薔薇色相場がやって来た(2005年06月18日)
昨日は久しぶりにIRNETのメンバーと飲み会でした。今回の「かたるの本」が予想以上に売れており、読者の皆さんに感謝いたします。おかげで今回の飲み会は印税がIRNETに入りますから、その中から経費として出させていただきました。ただし、IRNETの読者のお金でもありますからね。一次会のみにさせて頂きました。
アマゾンのアフィリエイトの方は、最初は、おっ?と思ったのですが、その金額は売上で…その5%ほどが収益になるのだそうです。ほんの微々たる金額ですが、いつも頑張ってくれているレイジーに還元したいと考えている次第です。まぁ、皆さんのご理解を得られればと思います。後ほど、ちゃんとお金が入り集計が出来たら会計士の承認を得てホームページ上で発表します。
もう少し稼ぐ仕組みを作り、本物の知識が得られるように…皆さんに役立つサイトを目指しますからね。本は、ほんの第一歩なのです。読者のKさんからのメールが刺激になり、その通りだと思いましてIRNETの収益化を考えるようになったのです。二ノ宮尊徳の言葉だそうで「経済なき道徳は寝言であり、道徳なき経済は犯罪である」IRNETは、メンバーの好意によって成り立っていますが、何時までもボランティアでは…何とか自立をしないと…寝言だと言われるからね。市場に本当の市場原理を…育てたいと願っています。
さて、前置きが長くなると、おいらには関係ないから、どうでも良いよ。と言われそうですから…昨日、仕入れてきた最新の法人情報から…日本の機関投資家の動きは鈍く、かたるが来週の展望で「収益還元法価格の株価」と言うレポートを書いていますが、実際にこの影響が市場に出るのは、早くて、この秋頃からとの事なのだそうです。そんなものでしょうね。実はリート(不動産投信)に早くから注目し買っていたかたるは、やはり早漏気味でした。かたる銘柄の発掘も早すぎては嫌になりますね。
でも「真実」は、必ず認められるのです。丸山みたいな偽物の株を上げることが日本の馬鹿文化だと思っています。普通なら大株主の銀行などに容赦なく売られなくてなりません。持ち合い株など関係ないのです。ハードの価格を1円だとか…馬鹿げた入札をする文化が歪みを産んでいるのですね。だから道路公団のような不正を許す国民性が生まれるのです。外国企業の参入を認めれば良いのです。そうすれば、談合など生まれなくなります。真剣に価格競争をし、本物の実力が付くのです。
分かってくださいね。本物の実力を世間が認める風潮を作りましょうね。何もディートレを馬鹿にするわけじゃないけれど…自分に実力があるなら証券会社に行き、億単位の勝負をやりなさい。10億、100億と運用額が増えればわかりますよ。自分は偽物だったと感じるでしょう。かたるは新日鉄、三菱商事を、時々書くのは機関投資家の運用資金を扱うならその手の銘柄で運用するしか仕方がなくなるからです。丸山なんか何があるのか?新日鉄の株価を1000円にすれば、いくら馬鹿経営者でも新規の設備投資に踏み切るでしょう。高炉を日本でなくインドやロシアに建設するでしょう。既にグローバル競争時代なのです。早く合併すれば良い。住金も神戸鋼もくだらない派閥など必要ないですね。
ニレコを見ると悲しくなります。会社を私物化している。私物化するなら上場しなければ良いのです。上場するということは、公の企業になるのです。市場原理が働くのが当然です。早く一人前の国にしたいね。まやかしばかりが通る日本じゃなくて、軍隊を持てば良いのです。自衛隊は軍隊ですよ。徴兵制度を設ければ良い。いい加減にウンザリしますね。公務員も国民も皆ぬるま湯ばかり求めている。年金制度に甘える老人族が居り、年金破綻が見えるから、加入しないと無責任な発言をする若者が居る。NHKの受信料未払い問題も…義務と権利を取り違えるやましい心がありませんか?
自分がやましいから、政・官・民の癒着を認め続けるのです。政権を交代させれば良いじゃないの。組織は必ず腐るのです。腐った組織は切り取らなくてはなりません。だから公務員の数を半分にするのです。みんな民間に譲れば良いのです。郵政改革に立ち止まる自民党など否定すれば良いのです。解散総選挙を実施し、若者が投票にいけるように、ネットで投票が出来るように仕組みを変え、一票の格差を完全になくせば良い。何故、違憲なのにオブラートに包むのか? 法もおかしいね。
鄧小平じゃないけれど、富めるやつが先を歩けば良いのです。多くの国民は後から来るでしょう。やがて日本は変わります。昨日、飲んで思いましたね。ベンチャーと呼ばれる世代が世の中を変え始めていく。金融の世界は保守的だから…金融庁と東証の争いは泥試合ですね。江戸・長崎論理を貫く組織はやがてなくなるでしょう。僕らが変えるのです。
若い人には今日のテーマは難しいかな? 真実を見極めてくださいね。市場経済は本物の人間が残る世界なのです。
2003年からの調整度合いを見ると、明らかに15年の塗炭の苦しみから抜け出した新しい躍動感がある相場が続いていますね。もう直ぐ、銀行が立ち直ります。金利が上がるのです。運用方針を…来年には国内の機関投資家は変えます。国民はこぞって銀行で株式投信を買うでしょうね。何しろ、収益還元法価格なのですから…上場企業は市場原理に戦い続けるでしょう。三菱文化は廃れますね。重工の自動車への支援ぶりを見ると日本の恥部を見るような思いがします。守るべきものを取り違えているように感じるのです。
僕も色々考えます。竹中批判をしていましたからね。自らの責任を取らずに民間ばかり押し付ける政策のやり方に反発していたのです。なら国家公務員を劇的に削るべきでしょう。何で官舎などあるの?
国家財政は破綻寸前だと財務省が述べているなら、先ず率先垂範でしょ、違いますか?
自分達の利便性ばかり認め、他人批判をする国税はおかしいね。税制を見直せば良い。経費の計上を変えれば良いのです。あぁ~、どうしたのだろう。今日は…この原稿は番外編にしようかな? 番外編など書くスペースがあるのかな?
兎も角、株は大きな調整をせずに上がり続けますね。「薔薇色相場」がやって来ているのです。「かたるの本」のタイトルは、本当は「薔薇色相場がやって来た」なんですね。皆さんにも、その内見えますよ。かたるの言っている意味が…相場観のほうは「かたるクラブ」で…後で書きます。