今日の市況(2008年05月01日)
かたる:今日は遅くなったので簡単に…
アメリカは0.25%の利下げを実施しました。打ち止め説もありますが…どうでしょうか? GDPは辛うじてプラスですが、第二四半期はマイナスと言う説が多いですね。しかしフォードもGMも確りしていますね。シティーが普通株を発行するとか報道されていますが、株価は確りしていますね。
実は神主さんが退職されたのです。よって暫く3人での会話になると思います。今日は僕だけだけれど…。今年、彼は70歳になるのかな? 郷里の先輩で僕が東京に出て歩合外務員になると、ある新潟の証券会社の役員に話したら「是非、会っておいたほうが良いよ。この人は業界の情報通だから、きっと役に立つから」…と言われ紹介されたのです。初めてあったのは、彼の会社の近くの喫茶店だったかな? 昼飯をご馳走になったような気がいます。そうして彼は僕に給料明細を見せて、手取りが700万円ほどだったのですね。勿論、1ヶ月の給料です。へぇ、すごいもんだな。…と思いました。あれから18年かな?19年ほどの付き合いになりますね。まぁ、基本的に対面営業は商売がやりにくくなり、廃れる方向ですね。証券会社の株価が下がるのが道理です。昔は大手4社と呼ばれ、野村、大和、日興、山一と大きな証券会社があったのですが、ご承知のように山一はつぶれ、日興証券もシティーの傘下に入りました。辛うじて野村と大和が残っていますが…嘗ての力はないのでしょう。
やはり金融庁の創設から業界が廃れてきたのかな? 松井証券が手数料をディスカウントしネット証券が栄えるのです。時代の流れですね。本来なら情報量の違いで大手証券は圧倒的に強い筈ですが、組織力を使えないような仕組みにしたから、組織があっても利用価値が低くなったのでしょうね。政・官・民の癒着構造が証券界にも、昔、存在したのですが、損失補てん問題辺りから姿を消しましたね。外資系は組織を利用した介入があるようですが、日本人で骨がある人たちは姿を消したようです。まぁ、僕も化石的な存在かもしれません。最近の相場を見ていると短絡的なのですね。長いスパンの夢を実現するシナリオが描き辛くなっているようです。昔は政・官・民の協力で国際的な企業を作ろうと仕組みを残したのですが、フェアでないと言う市場原理が日本の伝統的なよさを壊したのですね。まだ昔の夢を抱いている人もいるようで…私もそうなのでしょうね。日本株の10万円説などを信じているのですから…ところが経営者の考え方が変わらないと駄目ですね。
久しぶりにソフトバンクの孫さんらしい行動が報道されていました。「中国を制するものが世界を制する」なかなかいい発想ですね。僕はソフトバンク・モバイルの利用者になりました。是非、皆さんもソフトバンク・モバイルに切り替えてください。ドコモの中村さんでは無駄ですね。KDDIも同じです。経営者の発想が違うのです。みんながソフトバンクを応援し、加入者が増えるとソフトバンクにお金が流れ、ソフトバンクは自由な翼を得る事になります。最近の彼の行動は素晴らしいですね。チャイナ・モバイルとボーダフォンと組んで端末を開発する事にしたり、中国のSNSの会社に投資したり、少しゆとりが出つつあるのでしょう。日本でもグローバル展開の意欲のある会社に、力を集めるべきですね。ドコモに利益をあげても、所詮は総務省の役人の遊行費に消えるのでしょう。やはり、僕らは心ある会社(経営者)に自由にお金を使わせないとなりませんね。最初は小さな動きでもやがてうねりになり、小川のような流れが生まれ、暫くすれば大きな川のような流れを生みます。
この考え方は基本です。株式投資でもそうです。株価が下がっても応援をする会社なら、安くなったのですから、絶好の買い場なのです。ところが多くの人は株が下がっただけでその会社は見込みがないと思うらしいのですね。人間の気持ちなんか簡単に変わるものですね。高値で買った時に、何故その会社の株を買うのか?ちゃんとした根拠がなくてはなりませんね。そうして株を買った時にその理由を書いて、どうして自分はその株価で買う気になったのか? 書き留めておくべきです。失敗は数多くあります。買った株価より株価が下がってきたら、業績の推移を見て見込みがあるなら、買い増しをすべきですね。見込みがなければ、また見送りです。別の株を買えばいい。目先の売り買いに揺れる市場ですが、僕のような人間が居ても良いでしょう。株を買うということは、その会社を応援すると言う意味もあるのですね。久しぶりにソフトバンクの株に興味を覚えた次第です。でもチャートの形は…。
投稿者 kataru : 2008年05月01日 22:43