今日の市況(2012年10月03日)
かたる:僕もずいぶん日本人的な感覚になってきたのでしょうか?世界中のニュースを聞いても何故か悲観的に考えてしまいます。日経新聞の一面にはカローラの話が載っていました。何れトヨタの300万台死守も撤回されるでしょう。無策と批判される日本の金融政策ですが…世界一の債権大国なのですから、この経済的なユトリを使わずにどうするのでしょう。貿易赤字が膨らみ、財政赤字が膨らみ、何れバランスが崩れますね。消費税引き上げでそのスピードは緩みますが、10%では到底追いつきませんからね。社会負担が引き上がると当然日本を脱出する人も居るでしょうが、ファーストリテイリングの売り上げが1兆円を超えたとか…すごい規模ですね。しかし世界基準ではどうなのでしょう。今はインターネットがあり、このような疑問に簡単に答えてくれますね。H&Mが2009年度で世界一だそうで1兆2319億円だそうです。ZARAなどを有するインデックスが1兆1388億円、米国のギャップが1兆1159億円だそうで…ファーストリテイリングが4位ですからこの水準は世界で肩を並べるわけですね。ロンドンにもユニクロがメインストリートに出店されており少し割高な価格だったようです。しかしユニクロには既に昔の激安店のイメージはないのですね。
デフレ産業で大きく伸びたユニクロやニトリなどのイメージでしたが…こう考えるとニトリの世界展開は大きく遅れている様で、経営努力でいくらでも大きく伸びる素地があるのではないでしょうか?あとは経営者次第でしょう。ニトリは革命的な価格形態ですね。僕は大塚家具で一度、色んなものを買いましたがもしニトリを利用していれば、おそらく1/10は大げさかな?でも確実に1/5ぐらいには収まっていますね。僕がお金を使ったのは2003年から2004年かな?その頃のものは、そろそろ皆壊れてきました。あの当時50型のテレビは100万円でしたが…そろそろ画面に不具合が生じています。一度パネルを取り換えたのですが…最近の家電製品は製品の寿命が短くなっているのでしょうか?それともハズレの製品だったのでしょうか…。しまむらも頑張っているのですね。4000億円台の売り上げは世界でも7位に位置するようです。
ユニクロが激安店だと思っていた人間の感覚は間違いで既に世界的なアパレルメーカーになりましたが、ロンドンで大流行りのメーカーが確か「PRIMARK」という店です。パークストリートとオックスフォードストリートの角にあり、連日、長蛇の列だそうです。確かに安いのですね。東京と比べロンドンは寒く厚手のセーターを買ったのですがたしか20ポンドだったかな?3000円に満たないのですね。東京ではおそらく2倍の価格はするでしょう。ロンドンの激安アパレルをお求めなら、一度、行ってみると良いでしょう。まぁ、この価格だから縫製はいい加減なものですが…そこそこの製品です。
当初、割高と言われていたようですがソフトバンクのイー・アクセスの買収の話ですが、僕は孫さんらしい決断だと思いますね。借金の返済が峠を越え資金繰りにユトリが出てきたこと…更に設備投資負担が増える事を考え、何と言っても電波の割り当てが増えますからね。いずれKDDIも買収の対象になるでしょう。ただ携帯会社は儲け過ぎです。だれもまだこの事を言いませんが、いずれ社会問題とされるでしょう。LTEなどの投資が一服すると利益の問題が問われるでしょうね。公共性があるという事はあまり儲けてはならないのです。適正利潤を確保しても良いのですが利益の増大を評価しませんね。だから株価面では売り場でしょうね。僕はそう考えています。ソフトバンクの株価波動をよく見れば分かりますが、この株も何度も売り買いが出来ますね。その度にお金を大きく膨らませますね。おそらく誰かがこの波動を利用している可能性があるのではないでしょうか?
