未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2010年04月21日)

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最近、ウォール・ストリート・ジャーナルやFTなどの記事に目を向けるようになり、日本の新聞の価値って…どうなのかな?と考えるようになっています。まだ結論は出ませんが読むところがあまりないのです。一般紙は株屋にとってあまり意味がありません。しかし朝日新聞は政治の動向などは面白いかな? 日経より読売の方が一部の経済面は充実していたりします。比較すると、同じ事件でも、たまに違う見方をしていると思うことはあります。だから価値がないというのは言いすぎですが…。

一連の記事を読むと…、今回のGSがSECから訴追された考え方は、金融取引の色彩が強いように感じます。オバマ大統領は金融規制の成果を欲しています。しかし同時に頭のいい人だから金融規制を強めれば、米国の国力が失われることもよく知っているのでしょう。ようするに基本は金融規制法案に対する布石なのでしょうね。きっと…。GSは流石に世界トップですね。対応が素早いですね。早速、引当金を積むのでしょう。一方では罰金で手を打つと言われています。GSは大物の民主党系の有力弁護士グレッグ・クレイグ氏を迎え入れたそうです。

更に、今回のCDOは個人の問題として処理するようです。『2007年に住宅ローン関連投資で投資家を欺いたとされるゴールドマンのエグゼクティブディレクター、ファブリス・トゥールが英金融サービス機構(FSA)から登録を取り消されることになる』と説明したそうです。まぁ自らも損失を被っているから、この主張は認められるかもしれません。つまりどちらの結果でも、良い体制で処理するのでしょう。米国が鉾を収めれば、欧州が単独で追求するのは難しいでしょう。そんな市場の空気のようです。

一方、カナダドルが買われ、ドルが追随し円安傾向になっています。インドも利上げだし中国も『中欧国際工商管理学院経済学院の許斌主任が「中国が日本の経験と教訓を生かし、小幅な人民元切り上げと同時に金利の小幅引き上げを行えば、短期的な打撃はあるが、中国経済は後10年の高成長が維持できるだろう」と話す。また、人民元は2~5%切り上がり、第3四半期前に利上げが行われると予想する。』と伝わっていますね。

世界の国は、日本のバブル経済からの失敗過程を生かしているのに…日本だけは極端な清貧思想が未だに続いていますね。だから三菱UFJ銀行が、米国で子会社を通じて倒産した地銀を買収している勝ち組なのに評価されないんですね。日本の機関投資家はお膝元の割安な日本株を売り、海外株式に資金を移行するし…外人だけが買っているのかな? 日本人は、日本株の価値にいつ気付くのでしょう?

一つの例として、かたる君は4月10日の株式教室で「減損会計の異常さ」を訴えています。この仮説に基き、御三家銘柄を参考に、有力リスト株を作りビスタニュースのレポートを前から書いていますね。今日は徳川頼宣の紀伊家が活躍し、義直の尾張家もストップ高に、頼房の水戸家はお休みでしたね。しかし水戸家は一橋家を通して最後の将軍の慶喜を出します。何れ上がることでしょう。少しだけお休みなのでしょう。紀州は紀伊國屋文左衛門を輩出します。今日の人気が続き豪快な銘柄に育つと良いのですが…。この御三家銘柄の紀州は、業績部分だけを4月10日に公開しましたから勘の良い方は我々と一緒に買われた方も多いでしょう。倒産リスクがありますが、危険だから儲かるのです。この銘柄の発想(オギハラのBYDによる買収)を3月27日の株式教室で10倍以上になる可能性がある銘柄として述べましたね。やはりリスクとリターンの関係は、チャンと歴然としています。驚いたのは、今日は同時に尾張もストップ高になったことです。此方は名古屋らしい動きですね。…株価の動きをみると「かたるの仮説」が正しいのでは…。

今、名古屋は注目されている市ですね。河村たけしさんは僕と同じで極端ですね。市会議員の給料を半分にしろと言ったり、議会のリコール運動をしたりしています。まさに文明開化の江戸時代から明治時代に変化する下士から上士への逆襲かな? 株式市場でも持合い制度が崩れていますから、経営者は真剣に仕事をしないとなりません。もともと上場企業はそう言う場なのです。嫌なら株式を公開しなければ良いのです。MBOをすれば良いのでしょう。フジテレビもTBSも株式公開している以上、法律で保護すべきではありませんね。果たして、これからどうなるのかな? 上がって以上に株は下がらなくなっています。だから高値を買っても、我慢して、また下値を買えばきっと儲かるのでしょう。
銘柄を公開しなくなりましたが頑張ってね。まぁ、僕の参考銘柄だけが上がっているわけじゃないですが…。相場は明らかに良くなっていますね。

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投稿者 kataru : 2010年04月21日 18:52