぶりの銀座です。松坂屋の解体工事中で、真向いのユニクロのベンチからの光景は、時間が潰せますよ。工事好きのマニアなら、お薦めのスポットですね。ユニクロは12階まであり、当分は、あの工事風景が楽しめますね。驚いたのは店員の質の高さ、店は英語に中国語が飛び交っていました。CMかテレビの撮影も行われていましたね。ディスプレイも楽しめます。当たり前ですが、一流ブランドの上品さはありません。でも何か足りないようにも感じますが、それは何かな…。まずは合格点でしょう。アプリの刺繍を頼むと銀座店は1カ月待ちとか…。池袋は少し早いとか…。改善の余地がありますね。僕も買ったジーパンに刺繍を頼みたかったけれど、1カ月じゃ…。でも裾上げは2時間だったかな? 外人の旅行客でしょう。大量に買っていましたね。彼らが、消費税の引上げ落ち込みが予想された百貨店の売り上げを支えているのですね。

今日は土曜日なので、株式教室に原稿を書きましたが…明日から3日間の休みですから、もう一度、カタル銘柄の最近の動向を交え検討するか…。でもJ・TECの決算発表は終わりましたが、007もケネディクスも、発表はまだですね。それじゃ、別のテーマで行きますか…。僕は、今、ケネディクスのテクニカル分析をしています。日揮のケースが当て嵌まると考えています。あの時、日揮は大規模の赤字を抱えていました。受注した案件の赤字幅が拡大したのです。現在、第二パナマ運河がこのケースで、工事の遅延が発生していますね。日本企業は契約に忠実ですね。長い工期の受注などは…途中で経済環境が変化し、採算の悪化が容易に推測されます。だから契約に盛り込まねばなりませんが…それでは落札は出来ないし、難しいですね。カタルは原油価格が上がってきたのを見て…日揮の赤字からの脱出から再生を確信して、株を、あの時に買ったのです。

長いカタルファンなら、ホームページを始めた頃の第一弾のカタル銘柄として、日揮はご記憶にあるでしょう。当時、日揮は為替の評価損もあり、希望退職者を募集していました。1997年3月は-79円、1998年3月も-79円と、一株利益の赤字です。純資産は557円になっていますね。カタルが買い参入したのは1999年の春の相場ですね。4月に384円を付けますが、その過程で熱く燃えました。しかし…なんと、それから1年以上も待たされます。そうして2000年の春に、ようやく株は再び上げ始めますが…ヤレヤレと利食いをしたら、アララ…大幅高していきます。赤字からの黒字転換の過程の相場です。その様子を最近、開発したアポロバー(AB指数)と、株価の推移をみてください。何かに似ているでしょう。そうです。ケネディクスに…似ています。日揮は4月12日が高値でしたね。その後、1年以上も調整を強いられます。今回のケネディクスの高値も、2013年4月9日の849円ですね。ただこのケースが良いのか…。明日はコラムで、もう少し掘り下げてみます。今日はグラフを見るだけに、留めましょう。


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