未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2009年02月06日)

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米国の金融株を見ていると、とうとう、まともな株価を付けているのは、CEOが自社株を買ったJPモルガン、バフェットが株を買っているウェルファーゴとゴールドマンサックス、そうして三菱UFJ銀行が投資をしたモルガンスタンレーだけになってしまいました。メリルリンチを傘下におさめたバンカメは国有化が噂され、シティーバンクはAIG同様に、生きる屍のイメージしかありません。オバマ大統領は清貧思想を振りかざし、この金融危機の水準を妥当と考え、時価会計で不良資産処理をさせるのかどうか? 当面の焦点は、ここに絞られた感じですね。報酬問題に触れた途端に、ゴールドマンサックスは反発し、公的資金返済を言い始めています。通常の経済状態なら1兆円程度の金額は簡単に集まるのです。三菱UFJも日本株の株価水準により損失が変わるので新たな増資を模索しているようです。

外需頼みのカンフル剤が切れた瞬間に、古来からあった日本の構造問題が問題化されています。雇用の問題も重要ですが、一番重要なのは政治家の発言がぶれることですね。
何故なら、何を基準に、ものごとを考えていいか分からなくなるからです。今、問題になっているオリックスの「かんぽの宿」問題。このことで一番、問題なのは、一度契約した決まり事を、ひっくり返したことですね。買収価格が安いの、高いのと言う価格問題以前の話だと思うのです。決めた事を簡単にひっくり返せば、何を信じればいいのか分からなくなります。まるで後出しジャンケンです。法令の解釈もケース・バイ・ケースの不透明な裁量決済が、再び蔓延っている印象を受けます。株屋は難しいね。揺れ動く判断基準の中で株価を判断するなんて…。自分の価値観を確り持ち、流されないような基準を自分の体の中に持たないと流されますね。まぁ、僕の場合はずっと一貫しているつもりですが…。逆に、この頑固さが間違いの素だったわけです。トホホ…。

そういえば、先ほど久しぶりの清ちゃんと言うほど親しくありませんね。山本清治さんのホームページを見たら…僕の意見を聞いているような錯覚を感じました。同じじゃないの…言っている事が…と思った次第です。同時に彼はお金持ちなので、僕もそろそろ、そのレベルに入れるかな?などと考えた次第です。みんな考えていることは一緒だな。と思いました。あと、どの程度の時間が必要か定かではありませんが、既に回復しているのですね。後は背中をプッシュする人が存在するかどうか…商船三井などは、仕手化してきましたね。この週末はある銘柄の検討をする事になります。何しろノルマがあるので儲けなければなりません。市況が上昇相場なら簡単なことですが、横這いの相場でノルマを果たすのは至難の業です。今日はあまり気が乗らないので、ここでやめにします。山本さんのクラブ9は、参考になりますのでこれを読んで相場を考えて下さい。

中国株は確りしていますね。円安の方向性が出ていますし…。相場が面白くなるかな?

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投稿者 kataru : 2009年02月06日 16:46