未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2011年02月09日)

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かたる:今日は遅くなりました。たまには、失業者のカタル君も用事があります。まぁ、今のところ失業者ですが…この呼称が投資家に変われればいいのですが…果たしてどうでしょう。でも時々、分かっていながら馬鹿をやりますからね。このバカが止められません。幻想をいつも抱いているのです。人によっては夢とも言いますが、この年になって夢なんて…言えませんね。若者ならいざ知らず…いい年をした親父が夢を抱いて放浪生活なんて…世間一般では認めてくれませんから。

さて今日は時間がないので簡単にします。相場が好調になってきたためか、カタル君の推奨銘柄が上がってきたためか分かりませんが、先ほど久しぶりに訪問者数を確認したところ、1000人ほど増えて5000人を超えていたようです。一時は1万5千人程度、常時ありましたから減りましたね。世間一般はこんなものなのでしょう。僕の性格から嘘はつけないので赤裸々に報告していますが、窺った見方をする人はたくさん居ますからね。仕方ありません。まぁ、ボランティアでこんな金にもならないことを、ずっとやっている方が疑わしいのでしょうが…、僕自身も不思議です。いつやめようか…と、いつも思っていますが…結局、やめずに続けていますね。

今でも最初の頃の読者は居るようで日揮の300円台の推奨を覚えている人もいます。考えてみれば良い銘柄も当てているようですが、ベンチャリのような屑も掴んでいるわけで玉石混合は否めません。未熟と言うか性格と言うか…。僕だって一流株に絞れば、かなりの成績でしょう。自慢じゃないですが先日の東レと帝人の比較などはなかなかでしょう。僕は経済研究所に勤めていれば、もっと良いレポートを書けたのでしょうが、何しろ雑草育ちだからね。基礎が今一です。経済も知らなかったし…まぁ、今でも数学は苦手です。

目先投資をしている人とのんびり派では考える視点が違いますからね。多くの歩合セールスがディーラーなど簡単だと思っていますが、現実の感覚は別物です。どちらが正しいか分かりませんが、小さいお金ならディーラーで稼げるでしょうね。しかし億円を超えるようになると難しいでしょう。当たり前です。板に玉が揃っていませんね。故に、みずほで100万株単位のディーリングに移行する人もいるでしょうが…、たかが100万ぐらいだから大変ですね。それ以上は市場が受け付けませんから…。昔は1000万株単位だったのです。小さく縮んだものです。

まぁ、余談は兎も角、今は難しいですね。外人投資家の源泉は自国市場ですから、米国株が崩れれば日本も当然アウトでしょう。しかし米国株はFRBが支えていますからね。調整らしい調整を入れられない、弱みを感じるようになってきましたね。今日は中国が利上げし上海総合は若干、安いですね。原油価格は北海ブレンドで100ドル前後です。ヨーロッパにエジプトの仕掛けが存在し…新興国の失速の仕掛けもありますが…その仕掛けを何処で発動するのか? 今の焦点はそこですね。既に3Qは相場に織り込まれています。争点があるとすれば、4Qの落ち込みをどの程度に見るかどうか…。現在のところ、中国の利上げの反応は薄いと判断しているのでしょう。しかしそろそろ何回目かな? いくら現金取引の国だと言っても、気になる水準になってきました。問題は上海総合株価指数です。

今の相場がスーパー成長サイクルに移行するためには、やはり資源にかかる物価高を消化する必要があります。4-6月期からですよ。日本も物価の上昇ラッシュになります。ようやくデフレ環境が外部要因によって改善されます。問題はまだ違和感のある価格があることです。例えば自転車のタイヤ交換はいくらでしょう? 前と後ろのタイヤを交換したら新品を買った方が安いなんて…明らかにおかしいですね。

先日、驚きましたね。妻が働いたので、保険や年金の廃止手続きをしたのですが、担当者の話ではこれからの支払いは安くならないのだそうです? 思わず耳を疑りました。…と言うことはサラリーマンの妻は3号年金を利用し、年金も払わなければ、保険料も払ってないのですね。一体、この負担は税金で賄われているわけでしょうね。なら自営業者の妻はどうなるのでしょう? 不思議なことが、たくさん日本にはありますね。

だから世界の物価高が日本のデフレ社会をどう緩和するか分かりませんが、株式に限ると相変わらずPBR1倍以下の銘柄は多く、異常な価格帯を形成しているから、多少、休みなく上がっているからと言って、過度の警戒感を持つのもどうかな?とも考えており相場観を修正すべきか…悩んでいますね。正直に言えば、下げましたが、本日のみずほの170円台はかなりショックだったのです。ここがターニング・ポイントかもしれませんが…また判断がつかないですね。

辞めて良かったと思います。このような時に証券マンならばノルマをこなさなくてはなりません。故に買いたくもない株を無理やり買う羽目になります。そうして失敗しますね。こんな時の選択肢で値幅を取りに行けばやられます。どっち道、損をするわけだから、損の少ない銘柄を選ぶわけですね。その時は好業績の株が良いでしょう。僕なら下がることを前提で東レや日立を選択するかな? おそらく今は空売りでしょうが、もっとも戻りがあると考えられますね。もう一つはダイキンのような下値の銘柄を買うとかの選択肢も存在しますね。

でも僕は毛色の違う資源を選択するでしょう。下の業績推移を見てください。
1Qと2Qでは明らかに悪化していますね。1Q発表時の2Q予想より、実際の2Q実績値は悪化しています。しかし2Q発表時の通期予想より3Q時の通期予想の方が改善し、事実、2Q時の赤字幅を縮めていますから、このまま推移すれば4Q時は更に改善する可能性がありますね。決算数字は時系列に追わないとなりません。僕は明日この株を買い増しする予定です。ただ買いで臨むべきか、ほかの銘柄で空売りを仕掛けるか…難しいな。銘柄のヒントは石油関連ですね。明日、銘柄を発表しますね。それでは今日はこの辺で…。

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投稿者 kataru : 2011年02月09日 22:20