今日の市況(2010年12月07日)

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かたる：なかなか生活が落ちつかないので、相場をじっくり見ている暇がありません。でもかたる銘柄は好調のようです。もともと相場が上昇すれば強みを発揮するかたる君。本来は買い一辺倒だけでしたが、株屋を辞め売りも仕掛けて見たいと考えています。でも売りはやったことがないからね。

トロ：売りは危ないよ。かたるの性格からして妥協を知らないから、大きくやられるんじゃないの？

かたる：僕だって自分でやるときは慎重だよ。今はまだ試運転の段階で大きく相場を張ることはないね。でも実験は続けているよ。今日もある新規の銘柄を買っているね。先日、買った銘柄は失敗で５００円か６００円の儲けで手仕舞いしたら今日は上がっていたよ。トホホ…今度は時間を考慮して考えているがどうかな？

時代や：本当に儲かるのか？

かたる：分からないよ。実験だよ。今の所は相場に助けられマズマズ生活圏だけれど、問題は相場が悪くなった時だね。既に騰落レシオは１４５だね。まぁ、騰落レシオは減数の関係があり相場の立ち上がり局面は高い数字が出やすく、この時期の騰落レシオの過信は禁物だね。でも他の指標でも足踏み状態は確認されており、大型株から小型株というか…出遅れ修正が続いているようだね。

時代や：そういえば先日JASDAQ－TOP20が発表されていたね。まぁ、新しい指数として注目されるかどうか…。色んなＥＴＦがあるからね。

構成銘柄は田中化研(4080)ポラテクノ(4239)第一精工(6640)ザイネレクトロニクス(6769)メイコー(6787)日本マイクロニクス(6871)フェローテック(6890)ガンホー(3765)ビットアイル(3811)ユビキタス(3858)インフォコム(4348)ジュピターテレコム(4817)デジタルガレージ(4819)エムティーアイ(9438)第一興商(7458)ベクター(2656)日本マクドナルド(2702)セブン銀行(8410)一建設(3268)楽天(4755)。だと言う。

１０月１２日からスタートしたみたいだね。その日の初値が１３７０で今日は１６３５だね。かたるの一押し銘柄も組み込まれているね。

かたる：うん。小さな会社だから、まさか…と思ったけれどシンプレクスが運用しているみたいだね。大証にシンプレスクスか…。

トロ：何か引っ掛かることでもあるの？

かたる：いや…もともと日経平均株価と言う指数も意味が分からないからね。やはり単純平均とか、時価総額とか、明確な基準が分かりやすいよ。意図的な選択による指数は権力の温床になりやすいね。この手の仕掛けが得意なのは米国だね。もともとドルなんか訳がわからないよ。昔は金本位制だったけれど…いつの間にか金との連動性が薄れ、あれはニクソンショックだったかな？

まぁ、僕らが信じているＰＢＲやＰＥＲもいい加減な指標だね。仮に変化率を加味したＰＥＲの基準どおりに動くなら業績の予想が価値を生むけれど…業績の数字が実際に上がってもＰＥＲは下がり、正当な評価を受けないことは良くあるね。最近は修正されつつあるが、自動車部品でＰＥＲ５倍台の銘柄はかなりあるよ。…にも拘らず大型株のコマツなどは２０倍まで買っているね。確かにコマツは好業績だけれど変化率では自動車部品株のほうが高い会社も沢山あるよ。

トロ：でも所詮、下請けの評価だよ。親会社が悪化すれば部品を供給している下請けはこけるから、ＰＥＲの評価が低くても仕方ないよ。

かたる：それは昔の古きよき時代の話だよ。最近は部品会社も力を付けて系列店以外のシェアがどんどん高くなっているよ。日本のメーカーだけでなくドイツや韓国、中国と幅広い会社に供給しているよ。だから昔と評価を買えるべきだと思うよ。それに現在の自動車産業は稀に見る歴史的な拡大期に位置するね。おそらく今後１０年近く時代を謳歌できる環境だと思うよ。その時代的な入り口でＰＥＲ１０倍以下の話しはないよ。

問題はそのような夢のある会社まで見捨てられていたが、最近、ようやく心ある外人投資家が評価を変えてきたね。故にかたる銘柄の躍進が見られるのでしょう。国内の機関投資家は投資を知らないサラリーマンだからね。ようするに素人集団だよ。今日の短波かな？良く分からないが…僕の使っている証券会社社のラジオのような解説でネットトレイダーが登場していたね。だんだん日本の実力本位の体制に変わるよ。

トロ：ハハハ…証券マン、失格の烙印を押されたかたるらしい。面白いよ。

かたる：まぁ、今に見ていろ！僕だって…。

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投稿者 kataru : 2010年12月07日 19:39