今日の市況(2010年03月30日)
NY市場も堅調な動きを続けています。背景には雇用統計の改善が見込まれるからでしょう。国内では期末を無事に通過できる見込みからか…安心感が芽生えているようです。個別株の賑わいはありませんが、指数からくるインデックスの買いだけで相場が上がっている印象を受けます。大型株より中小型株の水準訂正と言う印象が強いように感じています。もともと異常に安い株価位置なので、なかなか過熱感が生まれません。高値を更新していると言っても出来高が膨らむわけではありませんし…。売るのも躊躇するし、買うほうも押し目がないので、買い辛い展開が続きます。
ビスタニュースの紹介銘柄で、上がってなかったブリヂストンまで買われて来ました。もともとこの水準は安過ぎる位置ですが…。(同時に上を買う魅力も乏しいのですが…。)新興国の大きな人口を抱える国が、自動車の消費国として育つから2000円以上の価値はあるのでしょう。(念のために…私は株が上がれば売りますよ。)こんな株は基本的に機関投資家じゃないから基本的には買いません。でもお客様により、リスクを取れない方はずっと買っていました。今日は売りましたが…。
知らなかったのですが、上海の中国金融先物取引所は、株価指数先物の取引を4月16日から開始すると発表したそうですね。思い出しますね。1989年の相場を…。実質的に株価は1988年に天井を売ったのですが、最後の1年は指数採用銘柄だけが飛び跳ねる展開になりましたね。印象に残っている銘柄は東宝でした。歴史的な馬鹿高値を付けるのです。これで変動相場制を採用させれば操れますね。果たして中国はどうするのかな?
日本より深刻なのでは、ないでしょうか? 「一人っ子」政策の影響で高齢化が加速します。まぁ、まだ先の話ですが、頭の片隅にプットイン。
その「元」の問題で米国では130名の議員が連名でオバマ政府に対し中国を為替操作国の指定に加えろと求めており、またゼーリック世銀総裁はウォール・ストリート・ジャーナル紙とのインタビューで、人民元を切り上げれば中国の購買力を強化し、企業に対し輸出志向型から内需志向型への産業構造転換が必要であるとのシグナルを送るこことになるとの見解を表明したそうです。同総裁の発言は、中国に切り上げを要求したものではないが、中国には切り上げの余地があるとの見方には同調したと報じられています。この話しは重要ですね。相場観に影響を与えます。
この話しは重要だと言う意味は…詳しくないとなかなか理解できませんね。一応、ビスタニュースでは内容を補完してレポートを書いています。例えば3月18日に掲げた重要なヒントから参考銘柄を掲げ、昨日、今日と大幅高していますね。たった2週間で3割の上昇です。昨日も買い増ししましたね。今日は流石に売り買いが交錯ですが…。まぁ、これだけ株が上がるから、何もかたる銘柄でなくても、誰でも儲かるわけですが…。皆さんの資産は倍増しましたか? 12月からのスタートでみると、既に2倍以上になっています。まだまだ増えそうです。ただ正直に言えば、そろそろ買いたい銘柄がなくなります。いつものことですが…株価は目先天井圏なのかも知れません。
困りましたね。先が見えません。
実はあるお客様がマツダを250円で売ってくれと電話がありました。買値は202円かな? この指値が売れたので、コリャ上がるかな?と思い、今日は追撃買いを入れました。…が、しかし254円までで株価が飛びません。そろそろ急伸波動に変わるかと思ったのですが、見込みは外れかな? 意外に人気はなくTICK回数は1685回でした。1番人気のみずほが11312回ですから…。その低落振りが分かります。007は4446回ですからね。あんな小さな会社に負けています。トホホ…。別にマツダに拘っているわけではありませんが、業績の背景が見える人気株が欲しいのです。ツガミじゃ小さすぎて…。しかも、そろそろオークマとの逆転劇だから…。クラリオンじゃ業績の上伸が見込めないし。
仕方ない。分からないのだから…。
日産が800円の大台を回復して1月の高値に迫ります。あの時のリード役が高値に返り咲き、ソニーは高値持合いですね。富士電機もそうです。週末に改善が見込まれる雇用統計の発表を控え、第一生命の準備が出来て三井住友の公募を回転させ…準備は整った印象ですね。やはり迷っていますね。この心の囁きをどうやって整理するべきか?悩みます。状況は悪くありませんが一度整理すべきかどうか…。
投稿者 kataru : 2010年03月30日 17:24