今日の市況(2008年06月17日)
かたる:今日は時間がないので簡単にします。
NY市場ではリーマンの決算が終わり、どうやら読売新聞の報道では増資も決まっていた模様です。AIGなど一部の金融株は安いですが他は上昇している様子です。NYダウ平均株価の動きは微妙な展開でこの辺りで止まる可能性もありますし、更に下値を試す可能性もあります。結局の所わかりませんが私なら短期線のDC(デッドクロス)がまもなく見られますので一度は打診買いのチャンスなのでしょう。揺り戻しもこの程度でとどまれば強いですね。本当に2四半期のマイナス成長(リセッション)があるのでしょうか?アメリカでは小売売上は伸び続けています。住宅だけが深刻な状態なのですが、住宅関連株は意外に強いのです。大きな落ち込みがあるように感じられません。
日本は米国よりも中国の影響を受けますからね。東シナ海の資源の共同開発が決まりそうで意外感があります。中国って、案外、まともな国なのかな?と思います。その反面、フェロアロイだったかな? 鉄を作るための脱酸酸素を除去するために使われるらしいのですが、この材料が高騰し中国が契約価格どおりに品物を納めないという報道がありましたが、このような記事も、度々見るので、いい加減な国だなとも思うのですね。余談になりましたが…台湾の問題もあり経済に影響がなければ良いのですが…。
原油価格の高騰により、原油先物相場動向が注目されていますが、最近、立て続けにサウジに増産余力が大きくあり、原油価格は天井圏だという記事を読みました。どうなりますかね? まもなくテキサス出身のブッシュ大統領も変わりますし…。2006年初めに小泉政権の続投路線が消えると、その途端に在任中にも拘らず、改革への揺り戻しの事件が起こりました。そうして日本は景気後退に入ったわけです。(内閣府は未だに認めていませんが…)
相場は読みどおり、新興株の出番が来たのだと思っています。昨年の7月相場の再来かな?と感じているわけですが、しかし今回のBRICs銘柄は、意外に株価は確りするのだろうと思います。信用買い残も多くの銘柄で通過していますから…。やはり政権の交代は大きな変化を生むものなのでしょう。日本でもそうだし…おそらく世界でも。色んな意見はあります。食生活の変化だと購買力が上がったとか…しかしその反面、これまで開発されてないオイルシェールも採算が合うようになりますからね。此方はバーレル60ドルとか…言ったかな? 多くの新規の油田開発はバーレル30ドル前後だそうですね。イランは在庫があり備蓄しているとか言う記事も読みました。そろそろサウジの増産から売り崩しがあっても…なんて考えることもあります。反面、日本の化学業界は200ドル体制に向け、対応できるように準備しているとか…どちらに軍配が上がるのかな?
株式相場は自分の心理との戦いです。安いときはなかなか買えませんが、株価が上がってくると買えるものです。不思議ですね。ようやくこの2ヶ月間、仕込んでいた株が浮上の気配です。たまにはちゃんと上がって欲しいものです。ビスタニュースで掲げた買ってない観察銘柄ばかりが上がるより、買っている本命株が…。今回は利食いではなく、追撃買いと強気を堅持する予定ですが、どうなりますか…。今日はこれから大御所さんが引退するので送別会です。是川銀蔵との取引の話でも聞いてきますかね。他にも大物の人の話しなど…色々と彼は証券界を知っています。証券界の生き字引みたいな人ですね。昔は良かったのです。やはり経済成長している輝かしい日本が良いですね。
投稿者 kataru : 2008年06月17日 16:37