考えてみればお金儲けは簡単なことですね。時間軸をずらせば良いのです。ところがこの時間軸と言うものが貧乏人には大変な課題なのですね。三菱UFJにしても350円台はやはり下値でしょうね。あと下があっても僅かなものでしょう。何度でも利用できますね。素質のある株は限られますが、業績が伸びる会社は大体わかりますね。問題は株価の読みですが、現在は市場の参加者が少なく相場が跳ねません。短期筋のプロしか参加しておらず、政策も愚策が多いので大きな変化が望めませんね。大概は跳ねれば売り場になります。だから空売りの方が儲かりやすい環境です。しかし中央銀行が量的緩和を実施しており通貨の不安定な国から叩かれます。QE3の影響は、早速、イラン経済に現れてきたようですね。ある意味でQE3は国家戦略ですね。戦略的な米国にはなかなか勝てませんね。
僕は尖閣問題の背景を一般の新聞やテレビ程度しか知りませんが、何故、前原氏が容認したのか?おそらく背景があるのでしょう。しかし前原氏本人がこの段階まで読んでいたかどうかは定かではありません。竹中平蔵のUFJ騒動も後で知れば国家戦略だったとの見方も出来ます。一部の報道では彼は年末年始に移住するそうで、明らかに1月1日現在に課税されるシステムを悪用しているという指摘もあります。本当かな?と僕は思うのですが…娘が2月に結婚しロンドンに行きましたが、今年、住民税を請求されています。もし昨年末なら、この住民税は払わなくて良かったのです。およそ年間で20万円ほどなのですが…。如何でしょう。このような知識を知らない人は大勢いると思います。もし知識があれば…それを利用する人も出て来るでしょうね。僕は未だに住民税を分割納税しています。いったいこんな貧困生活をしているのに…いくら税金を払っているのでしょう。1億以上は納めているのは確実でしょう。もし米国なら…過去に納税した分を遡って請求できるのですね。たしか大きな損失を抱えた場合、7年前まで税金を請求できるのですね。日本では駄目なのですね。仕組みが違うので敗者復活戦はありません。米国は一度、敗れても敗者復活できる仕組みがたくさんあります。ところが日本は死者に鞭打つように納税義務が課されています。
如何ですか?IRNETを見ていると、たまには情報の価値を役立ててくださいね。別に株の話ではなくてもいいわけですね。山本周五郎の「ながい坂」を読みましたか?あれは良い作品ですね。できれば「樅の木は残った」と「虚空遍歴」を読んでから「ながい坂」をお奨めしますが、別に連作でもないし…「ながい坂」だけでも構いません。彼は浦安に住んでいた時期があるのですね。「青べか」はその頃の生活模様が書かれており、古き日本村の様相が描かれています。あのようにのんびりしたものなのですね。今では浦安はディズニーランドが出来たり、高級住宅地として開拓されたりしていますが…昔は長閑なものですね。
相変わらず、高人気のSNSゲーム関連ですが、次のターゲットは四半期発表の少し前でしょね。いつかな? 調べてみれば簡単に分かります。今から宣言しておきますが、大きく株価波動が変わる可能性がありますね。こんなことは常識です。僕は、三菱UFJは安いとしていますが、まだ下げ波動なのですよ。でも下値は知れているので、もう直ぐ横ばいになるでしょが…そうするとまたチャンスが来ますね。別に売りそびれても構いません。何れ大きく上がりますね。要するに時間軸を何処に設定するかの問題なのですね。ソフトバンクはイー・アクセスを買収したので、暫くは資金的にユトリがありませんが、1年か2年すればまた大きくユトリが生まれますね。あの会社はすごいですね。金融機能をフル活用しています。つまり財務レバレッジを極限まで利用して経営をしているのですね。ところが多くのベンチャー企業は財務面の専門家が居ないのでしょう。非効率な経営をしています。一度、金融工学を良く知っているコンサルタントに相談すべきですね。特にROEが高いのに無借金の会社などは、折角、上場したのですから知名度を生かすべきですね。上場メリットとは何かを考える必要があります。
今の関心は前原さんが国家戦略でどのような方向性を発揮されるか?見ものですね。僕は期待しているから失敗を酷評しています。そう言えば蓮舫さんはどうしたのでしょう。彼女のキャラにも期待しているのですが…折角の器を育て利用しない手はありませんね。次期選挙は自民党政権でしょうが…どうも頂けませんね。時代の流れかな? 韓国との通貨スワップ協定を打ち切るらしいですね。イランが通貨インフレで、背景にモサドの策略もあるのでしょうか? これらは重要なパーツですね。勿論、日経新聞の棚卸資産の増大、資産の回転率の問題もある意味を持っています。アイフォーン5の対応でしょうが…この辺りにもお金の匂いがします。ロイドは棚卸補償保険を創ると良いね。きっと需要はあるでしょうね。やはり金融はアイディアの世界ですね。みずほもまた125円の位置ですね。色んな思惑が考えられます。頑張ってくださいね。

投稿者 kataru : 2012年10月03日 13:55