今日の市況(2009年01月06日)
異常な水準が長く続き、ようやく本来あるべき姿に戻りつつある市場展開です。
いつの時代もそうですがマスコミは…。「恐慌」突入、デフレとか、不安を煽る話題ばかり報じています。今、起こっている現象を解説しておれば問題ないと思うのでしょう。
株屋は常に6ヶ月程度、先を考えなくてはなりません。景気悪化は既に世論が認知する所で、強気を貫く私も仕方ないと思っています。
景気悪化の原因はなにか?
ここが問題なのですね。ロシア危機でLTCMが破綻したとか…今回の場合はサブプライム問題を発端に投資銀行の在り方が問われているのですね。そうして最後に残ったMSとGSも商業銀行への転換を余儀なくされました。何が一番違うかと言えば、レバレッジの話しです。自己資産に対する総資産の割合が投資銀行と商業銀行では違いました。簿外の特別目的の会社もあり、巨大なレバレッジを掛けて収益をあげていた投資銀行はなくなりました。なくなったというか、縮小を余儀なくされたのですね。だから車も住宅も売れないのです。原因が分かるまでが大変だったのです。その原因が一般的に認識されています。だから既に恐いものはありません。一番恐いのは原因が分からないことです。原因が分かれば、対処に向うのです。
基本路線が明らかになり、処方箋が間違ってないので株が上がり始めたのです。この期に至って「デフレが来るとか…」馬鹿な発言をしているアナリストは素人ですよ。FRBは5000億ドルのMBSを半年で買い取ると宣言をして、既に実施し始めたようですね。FRBですよ。規模がどうのこうの…とか、資産が劣化とか馬鹿な発言をしている人はおかしいですね。自分で考えてみれば分かります。無尽蔵に紙屑をお金に変えられるFRBが資産を買うのです。インフレになるまで買うのです。デフレになる訳がない。日銀総裁の白川さんが日銀の資産劣化を…話すのは、折角の量的緩和政策を打ち消す発言ですが…バーナンキは馬鹿じゃないですよ。流石、市場経済の国ですね。だからGSの株価が戻り高値を更新し続けているのです。今日はこんな感じでスタートです。
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投稿者 kataru : 2009年01月06日 17:09