未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年03月29日)

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かたる:非常に迷っていますね。ここは難しいな。相場付きは完全に流動性による金融相場のイメージで動いていますが…いくつかの点で、合点がいかない部分があります。ただ名目GDPと実質GDPの使い分けを行った点は、ようやく世間の一般認識は官僚マジックを超えたかな?との思いもあります。今朝の各紙は官僚からの要請でしょうが、一斉に消費税引き上げに対する応援の記事でしたね。このシナリオの流れに乗るなら、政策転換の可能性があるのかもしれない。

私は以前から疑っているわけです。一流大学出の超エリートは「失われた時間」を意図的に作っていると…。その方針転換は消費税の引き上げで…、何故なら、引き上げ後に本格的な成長路線に移行させれば、自分達の配分する裁量権は増えるから、政策は転換される。…との考えもあります。

意図的につくられた停滞期間があった。最初はきっと気付かなかったのでしょうが…、バブル崩壊後、ある程度の期間を経て、彼らはこのチャンスを利用したんだと考えるようになりました。ある意味で小沢さんが反対する理由も分かる気がします。「徹底した合理化により官僚組織を縮小させる。そうしなければ日本には本当の成長は訪れない。」このスタンスはあり得ますね。この国の病巣を叩き潰せなくても縮小させようとの考え方ですね。

厚生年金基金の話で天下り問題が話題になっていますが、こんなことは常識で…日本の国の方針を決める有識者会議のメンバーは多くは大学教授などですが、こちらも多くの官僚崩れが、大学の先生になって行っており、方針を決める有識者会議もコントロールされ、今日の新聞各紙に見るように…どの新聞もメディアは全て、ある方向性にコントロールされていると…。

考え過ぎかな?とも考えますが、比較的、デフレをインフレに移行させるのは簡単な話なのです。だから…消費税の引き上げになると、インフレへの移行が可能になり(自分達の予算裁量権が増えるからです)だから金融相場がスタートするとの読みもありますね。でも消費税引き上げ10%後が見えなくなり、数年後に、再び闘争になるかも知れません。つまり政策転換への期待と迷いがありますね。何度も騙されると、やはり慎重になります。しかし25年ぶり10週の陽線連続をどう解釈するか…。素直に踊る阿呆の道か?

まぁ、金融相場なら、いくらでも儲けられ慌てることはないかな?
もう数か月間様子を見てから。結論を出しても充分に間に合うでしょう。そうも考えますね。だから野村とみずほを見ていれば大きな路線が分かるのでしょう。個別銘柄の話しより、この方針論が見えなくては、銘柄選別から投資方法まですべてに影響を与えますからね。仕方なく、かたるは二つの路線、どちらでも良いようなポジションを維持し様子見を決めています。

方針が決まれば…いくつかの銘柄は直ぐに思い浮かびますね。今日はいつもの話しの繰り返しですが…重要な点で迷う時間が続いているから、何度も繰り返して同じことを述べているのでしょう。どっち道、焦る必要はないとも考えています。もうここまで上がった相場だから…ね。今日はネット文化株が高いね。本当は循環物色が一番強いけれどね。どうなるのか…今日は補足する時間があるかどうか分かりません。午前中にアップしました。また…ね。

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投稿者 kataru : 2012年03月29日 10:47