今日の市況(2007年10月30日)
かたる:今日は遅くなりましたので簡単に終ります。今晩のFOMCを控え模様眺めの動きに終始していましたが、改正建設基準法の見直しの動きに、住宅関連銘柄が一斉に反応し日経平均株価は急速に戻りTOPIXはプラスで終りました。NY市場はハイテク株を中心に確りした動きだったようです。ただUBSは10-12月期に追加の損失を計上するの可能性があると報じられています。
個別では武田製薬が新薬開発の見直しと言うことでストップ安になりました。他の薬品株も安いものがありました。好決算を発表した海運株、川崎汽船、商船三井ともに材料出つくし感から安くなりました。一方、新興株の動きは堅調なものの一服を入れるものもありました。今日の解説はこんな感じでしょうか?
市場心理が少しずつ好転してきていますが、依然、弱気筋も多いようです。私は日経平均の月足ロングチャートを見て相場観を少し訂正し始めました。この点については、おいおい話をすすめる機会があるでしょう。多くの投資家は付和雷同組みです。自分で株価の判断が出来ないのですね。故に高くなれば買いに行き、安くなれば売りに行きます。本来なら機関投資家がそのような振れを修正する役目を負うのですが、骨のある投資家がいなくなりました。昔はプロである証券会社の自己売買部門の役員が相場の流れを作ったのですが…氏家体制辺りから大きく変わりましたね。
守屋前防衛省事務次官の証人喚問をみても小粒になりました。事務次官の給料を10倍ぐらいにすれば、政策も変わるんじゃないかな? 小粒の賄賂など貰わずに済むのに…たかがゴルフぐらいで…情けない限りです。これじゃ優秀な人材が官僚になりませんね。人員を半分に削減し給料を5倍から10倍程度に増やすべきでしょう。1億でも5億でも良いのです。僕はそう思うけれど…なかなか実現は難しい。悲しい話です。新興株の主観などはSNSで続きを述べます。今日はこの辺で…明日も遅くなるかな?
投稿者 kataru : 2007年10月30日 19:56