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トヨタ登場(2014年06月21日)

日本の社会は、何故、こんなにも度量がなくなったのでしょう。
都議会で塩村議員の晩婚対策の発言中に「自分が早く結婚すれば良い」とかのヤジが飛び、セクハラ発言で犯人探しが始まったとか…。確かに品位を欠く失礼なヤジだけれど…、こんな事を問題にするのかな?…と考えています。カタルの世代は、女性が家庭を持って、子供を産むのが、一つの義務のように考えています。結婚は一つの信用力でもあります。最近は、色んな権利が認められており、先日の文科省の調査でセクシャル・マイノリティの割合が、5%を超えるとの報告があったそうで、この結果に驚きましたが…。人生の生き方は、人それぞれで自由ですからね。でも僕は、この程度のヤジをとやかく…と、大きく報道するのは、どうかと考えています。おそらく塩村さんも悔しい思いで、憤慨はしたでしょうが…。彼女も当初は、こんなに大ごとになるとは、思ってなかったと思います。ところが、メディアが関わることで事態が大きく変わります。人間心理の推移は、きっと成田闘争のようなものなのでしょう。メディアの拘りが、どんどん影響されて行くわけです。

同じような発言問題で、少し環境は違いますが、石原環境大臣が「最後は金目でしょ」と発言した問題が、問われています。おそらくメディアの扱いで、野党は問責決議案云々の話になったのでしょうが、これもメディアが絡んでいます。くだらない。誠意を尽くして問題解決に望んでも、最後はお金で解決しなくてはならないのは、社会の常識です。それを、とやかくと…悪戯に、事を荒げる報道の仕方の方が問題だと、メディアの品位を疑います。もっと野党の集団的自衛権の考え方とか…を報道すべきでしょう。この話は大きな問題ですね。日本村からの脱出をも意味しています。自立の本質を問うものですからね。世の中には、いろんな意見があり、批判するのは自由ですが、メディアの基本的な報道姿勢は中立であるべきで、悪戯に大衆受けする報道に傾くべきではないと思っています。視聴率の関係があるのでしょうが…。僕は、みのもん太、久米宏、古舘伊知郎などは…嫌いです。彼らが日本人から、自立する心を奪ったとさえ思っています。

調子のいいことばかり並べ、そりゃ、弱者救済は美談ですが、現実問題として、救済にはお金がかかりますね。一体、どこまで甘える国民を製造すればいいんだ!…と、画一化教育を実践している、ロボット教育の日本村社会の「歪さ」を嘆いています。カタルの娘は米国の大学に進学しましたが、バーバラ教授から彼女は「誰が学費を出しているの?」と問われ、彼女は卒業せずに、中途で大学を辞めて就職しました。米国では、自分で学費を払うのが一般的だとか…。日本の大学も、だんだん変化しています。秋田の国際教養大学でしたかね…。変わった制度で運営されていて注目されたのは…。実社会に出ると、真の実力が、問題になりますからね。カタルの読者には、他人に流されない自分自身の意見を持った投資家に、育ってほしいと願っています。故に、カタルへの反論メールなどは大歓迎です。カタルは自分の意見が正しいと信じていますが、必ず、未来はその通りの現実になると思っても居ません。自分自身の考えも、いつも修正しています。冒頭の塩村問題の考え方も、いろんな意見があるでしょう。でもあの程度のヤジを、許容できない社会のほうが歪んでいると考えています。

さて相場は、かなりエンジンが暖まってきました。しかし三菱UFJなどの株価は、理論価格とのかい離は、依然、大きいですね。週末に友達の証券マンから電話を貰いました。その会話の中で、カタルは、「今日の市況」の冒頭で、人気株リストの上位のトヨタの事を取り上げた意味を、解説しました。読者の中でお気づきになった方は、居られましたか?カタルにしては…珍しいでしょう。トヨタを採り上げ話題にしたのです。実はこの行動には深い意味が隠されています。さて皆さんは、カタルの真意を分かりましたか?

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まぁ、証券マンでも、分からない人が多いでしょう。これが分かれば、一流域だと思いますね。今日は、その話題です。そのリストを集計しグラフ化したものを提示しておきますね。トヨタが、直近の2か月間で高値を更新した銘柄リストの登場したのは、6月19日の相場です。三菱UFJは6月6日に登場しました。6月19日にトヨタに変わりましたね。その首位の座を6月3日にNTTからドコモが奪ったのです。長らくキャノンが君臨していたのですが…、6月に入り、次々に大型資本の株も上がってきたことを、このデータは、物語っていますね。4月11日の高値リストには、僅か21銘柄しか…リストアップされていなかったのです。トヨタ登場の意味を噛みしめてくださいね。何れ、カタルの真意を明らかにします。

此処まで原稿を書いて、今、テレビをみたら…5回までノーヒットで好投していた黒田君、6回2点を取られ降板しましたね。なんとか勝ち星を付けて欲しかったのですが…。勝利の女神に見放され可哀そうに…。実力があっても世に出るためには、やはり運気は大切ですね。黒田君は、一度、帰国して伊勢神宮にでも行ってお祓いをしないとなりませんね。実はカタル君、あまりのツキの無さに、一度、お伊勢さん参りをしたことがあります。残念ながら、願う人は多く神様に取り上げてもらう事は、叶いませんでしたが…彼の場合も現状は深刻です。いつも好投しているのに…、一体、何が、マー君と違うのか。不思議なものですね。

そんな訳で一度、原稿を書くのを中断すると、気持ちは変化しますからね。今日は簡単ですがこの辺にしましょう。それでは、また明日。