未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年03月12日)

かたる:株価位置が高くなり、欧州危機が言われ続け、日経新聞やNHKが盛んに不安を煽っていたムードは綺麗に払拭され…メディアの功罪は大きなものだと考えますね。僕は一貫して強気の姿勢なのであまり参考にならないかもしれませんが、イタリア国債の償還額が減っているのに7%を超える利回りを提示していました。第一回目のECBの資金供給の後も利回りは高かったですからね。野村にイタリア国債を買えと進言した社員は野村を離れ…情報の価値観が問われた昨年末から年初でした。

今は24年ぶりの9週連続陽線に沸いているように見えますが…僕の心はなかなか…戻りません。しかし過去のカタル銘柄のJトラストやタカラレーベンなど…さらには鬼ゴムのその範疇でしょうが、なかなかの成績のようです。いくつかの候補をカタル銘柄として掲げ、つい最近も2銘柄、有機EL関連とキャパシタを追加しましたが…、この銘柄群の中で高株価になるものを見ているとやはり収益性のようです。何れむかし手がけてアーレスティーなども大きく上がるのでしょう。ホンダ系で米国は景気回復基調ですからね。

s20120312a.gif


s20120312b.gif


要するに、どれを選択するかです。お金に限りがある訳で…大きなファンドなら別ですが全ての銘柄を取り組む訳に行きませんからね。銘柄の絞り込みが大切な訳です。本当は良い銘柄が見つかれば一つで充分なのですね。タイミングが全てで旬に輝く時期に手掛けることが出来れば一番いいわけです。

今の懸念材料は何でしょう? 米国の統計数字はマズマズの推移を示しており、仮に先日の200ドル安を演じると…FRBは不胎化QE3の話しが出て来るように…なかなか相場は休みを入れたいのに…休みを与えませんね。欧州危機は依然続くのでしょう。各国の財政支出削減の緊縮財政はイギリスの例を見ればあまり株価の下げ要因とは言えないようです。ロンドンのオリンピックは間もなく終わるから…更なる落ち込みが気にはなります。

今の話題はむしろ中国の2月の貿易赤字でしょうか? しかし春節を挟んでいるから何とも捉えづらいものです。先日、日経新聞が報じた車の補助金の話は観測記事かな?もし実現するようなら、マツダにとっては好材料の追加になりますね。この中国の不動産規制からの動きも気にはなりますね。資金の供給力があり株価の下落の心配は薄いですが…やはり先日の200ドルを超える米国の下げを見ると…気は抜けませんね。

僕には理解できない相場付きの面もあり…現場を離れているためか?スッキリ見えてないようですね。やはり相場を見ている時間が少ないせいかな? 相場付きの理解度が薄いような気もします。ピッタリ当たらないものね。昔、僕が手掛け大きく下がった株も面白そうな銘柄が沢山あるようです。しかし全体は、まだまだアクティブな動きが市場に見られないのが残念な所でしょうか?

人気ブログランキング 「今日の市況」は人気ブログランキングに参加しています。

株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ

投稿者 kataru : 2012年03月12日 10:23