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今日の市況

今日の市況(2008年04月03日)

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かたる:今日は遅くなったので簡単にします。
アメリカでは信用不安から景気後退へ視点が完全に移り始めたようですね。この行方がハッキリするのは夏以降でしょう。この時期の感覚が重要なポイントになります。中国は秋以降に…一方、日本株は今日も高かったですね。やはり年金資金の買いが続いているのではないでしょうか?そんな気がします。問題は銀行株ですね。今日はみずほが売買代金第一位でした。この夏から転換が始まる銘柄で日本株の行方を見るうえで重要なキー銘柄になりますね。相場的には2003年のような面白さはないのですよ。仮に株価が上がったとしても買うかどうかは…効率の問題ですからね。100万円を付けるのはかなり時間と労力を要するでしょうからね。

一方、出遅れと言うか資源関連も上げていましたね。しかし私にはどうも疑問なのですね。景気後退が注目されているのに…中国だってすごいインフレです。どうして資源株が上がる背景があるのか?私にはサッパリ理解できないのですが、石油価格は堅調ですね。通常は新規の油田開発などが進み需給バランスが崩れると思うのですが…やはり僕には理解できません。外需の行方は見えないということは内需の好業績銘柄に的が絞られますね。だから新興株に注目していますが、スターが、なかなか誕生しません。素質のある銘柄は幾つかあるのですが…

読売新聞にはフィルタリング規制の話が載っており、ブラックリストの方向性が再度報じられていました。日経新聞には東芝の原子力の話が載っていましたが、10年以上掛かる話しでしょうから総額の投資額は大きいですが株価にどの程度、影響があるものやら…むしろフラッシュメモリの価格は下落し、ウォンが安いのでサムソンとの競争が大変でしょう。今日はカラ売りかな?と思った次第です。やはり注目は銀行株と不動産でしょうが…どちらも本格的な上げ相場になるとは思えません。基本的に底打ちする為には底練りの現象が必要なのですね。相場が強い時は、右肩上がりの上げ相場に移行できますが、通常は底値を何度か確認してから買い勢力が増すのが普通です。

私の考え方は、ずっと、一貫しています。一昨年、冬の新日鐵の上げを乗れなかったのは理由があるのですね。昨年の夏は市況物にも拘らずPER16倍を批判しました。しかしブラジルの高炉建設などは賛成です。株式の持合などをせずにそちらに資金を回せばよかったのに…高炉メーカーが何社も必要なのでしょうか?同じことは自動車産業にも言えます。トヨタ、日産、本田、鈴木ぐらいで充分ですね。果たして統合できるのでしょうか?経営者もグローバル時代へ舵取りをすべきでしょう。やはり小さなお山でも大将が良いのでしょうか? 

お客様のマインドは低いようです。株は上がっている直ぐに売りたがるし、買うのを躊躇う傾向があります。折角、買いで儲かるチャンスなのですから積極的な姿勢が必要なのでしょう。もたつく株価を果敢に攻めましょうね。それでは今日はこの辺でおやすみなさい

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投稿者 kataru : 2008年04月03日 23:01