今日の市況(2009年02月02日)
先週末のNY市場を受け東京市場は安かったですね。
これまでのオバマ新大統領の印象は、僕ら金融関係者にとって決していいものではないでしょう。何故なら、最初の政策発動がイラク撤兵やキューバのグアンタナモ米海軍基地にある収容所の閉鎖で、経済政策ではなかったからです。もともと株屋は共和党の考え方を支持するもので、民主党的な考え方は好きではありません。GMなど、私は倒産させるべきだと思っていましたし、市場原理が優先されるという考え方なのです。しかし新政権は発足して僅かなので、まだ分かりません。でも私は田沼意次のあと、政権を握った松平定信のような印象を抱いていることも事実です。
一方、今週のエコノミストは中国経済の復活に、批判的な記事を寄せていましたが、中国経済の行方に誰しもが期待するわけです。エコノミストの代表的なレポートは公共事業投資も経済効果が薄い。何故なら、米国経済の不振から貿易黒字の減少を補えないから…という意見が多かったですようです。しかし日本と比べること事態が、ナンセンスです。確かに日本は社会基盤整備がされており、バブル不況の頃の公共事業投資の経済効果は薄かったですね。しかし中国は幹線道路も整備されておらず、このような交通機関などの基幹社会整備の信用乗数は、かなり高いでしょう。日本の公共事業投資が、仮に3程度だとすれば、中国は倍以上の効果があるのではないでしょうか? この辺りの読みは相場の物色銘柄に影響を与えるわけです。結果はいつの時代もあとにならないと分かりませんが、私はそう考えています。
今日はこんな感じで始まります。
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投稿者 kataru : 2009年02月02日 17:28