未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2009年12月15日)

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米国ではバンカメに続き、シティーとウェルファーゴも公的資金の返済をすると言います。約1年ですね。それに引き換え日本の「りそな」は未だに返済していません。個別の企業が悪いとか言う話しではないですよ。日本の社会環境が市場原理にそぐわないのでしょうね。携帯電話の技術は世界トップなのに…折角のチャンスを生かせず、ガラパゴス現象と呼ばれる始末です。鎖国で進化しない日本は、今、変貌するかどうかの端境期なのでしょう。コラムでビスタニュースの記念原稿を載せた意味をご理解いただけるでしょうか? やはりメディアなのでしょう。僕は日経新聞が日本を暗くしていると考えています。銀行の増資問題もそうですね。あんなのは蹴れば良いのです。話し合いで決まるのですから、日本基準を受け入れさせれば良いのです。優先株で、何故、悪いのでしょう。

バブル崩壊から20年の失われた時代が過ぎています。株式持合いや終身雇用、年功序列などは何れも素晴らしい仕組みですね。さらに談合も素晴らしい仕組みですよ。今では全てが否定されています。欧米の基準が正しいのか分かりませんね。僕は株屋だから市場原理派ですが…村論理を掲げるなら徹底してやれば良いのです。中途半端に振り回されるからおかしくなります。今、話題になっている天皇陛下と習近平国家副主席の面会なども…この問題ですね。同じ視点上にあります。今の時代は基準が中途半端ですから、国民が戸惑っています。市場原理貫くなら、郵政の民営化を進めるべきですね。市場原理主義は常に修正されているのです。行き過ぎれば今のように揺り戻しになります。

一番駄目なのは時代が変化しているのに、旧来型の尺度を用いて中途半端になることです。2002年から2003年に掛け、不良債権処理を強引に推し進めた小泉・竹中改革、僕は反対派だったけれど、充分、理解できる対応です。あの位しないと日本は中途半端ですからね。しかし不良債権が片付いたのに…いつまでも金融庁の人員は増え続けていますね。役割を終えたのだから、人員を減らし今度は積極金融に向うべきだったのです。ところが日銀の福井さんは量的緩和解除を急ぎ、充分な利益を金融機関に与えないまま政策を転換させました。戦後、永遠と60年近く蓄えた資金を、バブル崩壊で吐き出したのです。これでは経済が元気になりませんね。

靖国で折角のチャンスを潰し、日本の成長を阻害しましたね。今度は民主党政権で再びチャレンジです。鳩山さんはいい事を言っています。東アジア構想など…。ベトナムもインドも円借款を利用して、新幹線などの社会基盤整備を中心に取り組んでいます。本当は円借款でなく、現地の会社と日本の民間企業が合弁で事業を興し、両政府が債務保証と言う形で協力すれば良いと思うのです。丁度、中国の自動車会社の仕組みですね。鉄道や道路などの基盤つくりはお金が掛かります。日本のゼネコンはベトナムやインドで鉄道会社に変貌するのです。その企業が発行する社債に政府保証をつければ良いのです。建設株は相場がないから大相場になりますね。簡単なことなのに…。
お金なんか、後で回収すれば良いのです。馬鹿げた話しですね。今日はダヴィンチがジャンプできなかった物件だと思いますが、セイキュアートが1400億円で買収するのだそうです。2000億円で利回りの合う物件が、3割ダウンと言うことは…。20年なら単純に1.5%ですね。何故、ジャンプさせないのでしょう。地価が下がれば評価損を計上する会計マニュアルが行き過ぎているのでは?と考えますね。ノンリコースの物件だからダヴィンチはいくらも損をしないのでしょうが…。

これがデフレの元凶です。JAL問題も年金資金不足は、基本的に株が下がった為に年金の利回りが落ちたのです。JALだけではなく東芝もそうだし…今日、資産売却していたDICなども危ういのです。早く対処した方が良いですね。一方、資金運用の年金資金は国内株より海外株のほうが保有比率は多いとか…先日、報道されていましたね。馬鹿じゃないのかな? 日本のお金を日本国民のために使わずに、外国の人を助けているのです。日本のお金で中国が栄え、日本人はどんどん、貧乏している。だから日経新聞が悪魔だと言っているのです。

朝日新聞もくだらない論争を…展開しているし。清貧思想で世の中が良くなるのでしょうか? まもなく時間がなくなります。清貧思想も必要なときがあります。証券マンが銀座のクラブで一晩に100万程度落とせば…政策を転換しなくてはなりません。しかし今の証券マンは銀座のクラブに行ったことがあるのかな? きっと空売りをしている人ぐらいでしょう。銀行の増資を日銀が引き受けて、Tire1を10%、15%にして、買い戻し条件を付ければ、あっという間に解決です。申し込みがある借金を全部受ければ良いのです。年収の5年分しか融資できない仕組みを守っているなんて馬鹿らしいですね。インフレ率を5%で計算して10年分ぐらいまで融資すれば良いのです。100平米のマンションの人は200平米に…。200平米の人は400平米に…。そうやって暮らしを豊かにすれば良いのです。呆れますね。

株式市場の今の株価は、清貧思想のデフレ・スパイラル価格です。市場原理を止めたブルドック判決が原因ですね。あんな判事は首にすればいい。僕のようなバブル論者を世に出せば良いのです。雅子さまを精神病にさせるほどの宮内庁などの清貧思想論者が跋扈する世の中を何とか変えたいものです。既に20年です。反省もここまでくれば…タイガーウッズではありませんが…、もう許して欲しいものですね。さぁ、社会インフラ整備の雄である日立が賑わってきました。本来なら重工と共に株価は5000円ですね。それくらいの実力はあるし活躍できる環境です。

市場に外資のお金が入り、不動産株が一斉高していました。この意味は分かりますね。株が上がっていくのはそれぞれ背景があります。どのシナリオを採用するか人ぞれぞれです。

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投稿者 kataru : 2009年12月15日 17:29