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道は一つ(2005年02月05日)

今日の読売新聞のトップには堤氏の住宅がコクドの持ち物になっており、安い賃貸料しか払ってないから、相場に見合った差額は給料所得と認定し課税すると載っています。奇しくも、昨日私が書いた延長線の記事ですね。なら、先ず財務省職員が襟を正し、官舎の差額分を給料認定し、延滞税を含めた税金を納めるのが筋でしょう。私は毎年、千鳥が淵にお花見に出かけますが、あの畔には大蔵の官舎があります。民間の相場なら3LDKで30万~50万円程度でしょう。しかし、おそらく払っている家賃は3万から5万円でしょう。と言うことは、45万*12=は540万円も実際より多くもらっているのです。一日も早く全ての手当を廃止しキャシュレスの効率化社会を創るべきでしょう。

そうすれば、犯罪がなくなります。携帯電話がお財布になり一人ひとりが必ず持つからです。GPSにより追跡調査が容易になり犯罪を犯しても直ぐに捕まりますからね。そうなれば、移民税を取って日本に労働力を受け入れる事ができます。従ってGDPは成長し豊かな老後社会の福祉が可能になるのです。だからソフトバンクは携帯市場に参入したいのでしょう。お金の大元を握る事になります。何れそうなるでしょう。問題は政治家です。悪の集団、あの連中の多くは金儲けですからね。アホらしい。

誰でも分かっている合理的な世の中を実現するには、まだまだ時間はかかります。老人医療費控除をするぐらいなら、小さな子供の医療費を免除し、子育て支援をすべきです。第三子以降は国の宝ですよ。5人も子供を産めば、消費税などの税金を免除すれば良い。国を挙げて人口を増やす政策を加速させるべきでしょう。しかし合理化の影には苦労もあります。既に多くの建設従事者が苦しんでいます。公共事業費をカットされ、建設業者は業態転換を迫られていますからね。しかし通らねばならぬ壁なのです。逃げる事は出来ない。

さて、みなさんの関心は相場かな?

正当な道には脇道はありません。三井住友のゼネコン処理などは通らねばならぬ壁です。おそらく、みずほもUFJも経験してきたように三井住友も金融庁の統一基準には逆らえません。だから2000億と憶測されている処理は実行しなくてはならないでしょう。株式を売り利益を出すには時間がありませんね。ワンタッチで他に移管する事を金融庁が認めるかどうか分かりませんが、2ヶ月あまりしかない時間ですから…赤字決算になるのかならないのか予断を許さないでしょう。

しかし、こんな事は何年も前から指摘されており、分かっている事です。株式市場で「材料で尽くし」と言う言葉があります。仮に赤字決算で業務改善命令が発令され、西川頭取が引責辞任されたとしても株価には大きな影響はないでしょう。UFJみたいに長引きません。一番皆さんが恐れているのは、この事でしょうが、UFJのようにならずに簡単に決着するでしょう。人間には学習効果があり、UFJより三井住友の方が許容度が大きく、竹中を失った金融庁には力はないでしょう。程よい手打ちになりますから、株価的に仮に下がれば買い場ですね。しかし残念ながら大きく下がらないでしょうね。

松下興産も熊谷も既に処理を考えており、乗り切れるでしょうからね。オイルダラーの買いは続いており、この買いは途切れません。一方、株式の売りは限定的です。金利が下がりデフレの出口が遠のいたとの認識ですが、こんなものは一時的です。まもなく、行き場の失った資金が設備投資に向かいます。既に素材などの材料を生産する会社の多くは空前の利益に沸いており、増産体制を余儀なくされています。例えば、炭素繊維など…

多少、いやらしい懸念はあります。総務省の判断ですね。通信インフラは安くなくては駄目なのです。今、日本が世界競争に勝てる手段はITしかないのです。その為の通信インフラに貢献しているソフトバンクを苛めては日本の明日は遠のきます。テレコムも強引な勧誘をやっているそうですね。しかし強引でなくては人の心は動きません。多少、無茶な行動が強さに繋がるのです。光通信など良い例ですね。待っている営業などは役人の世界だけです。コンプラを守り、多少、強引な営業が活力の元だと私は考えています。

清貧思想が蔓延り人間が小さくなっていますね。法律が生きているわけではなく、人間が生きているのです。先日、受験生が誤って受験地の駅を通過する新幹線に乗り、JRはこの受験の為に、本来、止まらない駅に臨時停車してくれたそうですね。僕は、当初、この処置がおかしいかな?と考えました。私が車掌なら止めなかったでしょう。乗った当人が悪いからです。しかし粋な計らいで臨時停車か…これも人生かな?この学生が今後どうなるのか…人間が生きている。法律や規則などは糞食らえ!と言いたいですね。全ての法律を時限にすべきです。そうすれば時代に合った見直しが進む。小さな政府で効率的な公正な世の中に…この考えは、正直に言えば疲れます。毎日が全速力だからね。しかし今は疲れたら休めば良い。そう思っています。

今日は支離滅裂ですね。しかし、なんとなく皆さんに伝わっていると思います。再調整は「雨降って地固まる」の諺でしょう。方向性は一つ、時間が来れば売っても売っても上るようになるのです。まもなく、その時期が来るのでしょうね。下のチャートはナスダックと四角で囲ってあるのはSP500です。向こうも反転かな?そうなれば、清貧思想の蔓延る日本でも上値追いの展開になるかな?
すべては、みずほの動きが物語るのでしょう。相変わらずなのです。この壁を破るまで続くのです。私はそう考えています。

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これは私自身の考え方です。投資にあたっては自己責任にてお願いします。

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