今日の市況(2012年02月03日)
かたる:昨日少し触れましたが金融セクターが登場すると、今までは相場の終盤になっていたように感じていました。所謂、出遅れセクターの大物と言う感じです。でも本当は違うのですね。皆さんにも、一度ぐらい本物の金融相場を味わってほしいのですね。これだけ長いデフレ環境が続き、本来なら政策転換による大相場が生まれても良いのです。理屈上は長い低迷の後は、大きな相場が来ることになっています。いつまでも苦節生活が続く通りがないのですが…不思議な時間ですね。
長い低迷、買っては投げ、買っては投げを繰り返したDENAがようやく4連騰ですね。残念ながら商売敵のグリーの二番煎じに見えますが…僕はグリーの事を調べたことはありませんが、DENAより先を行っているのでしょうか? 次は海外展開が焦点になる筈で、昨年の8月から本格的な展開を始めたので、早ければ今年中にその成果が問われますね。普通の株になるか、日本が世界に誇る文化として認知されるかどうか…。日本の多くの芸術家は海外で評価され、再認識されるケースが多いのです。
グリーの決算の中身を見てないので判断が付きませんが、この休みに研究してみましょう。もし中身に海外売り上げの上積みを感じるようになれば、株価はこんなもんじゃなく、ここから2倍や3倍に跳ね上がり、一大人気の相場になります。果たしてどうでしょうね。
今日は時間がなくて、詳しく調べている暇がありません。原稿も限られた時間の中で作成しています。マツダは悪材料出尽くしのイメージでしょうか? この銘柄にはヘッジファンドの介入がありますからね。為替状況が変われば本命になりますよ。シャープはどうにかプラスですね。パナソニックも同様です。基本的に株価に悪材料は織り込まれていますが、問題は将来性のビジョンがあるかどうか…ソニーの発言なんか今ひとつ明確なシナリオが見えませんね。ソニーはやり方次第で、映画のソフト資産からゲームと役者はそろっているのですが、アップルに大きく水を開けられました。出井さんの有機ELに拘った時代の流れの読み違い。僕のケースと同じです。世に出すタイミングのむずかしさ。この辺は運なのでしょうか?
時代が下り坂の時にお金を使おうとする人間とか…、大きな努力していなくても、時代の流れに助けられ、恵まれた条件の中で生活ができる人とか…運命の流れを感じます。会社の株価も同じですね。たまたま楽天の三木谷さんはタイミングに助けられた。運のある人は大勢います。逆境を克服できる時に株価も大きな変化をするときがあります。どうなるのでしょうか? さて続きは週末にしましょう。それではまた。
投稿者 kataru : 2012年02月03日 17:38